【BMW 320d BluePerformanceツーリング長期評価レポートvol.4】ツーリングの荷室の使い勝手は?  気になる燃費とともに徹底チェック!(編集部レポート) [CORISM]

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2013/03/31

 

ツーリングを選ぶなら、荷室の使い勝手は重要なポイントだ!

BMW 320d BluePerformanceツーリング

セダンと比べてもそん色ないスポーティーなデザイン

 BMW 320d BluePerformanceツーリングは、どうしても話題が久しぶりに復活したクリーン・ディーゼルエンジン に集中してしまいがちです。しかし、ワゴン ボディのツーリングは、ラゲッジ・ルームの使い勝手も重要なポイントの1つ。いろいろ工夫が施されていたので、どんな感じかちょっとチェックしてみましょう。

BMWのツーリング・モデルといえば、走りを感じさせるスタイリッシュなデザインがウリです。新型3 シリーズ ツーリングもしっかりその伝統を引き継いでいます。セダン と比べてもスポーティさはそん色ありません。ただ、その分荷室の広さはどうかな? という考えが頭をよぎります。

ツーリングの奥行きの広さは、同クラスのFFベースのワゴン車たちと比べると、とくに広いという感じはあまりしません。後席が大幅に広くなったことも、理由のひとつです。だけど、なんだかとっても荷物が積みやすい! どうしてかと思ってリヤゲートを眺めてみると、バックドアのヒンジがほとんど屋根の上かと思うほど高い位置に取り付けてあるのに気が付きました。

これにより、ほぼ屋根の高さ一杯までリヤゲートの開口部が開いていて、段差の少ないフロア部分とあいまって荷物の出し入れがとってもしやすくなっているのでした。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

あまり奥行きは感じないが結構使いやすい荷室

BMW 320d BluePerformanceツーリング

バックドアはリモコンで開閉できる他、ドアのスイッチで閉めたりバンパー下に足を入れて開けたりすることが可能。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

ラゲージ・エリア・カバーとラゲージ・パテーション・ネットを装着。ドアヒンジはほとんど屋根の上と思えるくらい高い位置にある。

いろいろある便利な工夫! そしてドイツのライバルをしのぐ標準容量495L!

BMW 320d BluePerformanceツーリング

 そして、40:20:40の分割可倒式リヤ・シートも意外と便利そう。真ん中がバックレストごと全部倒れるので太くて長い荷物の積載もOK。家具屋さんに部屋のじゅうたんを買いに行った時などでも、家族4人がちゃんと乗れます。

荷室の床下にあるサブ収納も、常備しておきたい小物を収納でき便利。手前と中程、2ヶ所に収納スペースが隠れています。とくに手前のスペースは、カーゴルームの荷物を少し奥にずらしてやれば、荷物を載せたまま出し入れできそうなので、かなり使い勝手がよいでしょう。

試乗車では、この手前の部分にオプションのアダプティブ・フィクシング・システムのアルミニウム製のロッドが収納されていました。このロッドを荷室に装着しリヤ・シートとの間に荷物を挟みこんで固定することができます。スーツケースなど、荷室で暴れてほしくない大きく重い荷物をよく運ぶ人にはお勧めの装備です。

いろいろ使い勝手を確かめた後、カタログでラゲッジ・ルームの容量を見てガク然!なんと容量は、定員乗車の標準状態で495L(VDA値)もあったのでした。ライバルのメルセデス・ベンツCクラス ・ステーションワゴンが450L、アウディ のA4アバント が490Lですからそれより大きい!

ちなみに、リヤ・シートを全部倒した2名乗車の状態では1,500Lもの荷物を積めるそうです。こちらもライバルをしのいでいます(Cクラス・ステーションワゴンは1,465L、A4アバントは1,430L)。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

40:20:40の分割可倒式リア・シート。肘掛け部分だけじゃなくシートバック全体が倒れるので太くて長いものを積む時も便利。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

中程のサブ収納。こちらは蓋(ハッチ)式。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

手前のサブ収納。こちらはドア式。オプション(ストレージ・パッケージ)のアダプティブ・フィクシング・システム(アルミ製ロッド)を収納。

乗り心地も燃費もGood!長距離ドライブをよくする人におすすめの1台!

