「ナビが10インチに!ちょっと微妙な一部改良」ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)新車情報・購入ガイド

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【ホンダ】2018/05/15

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)

デビュー直後から、販売が低迷していたステップワゴン。その訳は?

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)ホンダは、人気ミニバンであるステップワゴンのカスタムカーモデルであるステップワゴン モデューロXを一部改良し発売を開始した。

ホンダ ステップワゴンは、2015年にフルモデルチェンジした。1.5Lのダウンサイジングターボと、横開きするユニークなわくわくゲートを装備。激戦の5ナンバーミニバンマーケットで、独自の価値観をアピール。

しかし、販売台数は伸び悩んだ。一世を風靡したステップワゴンだったが、ライバルに大きく水をあけられる状態になった。売れなかった理由は、明確だった。まず、ホンダファンはハイブリッド車に期待していたこと。そして、人気モデルだったスパーダのデザインが迫力不足だったことが主な要因だった。

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)

 

ステップワゴンの優れた走りをさらに深化せ、カスタマイズファンに大きなインパクトを与えたステップワゴン モデューロX

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)そんな中、少しでも販売台数をプラスすべく、2016年10月に登場したのがステップワゴン モデューロXだった。元々、ステップワゴンは低床フロアが生み出す低重心で安定感あるスポーティなハンドリングだった。そのスポーティさをより際立たせたモデルだ。

また、ミニバンもカスタマイズ車が数は少ないものの一定数売れている。トヨタはGRスポーツ、日産はニスモを用意している。こうしたカスタマイズを好む顧客のニーズを敏感に察知してのモデューロXの投入でもある。

肝心な走行性能部分の改良は無し。ナビが10インチ化

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)ホンダ ステップワゴン モデューロXの改良ポイントは、今まで9インチだったナビ画面が10インチへ大型化。低反射・ダイレクトボンディング技術を採用した高画質のものがステップ ワゴン専用として装備された。

また、駐車時録画モードを搭載したナビ連動ドライブレコーダーも合わせて装備。そして、ナビ連動タイプのETC車載器が同時装着となる、ナビ装着用スペシャルパッケージを設定。ナビが無い分、価格は約28万円安い設定とした。

ステップワゴン モデューロXといえば、やはり走りをアピールするモデル。しかし、今回の改良では、走行性能にかかわる部分の改良などが追加されなかったのは、残念なポイントでもある。

また、モデューロXはガソリン車のみの設定。ステップワゴンの人気が低迷した理由のひとつだった、マイナーチェンジ前の顔のままモデューロXを引っ張り続けるのもやはり無理がある。現行のスパーダ顔にチェンジし、ハイブリッドモデルも用意しなければ、ジリ貧状態が続く可能性が高い。ステップワゴン モデューロXを選ぶなら、最新のスパーダ顔になってからが買い時だ。

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)

 

ホンダ ステップワゴン モデューロX価格

・Modulo X 7人乗り 3,419,280円/8人乗り 3,440,880円
・Modulo X (10インチナビ) 7人乗り  3,694,680円/8人乗り 3,716,280円

ホンダ ステップワゴン モデューロX(Modulo X)

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