2019年6月、最も売れたクルマは? N-BOXだけが2万台越え! 圧倒的な販売台数を記録

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【ビジネス・経済】2019/08/10

2019年7月度販売台数

 

増税前の駆け込み需要の様子は無し?

自販連と全軽自協の集計による2019年7月の新車販売台数がまとまりまった。
登録車は普通乗用車が140,565台で前年比10.3%増。小型乗用車が117,585台で前年比0.1%減となり、合計では5.3%増だった。トラックはもう少し好調で、トラックやバスなどを含めたトータルでは300,799台で前年比6.7%増だった。
一方軽自動車は、乗用車が121,272台で前年比2.1%減、貨物車が37,385台で前年比4.3%増。合計では0.6%減という結果だった。

登録車は好調なので、増税前の駆け込み需要の様相を呈しているようにもみえる。ただ、軽自動車は減少しているので、駆け込み需要というほどの盛り上がりにはなっていない感じもある。

なお、輸入車は26,883台で前年比プラスマイナス0で、外国メーカー車だけなら2.6%の増加だったが、日系メーカー車が11.5%減だった。

 

 

軽自動車強し! N-BOX、まさかの2万台越え!!

ホンダN-BOX
7月の販売台数で唯一2万台越えを果たしたホンダN-BOXが不動のナンバー1となった。ホンダN-BOX新車情報・購入ガイド一覧

販売ランキングの上位は以下の通りで、N-BOXが相変わらずのぶっち切りトップを続けている。これで23カ月連続の首位だ。前年比も22.3%の増加で、唯一2万台を超える台数を確保した。

2位以下は2位がデイズ系、3位がタント、4位がスペーシアと続き、軽自動車が上位4車種を占めている。8位のムーヴ系を含めると、トップ10のうち5車種が軽自動車ということになる。

 

強いトヨタ。トヨタ車以外で唯一10位内に入っているノート

日産ノート
モデル末期ながら検討した日産ノート。日産ノート長期評価レポート一覧

登録車は、前月は2位に食い込んだプリウス系が7月は5位にとどまっている。6位がノート、7位シエンタで、9位がヴィッツ、10位がアクアだから、トップ10のうち4車種はトヨタ車である。14位から7位に急上昇したシエンタはともかく、ヴィッツやアクアなどはモデルサイクルが長期化している割に販売は安定している。特にヴィッツは15位から9位への上昇だ。

トヨタ車ばかりだが、唯一10位内に入ったのが日産ノート。カルロス・ゴーン問題でブランドイメージが悪くなったものの、1.1万台を販売。ノートもヴィッツやアクアといったモデルと同様に、モデル末期の車種。アクアが前年比82.3%なのに対して、ノートは98.1%と好調を維持している。

■2019年7月新車販売台数(前年同月比) 1位~10位

1)N-BOX系              24,649台(122.3%)
2)デイズ系              14,801台(126.5%)
3)タント               14,520台(135.5%)
4)スペーシア             12,688台(107.1%)
5)プリウス系             12,093台(121.5%)
6)ノート               11,044台( 98.1%)
7)シエンタ              10,739台(156.5%)
8)ムーヴ系              10,346台(101.5%)
9)ヴィッツ               9,645台( 86.1%)
10)アクア                9,622台( 82.3%)

 

 

高収益車種がしっかりと上位にいるトヨタ。ハイト系ワゴン軽自動車の人気に陰りがみえる?

トヨタRAV4
高収益車種がしっかりと上位にランクインしているのもトヨタの強みだ。トヨタRAV4新車情報

11位から20位までの車種も同様に、トヨタ車の強さが目立つ。11位のルーミー、12位のカローラ系、15位のRAV4、16位のヴォクシー、19位のタンクと、半分の5車種がトヨタ車だ。小さなクルマだけでなく、モデルの新しいRAV4がしっかり台数を稼いでいるのも注目される。

このランクの軽自動車は、17位のミラ系と20位のワゴンRの2車種だけ。軽自動車は上位4車種のスーパーハイト系モデルが高い人気を集めているが、それ以外の車種はさほどでもないと見ることもできる。

売れるクルマが少ない苦悩の日産。今秋フルモデルチェンジ予定の新型カローラにも注目!

