直噴2気筒ターボエンジンを搭載した異端な軽自動車【ダイハツD-X(ディークロス)】東京モーターショー出品車 [CORISM]

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【ダイハツ】2011/12/06

ワイルドなボディと直列2気筒エンジンで、ちょっと異端な軽自動車スポーツ

ダイハツD-X(ディークロス)
 ダイハツは東京モーターショーで、軽自動車のオープンスポーツカー「D-X(ディークロス)」を世界初公開した。

 ダイハツD-X(ディークロス)のボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,275mmと軽自動車サイズのコンパクトなボディをもつ。ちょっとマッチョなスタイリングは、樹脂ボディーを載せ替えて様々なタイプに仕様変更も可能だという。

 搭載されるエンジンは、直噴直列2気筒ターボ。このエンジンは、2009年の東京モーターショーにも展示されていた。当時は、ミラ・イースにこのエンジンを搭載するなどの噂が流れていた。2気筒にするメリットは、熱効率やフリクションの低減などが上げられている。さらに、ターボを装着して低回転からトルクを出せば、積極的に高いギヤを選ぶことにより、エンジンの回転を抑えることで低燃費化ができるメリットもある。排気量は違うが、同じ2気筒ターボエンジンのフィアット500のツインエアの狙いもそこにあった。ただ、フィアット500ツインエアもそうだったが、やはりエンジンの振動が気になる。しかし、スポーツカーであれば、それも味のひとつとして受け入れられる可能性もあるので期待は高い。当然、次期コペンという予想もできなくはないが、今すぐ登場という完成度の高いモデルではなくコンセプトモデルの域。2気筒エンジンとマッチョなスタイルで、ちょっと荒々しい軽スポーツというのも、最近のおとなしいクルマばかりの中では異端でおもしろい存在だ。

ダイハツD-X(ディークロス)
ダイハツD-X(ディークロス)
ダイハツD-X(ディークロス)


ダイハツD-X(ディークロス)
ダイハツD-X(ディークロス)
ダイハツD-X(ディークロス)

ダイハツD-X(ディークロス)

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(レポート:CORISM編集部

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