韓流ドラマで人気だったあのSUVがフルモデルチェンジ!【フォード エクスプローラ新車情報】 [CORISM]

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【フォード】2011/05/25

街で映える近未来的デザイン

フォード・ジャパン・リミテッドは、新型エクスプローラーを今秋より導入。これに先駆け5月24日より全国のフォード販売会社を通じて販売を開始、予約受注を受け付ける。
 エクスプローラーといえば、韓流ブームの火付け役になった冬のソナタで主人公を演じるヨン様が乗っていたクルマ。そんなこともあり、ちっとしたブームにもなり売れたSUVでもある。
 そんなエクスプローラーが、フルモデルチェンジして新型になった。塊感のある全体のイメージは、前モデルと共通するものの、メッキ調の大きなグリルやLEDを使ったテールランプなど、タフというより近未来的なデザインになった。そのため、アウトドアだけでなくシティオフローダとしての価値も上がったように思える。
フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラー

泥臭さを感じさせない先進的なインテリアだが、左ハンドルのみ設定には・・・

 インテリアには、アメリカを代表するiPadなどのテイストを取り入れたマイ・フォード・タッチを装備。車内の様々な装備や情報を一元化し、直感的なタッチパネル操作で、よりスマートに、より簡単に、そしてより安全に、空調関連、オーディオ操作関連、ハンズフリー携帯電話関連など様々な機能をコントロール可能にした。タッチパネルという先進性の高いインターフェイスは、今後のトレンドになるかもしれない新しさを持つ。
 また、乗員は7人。ミニバン的な使い方もできるので、サイバーなアウトドア好きも十分対応できる。
 ただし、相変わらずフォードは日本マーケットに対して厳しい。今回も左ハンドルのみの設定だ。道の狭い日本において、この大きなボディは少々使いにくい上に左ハンドル。使い勝手という部分では、不便としかいいようがない。販売台数が少ないから右ハンドルは入れません。日本人は不便な左ハンドルでどうぞ。というのは、いかがなものだろうか? フォードはもっと台数が売れれば、右ハンドルを作ってもいいというのかもしれないが、それは逆だろうというのが消費者側の想いでもある。

フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラー

それでも3.5リッターエンジン。エコ時代に対応し、ダウンサイジング化

 環境対応のために、大排気量命のアメ車もさすがのダウンサイジング化。V6の3.5リッターエンジンとし、先代の4リッターV6に比べ燃費を約20%改善し最高出力では従来モデルの4.6L V8エンジンレベルのパワー294ps(216kW)を発揮する。
 ボディは、モノコック式に変更。これにより、大幅な静粛性、低振動を実現し乗り心地も向上したという。
 さらに、4WDシステムは、センターコンソールに用意されたダイヤルを回し、サンド(砂漠)、マッド&ラット(泥濘地や轍)、スノー(雪道)、ノーマル(オンロード)の任意のモードを選ぶだけ。路面状況に最適な走行モードを自動的に設定。安全に車両の走行をサポートする。このシステムにはヒルディセントコントロールも装備されており、滑りやすい急勾配を低速で下る時に速度をコントロールも容易になる。
 グレードは豪華装備のリミテッド(530万円)とエントリーグレードのXLT(440万円)の2タイプが用意され、エンジンは3.5リッターのみの設定だ。

フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラー

代表グレード フォード・エクスプローラーXLT
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 5020×2000×1805mm
車両重量[kg] 2130kg
総排気量[cc] 3495cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 294ps(216kW)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 35.2kg-m(345N・m)/4000rpm
トランスミッション 6速AT
10・15モード燃費[km/L] 7.6km/L
定員[人] 7人
消費税込価格[万円] 440万円
発売日 2011/05/24
レポート コリズム編集部
写真 フォード・ジャパン・リミテッド

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(レポート:CORISM編集部

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