トヨタ ランドクルーザー70シリーズ新車情報・購入ガイド 祝! 30周年! 期間限定復活! 覚悟が必要な燃費6.6㎞/L! 燃料タンクは130L! [CORISM]
トヨタ ランドクルーザー70最新新車情報
愛されるのには訳がある! 世界中が信頼した超タフネスなクロスカントリー4WD、ランクル70復活!
ランドクルーザー70シリーズは、悪路走行にも対応したヘビーデューティ仕様として、1984年に日本デビュー。その後30年にわたって世界各国で愛用されてきた歴史あるモデル。国内では、2004年に販売を終了したが、70シリーズの復活を望むファンの強い要望に応えるべく、誕生30周年を記念して、ランドクルーザー70シリーズが期間限定で再びマーケットに帰ってきた。
再び投入されたランドクルーザー70シリーズは、ラダーフレーム構造による高い堅牢性・耐久性や、パートタイム4WD を組み合わせた高い走破性など、ランドクルーザーの特長はそのまま継承。安全装備など昔のままでの再販は難しいことから、現代的な内外装デザインや安全装備などを新たに装備した仕様となった。また、過去に発売していた4ドアバン に加え、国内で初めてダブルキャブピックアップトラックを追加し、ラインアップを充実させている。
ランドクルーザー70は、世界中で愛されてきたのには理由がある。それは、ランドクルーザー70の使われかたに大きく影響されている。日本では今では、オフロードを探すのは困難になってきたが、海外のランドクルーザー70は、まさに道なき道を行くクルマ。そんな環境下で、ガンガンと使われる。こういった環境下では、ちょっとしたことでクルマが壊れていたり、簡単にスタックして身動き取れなくなるようでは、乗員の生命にも係わる。そのため、絶対に壊れない、どんな路面状況でも脱出できる。仮に壊れても、容易に修理が可能でなんとか戻ってこれるということが条件となる。
そういった要件を踏まえ、通常の乗用車よりはるかに厳しい基準に基づき車両を設計されているのがランドクルーザー70だ。また、その高い能力だけでなく、30年間継続して改良されたきたこともユーザーの信用を勝ち取った。こうした改善の繰り返しは、工場などの品質・効率を含めたトヨタの強みが反映されたモデルと言えるだろう。
国内においては、そうした使われ方は少ないが、オフローダーとしてのパフォーマンスを趣味の世界やライフスタイルに取り入れたいという顧客には、今回の復活はまさにチャンスといえるだろう。
今や、こうしたいかにもオフローダーやクロカン4駆というよりもSUV と呼ばれる都会派デザインが主流。そんなモデルが人気な時代。それだけに、逆にノスタルジックな雰囲気も漂う四角いデザインは、ある意味とても新鮮だ。都心でこうしたクルマに乗るというのも、逆に新鮮で注目度は高いだろう。
そんなランドクルーザー70だが、今このクルマを乗るということは覚悟が必要。搭載されるエンジンは、V6 4.0L 1GR-FE型が搭載されている。燃費はなんと、6.6㎞/Lだ。随分前のエンジンな上に、ハイオク仕様。ランドクルーザー70に乗れるなら、ガソリン代なんて気にしない! そんな覚悟が必要だ。燃料タンクは130Lもある。
トヨタ ランドクルーザー70車両概要
1.あらゆる道を走破する優れた走行性能
<シャシー・ボディ>
▽歴代ランドクルーザーに代々引き継がれる、通常の乗用車よりはるかに厳しい基準に基づき車両を設計。さらに30年間継続してきた改良の蓄積により、優れた耐久性・走破性を実現
▽閉じ断面形状のフレームをはしご型に配置した伝統のラダーフレーム方式を採用し、悪路を走破する際に求められる高い剛性や強度を実現するとともに、優れた安全性や快適性の確保にも寄与
▽荒れた路面の走行や障害物乗り越えのため、余裕のある対地障害角を確保することで、乗用車では踏破できない起伏の激しい地形での走行が可能
▽ボディタイプは4ドアバンとダブルキャブピックアップの2種類を設定し、バリエーションを拡充。4ドアバンはランドクルーザーらしいフォルムと高い居住性を実現。国内初設定のダブルキャブピックアップは、堅牢なデッキスペースを備え、最大600kgの貨物を積載することが可能
<動力性能>
▽パワートレーンには、V6・4.0L 1GR-FEエンジンを国内初採用。軽量コンパクトなアルミ製シリンダーブロック、吸気効率を高めるVVT-iや、ACISの採用などにより、燃費は6.6km/L(JC08モード走行燃費*3)を確保しながら、最高出力170kW(231PS)、最大トルク360N・m(36.7kgf・m)の高い動力性能を実現
▽トランスミッションは、2速と3速にトリプルコーンシンクロを採用した5速マニュアルとし、優れた操作性・耐久性を実現
▽トランスファーレバーの操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステム(デュアルモードオートマチックロッキングハブ付)を採用。市街地や高速道路では静粛性や燃費性能に優れた2輪駆動とし、不整地や滑りやすい路面の走行時、4輪駆動に切り替えることで、快適性と走破性を両立
▽駆動輪の空転によるスタックを避ける電動デフロック(前後)をオプション設定。スイッチ操作でデファレンシャルギアをロックすることで接地している車輪に駆動力を伝え、泥道や大きなくぼみからの脱出しやすさ向上に寄与
▽フロントバンパー内部にビルトインできる電動ウインチをオプション設定。自車の駆動力だけでは脱出できないスタック状態からの脱出や障害物の撤去、また荷物の移動など、走破性と利便性の向上に寄与
2.時代の要請に合わせた進化
<デザイン>
▽エクステリアは、ランドクルーザーらしい質実剛健なイメージを継承しながら、フロントフェイスに現代的なデザインを採用。フロントグリルやフードなどの形状を変更したほか、ウインカーと一体となった現代的な異形ヘッドランプを採用
▽インテリアについてもランドクルーザーらしい力強さを継承するとともに、現代的な意匠を採用。インストルメントパネルはオフロード走行時に車体の姿勢を把握しやすい水平基調のストレートなデザインとするなど高い機能性を確保
▽特別感を付与するため、30周年記念の専用エンブレムをボディサイド両側に装着したほか、専用本革キーボックスや専用本革車検証入れを設定
<安全装備>
▽衝突時の乗員保護に寄与するSRSエアバッグや、制動時のタイヤロックを防ぎ非常時の操作性を確保するABSなど、時代の変化に合わせた安全装備を備え、安全性を確保
トヨタ ランドクルーザー70紹介動画
トヨタ ランドクルーザー70価格、燃費、スペックなど
・バン 5速MT パートタイム4WD 3,600,000円
・ピックアップ 5速MT パートタイム4WD 3,500,000円
代表グレード | トヨタ ランドクルーザー70バン |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,810×1,870×1,920mm |
ホイールベース[mm] | 2,730mm |
車両重量[kg] | 2,120kg |
総排気量[cc] | 3.955cc |
最高出力[kw(ps)/rpm] | 170[231]/5,200rpm |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 360[36.7]/3,800rpm |
トランスミッション | 5速MT |
JC08モード燃費[km/L] | 6.6km/L |
定員[人] | 5人 |
消費税込価格[円] | 3,600,000円 |
レポート | 編集部 |
写真 | トヨタ |
トヨタ ランドクルーザー70画像集
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