アルピーヌ復活の狼煙、第1弾がA110
こんにちは! みじゅです。
今回は、初代A110をイメージさせるややクラッシックで上品なデザインでありながら、走り出すと狼のようなゾクゾクする走りを楽しめる2代目A110を紹介いたします。
初代アルピーヌA110は、1960~1970年代にかけてラリーで大活躍したモデル。大きな丸型ヘッドライトが計4灯並んだユニークなフロントフェイスが特徴です。スポーツカーでありながら、愛着がわく可愛らしいデザインが多くの人に愛され続けてきたモデルです。その後、アルピーヌはフランス、ルノー社に買収。ルノーの1ブラントなりました。
そんなアルピーヌA110のブランド力は、かなり強力なものでした。そこに目を付けたルノーは、プレミアムスポーツカーブランドとしてアルピーヌを復活。その第1弾が2代目A110で、2017年末に公開。日本では2018年に発売が開始されました。
初代をオマージュしながら洗練さをプラスした2代目
エクステリアは、アルピーヌブランドを象徴する「A110ベルリネット」をオマージュ。丸型4灯のヘッドライトも生かされています。ただ、「A110ベルリネット」と比べると、全体的に筋肉質感があり引き締まったように見えます。スポーティーでありながらも、エレガントかつクラシックな装いを残した、流麗なボディが印象的でした。
また、空力性能を考えられつつも、優雅で無駄のないボディラインは、長く所有していても飽きのこないデザインだと思います。
今回撮影したA110Sには、専用装備となるヘッドランプブラックインサートやカーボンルーフが装備されていて、さらに精悍さが増しています。
インテリアは、ドライバーの気分を高めてくれるようなコックピットが一番の魅力です。軽さにこだわったA110ですが、A110Sはさらに軽さを重視。カーボンルーフだけでなく、アルミニウム、カーボンなどの素材を組み合わせ、わずか1脚13.1kgのSabelt社製軽量モノコックバケットシートが採用されていました。バケットシートなのですが、助手席に座っていても、それほどタイトでもなく、座り心地もよいのでデートカーとしても使えそうでした。
また、今回からCarPlayにも対応。より一層快適なドライブを楽しめる環境が揃ったように感じます。
A110Sでもデートカーに使えそうな懐の深さが魅力
私も今回、箱根ターンパイクを中心に、試乗をさせていただいたのですが、まさに車好きが喜びそうな魅力がたっぷり詰まったクルマになっていました。
A110Sに搭載されているエンジンは、1.8L直4ターボでミッドシップレイアウトになっています。A110Sでは、ベースグレードに対して+48psの300psを発揮するエンジンを搭載。アクセルを踏んですぐ感じるのは、素早いレスポンスと、ドライバーの気分を最高に高めてくれるエギゾーストサウンドです。
A110Sのサスペンションなどは、他のグレードよりもより走りに振っているため、少し硬めな乗り味です。最初、街乗りはキツイかなぁ、と思っていたのですが、速度が少し上がると、しなやかさが際立ってきました。A110Sでも、意外と乗り心地悪くない、なんて、思ったほどです。
ハンドリングは、ミッドシップなので、卓越した敏捷性を誇り、グイグイ曲がっていきます。それでいて、気難しいところもなく、長時間乗っていても、もっと運転していたい! と、ハイな気分になるクルマに仕上がっていました。
詳しい内外装紹介は、私のチャンネルでも紹介しているのでぜひご覧ください。
アルピーヌ A110価格
・A110ベースグレード 8,110,000円
・A110GT 8,930,000円
・A110S 8,970,000円
アルピーヌA110出力、ボディサイズなどスペック
代表グレード:A110S
ボディサイズ 全長×全幅×全高[mm]:4,230×1,800m×1,250
ホイールベース[mm]: 2,420
最小回転半径[m]: 5.8
乗車定員[m]: 2
車両重量[kg]: 1,110
総排気量[cc]: 1,798
エンジン種類:M5P型 直4 DOHC16バルブ ターボ
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm]:221(300)/6,300
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]: 340〈34.6〉/2,400
ミッション:7速DCT
WLTCモード燃費[km/l]: 14.1km/l
サスペンション前/後:ダブルウィッシュボーン/ダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ:F 215/40R18 245/40ZR18
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