BMW 320d BluePerformanceツーリング

 さあ、それではいよいよ、BMW 320d BluePerformance ツーリングの燃費がどれくらいか試してみましょう。今回はコールドスタートで、一般道をしばらく走ったあと、首都高速を50kmほど走行。その後、東名高速を70km近く走って小田原付近まで行き、帰りは一般道で東京へ戻ってくる、というルートを取ってみました。総走行距離は284km、一般道と高速道の比率はだいたい55:45といった感じです。

コールドスタートなので、最初はあまり燃費が伸びません。比較的流れの良い郊外の幹線道路を約40分走った時点での燃費は13.8km/L。

しかし、ここから首都高速に入るとどんどん燃費が向上していきます。約25km首都高速をゆっくり走った時点で15.7km/Lと2km/L近く改善しました。ちなみに、首都高速を時速60km/hくらいで走っている時は、道路の継ぎ目の感覚が分かるややカタメの乗り心地です。

そして、中央環状線から東名高速に入り時速100km/h近くで走り始めると、このクルマの真の実力を実感! 乗り心地が良いという次元を超え、とにかく運転していてラクで楽しい!燃費もどんどん伸びていきます。東名高速を降りた時点で、なんと18.9km/L!

約95km高速道路を走行した区間だけの燃費は、21.1km/Lと驚異的! 大人2名乗車でエアコンオフでの走行とはいえ、この車格でこの値は十分満足行くものでした。

 

 その後、帰りは一般道を時々渋滞につかまりながら140kmほど走行して東京まで帰りましたが、アイドリング・ストップ機能のおかげもあり燃費はあまり落ちず、最終的に平均時速38.4km/hで17.6km/Lをマークしました。

高速での乗り心地の良さや燃費の良さ、それに燃料の軽油がガソリンより安いことを考えると、荷物を積んでよく長距離ドライブをする人には、まさにピッタリな1台と言えます。「自分のこと?」と思ったアナタ、ぜひ一度実車を確かめてみて下さい。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

燃費の良い2リッター4気筒ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン。エンジンカバーを外して見たところ。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

視認性の良いメーター。ライト点灯時は文字と目盛りの白い部分がオレンジ色に発色する。

BMW 320d BluePerformanceツーリング

一般道と高速道を55:45の比率で284km走行し、平均時速38.4km/hで燃費は17.6km/Lを記録(大人2名乗車、エアコンオフ)

BMW3シリーズツーリング見積り依頼

BMW 320d BluePerformanceツーリング価格、燃費、スペックなど

・320d BluePerformanceツーリング 4,910,000円
・320d BluePerformanceツーリング Sport 5,110,000円
・320d BluePerformanceツーリング Modern 5,110,000円
・320d BluePerformanceツーリング Luxury 5,110,000円
・320d BluePerformanceツーリング M Sport 5,350,000円

 

 

BMW 3シリーズ ツーリング公式HPはコチラ

代表グレード BMW320d BluePerformance ツーリング Sport
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,625×1,800×1,460mm
ホイールベース[mm] 2810mm
トレッド前/後[mm] 1,520/1,560mm
車両重量[kg] 1,620kg
総排気量[cc] 1,995cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] 135〔184〕/4,000rpm
エンジン最大トルク[N・m/rpm] 380〔38.7〕/1,750-2,750rpm
ミッション 8速AT
タイヤサイズ F:225/50R17 R:225/50R17
燃費 JC08モード 19.4km/L
定員[人] 5人
税込価格[万円] 511万円
燃料 軽油
レポート 堂島昭
写真 編集部/ユニットコンパス

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