日産セレナ
堅実な販売台数となった日産セレナ。日産セレナ試乗記・評価一覧

13位はセレナ。日産はデイズ系とノートとセレナの3車種だけで商売をしている感じである。それ以外の車種は、41位にエクストレイルが入っているだけだから、かつてのフルラインメーカーとしての面影はない。日本市場にマッチした車種を投入する体制がとれるかどうかだ。

ホンダはこのランクに14位のフィットと18位のフリードの2車種が入っている。ホンダも日産と似たようなところがあるが、この後に23位のヴェゼル、25位のステップワゴン、31位のシャトルが入っているから、車種ラインナップは比較的充実している。

今秋以降に投入が予定されているのが新型トヨタ カローラ。カローラは、今月12位だが、フルモデルチェンジすれば、ベスト10内に入ることも十分予想できる。

■2019年7月新車販売台数(前年同月比) 11位~20位

11)ルーミー               9,477台(118.0%)
12)カローラ系              8,849台( 88.6%)
13)セレナ                8,791台( 98.5%)
14)フィット               8,663台( 94.7%)
15)RAV4                 8,646台(——-)
16)ヴォクシー              8,044台(104.5%)
17)ミラ系                7,654台( 68.3%)
18)フリード               7,608台(108.4%)
19)タンク                7,521台(114.4%)
20)ワゴンR               6,672台( 79.0%)

 

 

高級車なのにコンスタントに売れているアルファード

トヨタ アルファード
ヴェルファイアの倍近い販売台数となったトヨタ アルファード。トヨタ アルファード試乗記・評価一覧

21位から30位までの車種では、21位のアルファードがまず注目される。高額車の割に6000台を超える売れ行きなのは大したもの。以前はクラウンを買っていたユーザーが、今はアルファードを選んでいるということだろう。フロントグリルの押し出しの強さで34位のヴェルファイアを大きく上回るため、販売台数ではダブルスコアに近い形になった。

また、トヨタ車が強いのはこのランクも同じで、アルファードのほか、24位のノア、27位のC-HR、28位のパッソ、30位のエスクァイアとやはり5車種がトヨタ車である。

 

ミニバン、SUVが強い

また、このランクにはいろいろなクルマが入っていて、ミニバン系のモデルはアルファードのほかにノア、ステップワゴン、エスクァイアの3車種が入っている。この順位になってくると、総じてミニバンやSUVが強い。

軽自動車は22位のアルトと29位のハスラーの2車種。SUVは23位のヴェゼルと27位のC-HRという具合だ。

スバルの主力モデルであるインプレッサが前月に続いて26位を維持し、ほぼ前年並の数字を記録している。

 

■2019年7月新車販売台数(前年同月比) 21位~30位

21)アルファード             6,228台(117.4%)
22)アルト                5,444台( 92.6%)
23)ヴェゼル               5,058台(107.1%)
24)ノア                 4,946台( 95.7%)
25)ステップワゴン            4,715台(107.6%)
26)インプレッサ             4,293台( 99.3%)
27)C-HR                 4,195台( 62.6%)
28)パッソ                4,100台(110.3%)
29)ハスラー               4,065台( 73.2%)
30)エスクァイア             3,821台(110.7%)

 

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32位から、ようやく登場するマツダ車。今秋投入予定の新型マツダCX-30に期待

マツダ3
デビュー直後のマツダ3。今後、販売台数をどれだけ伸ばしてくるかにも注目だ。マツダ3新車情報・購入ガイド一覧

31位から40位までの車種になると、ここにきてやっとマツダ車が登場する。32位にマツダ3、36位にデミオが入っている。日本市場で存在感を示すためには、もう少し台数を稼ぎたいところだが、近く投入が予定されているCX-30がどれくらい売れるかにも注目だ。

このランクでは、トヨタ車はヴェルファイアとハリアーの2車種だけになる。37位のスイフト、38位のソリオと、スズキの登録車2車種もこのランクだ。

40位のフォレスターから3000台を切るところまで販売台数が落ち込む。以前は日本市場で販売を維持するには月販3000台は必要と言われたもの。現在では状況が変わって、もっと少ない台数しか売れない車種も継続して販売されているが、生産と販売効率を考えたら、やはり月に3000台くらいは売りたいところである。

 

 

■2019年7月新車販売台数(前年同月比) 31位~54位

31)シャトル               3,719台(290.1%)
32)マツダ3                3,668台(——-)
33)ハリアー               3,435台( 91.6%)
34)ヴェルファイア            3,359台( 80.3%)
35)キャスト               3,308台(116.0%)
36)デミオ                3,133台( 91.8%)
37)スイフト               3,123台( 82.6%)
38)ソリオ                3,074台( 87.7%)
39)eKワゴン系              3,054台( 76.9%)
40)フォレスター             2,955台(110.2%)
41)エクストレイル            2,854台( 75.9%)
42)CX-5                 2,563台(112.9%)
43)クラウン               2,490台( 34.5%)
44)ジムニー               2,367台( 46.8%)
45)ランドクルーザーワゴン        2,331台(128.6%)
46)ピクシス系              2,192台(114.0%)
47)トール                2,103台( 88.3%)
48)カムリ                1,960台(147.2%)
49)クロスビー              1,934台( 81.4%)
50)リーフ                1,864台( 91.4%)
51)レヴォーグ              1,748台( 99.4%)
52)ウェイク               1,724台( 66.3%)
53)CX-8                 1,627台( 80.2%)
54)N-ONE               1,423台(107.1%)

 

 

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