ホンダ N-VAN e:プロトタイプの目次
2024年春発売のEVバンがN-VAN e:
ホンダブースの端に置かれていたのが、2024年春に発売を予定している軽商用車の電気自動車であるN-VAN e:だ。
既存のガソリン車の基本パッケージングをベースに、床下にカセット化した電池を搭載することで、ガソリン車と変わらない荷室容量を確保したという。この荷室には、長さ380mm×幅310mm×高さ280mmの段ボール箱を71個も搭載できるという。
N-VAN e:は、基本が商用車なので内装の仕様や装備もシンプルなものだ。ベースグレードでは座席が運転席のみで、助手席部分も荷室とした仕様になっている。
N-VAN e:、価格は補助金を引くと200万前後に?
このモデルだと補助金を考慮して200万円を切る価格を想定しているという。逆に乗用ユースを意識したモデルでは、内装の仕様も乗用車感覚のものになるようだ。広い室内をどのように使うか、買ったユーザーがカスタマイズして楽しむクルマという風に考えたら良いだろう。
重量の重い電池を床下に搭載することで、操縦安定性は電気自動車ならではの安定性の高いものになるという。
動力性能は、ガソリンのターボ車と同じになるようだが、電気自動車の特性からアクセルを踏むとすぐに最大トルクが立ち上がるので、力強い走りが可能になる。むしろ積載荷物のことを考えて、急発進になり過ぎないような制御を入れるそうだ。
電池は、6kWの普通充電なら5時間、50kWの急速充電なら30分とされている。必要な装備の追加が必要になるが、最大1500Wの給電能力を持ち、非常時にはヴィークル・トゥー・ホームで使えるという安心感もある。
<レポート:松下宏>
トヨタ、ダイハツ、スズキ商用軽バン電気自動車、新車情報・購入ガイド
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