2026バンコク国際モーターショーレポート 「中東危機は、BEVシフトの追い風に」ジャトロン事務局長インタビュー

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2026/08/10

バンコク国際モーターショーの事務局長であるジェトロン・コモリミス氏

 

充電環境など、課題は多いが中東危機がBEVシフトへの追い風になっている

 

バンコク国際モーターショーの事務局長であるジェトロン・コモリミス氏にタイの経済情勢や自動車市場、モーターショーなどについて話を聞いた。

タイの経済はやや停滞気味なのは間違いないが、自動車に対する購入意欲は相変わらず強いものがある。今後は経済の回復に伴って販売台数も増加していくだろう。

現状では、ローン審査の厳格化や自動車保険への加入の難しさなどが懸念材料してあるが、これらは販売促進キャンペーンによって解消される側面もある。

BEVはタイ政府が積極的に推進しているものの、充電インフラの普及など課題が多いのも事実であり、期待されたほどの伸びになっていない。ただ、直近で見ると中東危機の影響で原油価格・ガソリン価格が上昇しているので、これはBEVにとって追い風になりそうだ。

2026バンコク国際モーターショー

 

BEVの中国 VS ハイブリッド&PHEVの日本

 

モーターショー会場のかなり多くの部分を中国メーカーが占めるようになった。これは、数年前には考えられないことだった。今回も新しいメーカーが参入するなど、中国メーカーのタイ市場に対する意欲は相当に強いものがある。

日系の自動車メーカーは、BEVに重点を置く中国メーカーに対し、HEVやPHEVなど、独自の環境技術によってタイのユーザーに訴求していく道があると思う。タイの自動車市場が発展し、それに合わせて多くの自動車メーカーが伸びていくことに期待している。

<レポート:松下 宏

 

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