【レクサス CT200h[プロトタイプ] 試乗記】レクサスの新機軸、ハッチバックスポーツ+ハイブリッド
【レクサス】2010/10/27
スポーツハッチと言っても質感は高い。アウディのA3あたりがライバルになるだろう
レクサスからついに姿を現わした、噂のハッチバックスポーツ
お馴染みのレクサスフェイスだが、グリルのサイズを小さくしたり、取り付け位置を下にすることでダイナミズムを強調する
以前から噂に上っていたレクサスのハッチバック。プレミアムブランドたるレクサスがハッチバックを出すのか? 根本的な部分からして疑問があったりしたのだが、正解としては、ハイブリッドとすることで独自のスポーティさを演出し、プレミアム性を出すということになった。よくよく考えみれば、BMWの1シリーズやアウディのA3などがライバルとしてすでに存在しており、うまい落としどころだと思う。レクサスもこのカテゴリーでひとモデルもっているのも悪くはないだろう。
ただし、CT200hと言っても、その心臓部に収まるのは1.8リッター。ボディサイズも小ぶり。そうベースは毎度のプリウスとなるのだ。そうなると、ただのガワ違いなのか……。
ただし、CT200hと言っても、その心臓部に収まるのは1.8リッター。ボディサイズも小ぶり。そうベースは毎度のプリウスとなるのだ。そうなると、ただのガワ違いなのか……。
ルーフの滑らかな流れ具合などはレクサスデザインのアイデンティティでもある。リヤ部分は重厚感があり、ハッチバックという響きからくる安っぽさはない。またテールランプはLS譲りのL字型にまとめられている
プリウスベースとはいえ、HSとはまったく違う内装
派手さはないが、プレミアム感はしっかりと出ている。大人のスポーツといったところ
プリウスをベースにしたというとHSが思い浮かぶ。実際、かなり流用部分が多かったりするのだが、ことこのCT200hに限ってはかなりの部分がイチから作られ、「プリウスと同じじゃない……」的なことはない。
シートまわりはサポート部分が大きく立っており、かなりスポーティ。またインパネ部分も派手さはないモノの質感は高く、大人な感じにまとめられている。滑らかに後方に向かってラウンドしているのは、レクサスらしいところ。運転席にはドライブ操作系が集中的に配置され、お馴染みとなったリモートタッチがセンター部分に配置されていて、ナビなどを指先だけで操作することができる。またステアリング上にはレクサス初となるパドルシフトが装着されるのもトピックスだろう。
シートまわりはサポート部分が大きく立っており、かなりスポーティ。またインパネ部分も派手さはないモノの質感は高く、大人な感じにまとめられている。滑らかに後方に向かってラウンドしているのは、レクサスらしいところ。運転席にはドライブ操作系が集中的に配置され、お馴染みとなったリモートタッチがセンター部分に配置されていて、ナビなどを指先だけで操作することができる。またステアリング上にはレクサス初となるパドルシフトが装着されるのもトピックスだろう。
さすがに広々とはしていないが、それは包まれ感を演出すべく、あえてやっている部分でもある
ホイールベース自体は長いので後席の足もとにはスペースがたっぷり。こちらもスポーティで、少々硬めの座り心地
シフトはプリウス譲りのスティックタイプで、その手前にある丸いダイヤル状スイッチまわりがリモートタッチとなる
こちらもプリウスなどで見慣れた燃費履歴などが表示できる。肝心の燃費についてはプロトタイプなのでまだ未定だ
バッテリーを床下の低い部分に置いているので、奥行きなどはかなりある。その分、フロア自体は高めではある
バッテリー位置の関係で形が正方形ではないが、ラゲッジ下にはボックスがある。容量自体ははかなり確保されている
燃費よりも走り。乗って感じるシャープな切れ味
モード切替えは当然付くが、CT200hではダイヤル式になる。スポーツではトラクションコントロールやパワステの制御だけでなく、パワーユニット電圧が高まる
今回試乗できたのはプロトタイプなので、燃費などは不明。まぁ、HSなどから類推するに、20km/Lちょっとぐらいだろう。それよりも、力が入れられているのが走りのキレだという。そんなシャーシは所詮プリウスだろうに、と思っていろいろと聞いてみるとまったく違うという。そもそもプリウスの流用ではなく、リヤはダブルウイッシュボーンだ。しかもアルミ製なのだが、担当者に聞くと「サスペンションを生かすも殺すもとにかくボディ剛性」とのこと。
そのため、スポット増しやスポット間隔の短縮。さらに左右などに渡すブレースバーなどを大量投入している。またレクサス初となるパフォーマンスダンパーも採用。これはヤマハが開発したパーツで、世界の自動車メーカーがこぞって採用しているバーだ。前後のサスペンションで、左右を連結することで剛性をアップ。名前にもあるようにあくまでもダンパーなので、微妙な振動も吸収しくれるので乗り心地の向上にも貢献してくれる。
というような前口上を頭に入れて、走ってみる。普通に走る分には普通である。ハイブリッド感もすでにお馴染みの感じだ。でも、今回はわざわざスラロームが用意されていて、ここを走ると驚いた。いわゆるパイロンジムカーナみたいなものなのだが、スピードを乗せてのコーナーへの突っ込み。さらに左右に振る切り返しなどでは、じつにシャープ。ダメなクルマはハンドル応答の遅れや、ボディのよじれ。サスペンションの破綻などが出てしまうものだが、そんなことは一切なし。切ったら、曲がる。ブレーキを踏んだら、ボディがよじれることなく、クッとボディにぶれなく制動がかかるなど、完成度は高い。MTやツインクラッチがあれば(ないけど)、それで乗ってみたかった。恐らく、価格もかなり控えめでリリースされるだろうから、コストパフォーマンスはかなりいいクルマになるハズだ。
【2011/01/11 正式デビュー!「レクサスCT200h」関連記事はこちら】
■【レクサス 新型 CT 200h 新車情報】レクサス初のハッチバックモデルはハイブリッド専用車[2011.01.12/CORISM]
そのため、スポット増しやスポット間隔の短縮。さらに左右などに渡すブレースバーなどを大量投入している。またレクサス初となるパフォーマンスダンパーも採用。これはヤマハが開発したパーツで、世界の自動車メーカーがこぞって採用しているバーだ。前後のサスペンションで、左右を連結することで剛性をアップ。名前にもあるようにあくまでもダンパーなので、微妙な振動も吸収しくれるので乗り心地の向上にも貢献してくれる。
というような前口上を頭に入れて、走ってみる。普通に走る分には普通である。ハイブリッド感もすでにお馴染みの感じだ。でも、今回はわざわざスラロームが用意されていて、ここを走ると驚いた。いわゆるパイロンジムカーナみたいなものなのだが、スピードを乗せてのコーナーへの突っ込み。さらに左右に振る切り返しなどでは、じつにシャープ。ダメなクルマはハンドル応答の遅れや、ボディのよじれ。サスペンションの破綻などが出てしまうものだが、そんなことは一切なし。切ったら、曲がる。ブレーキを踏んだら、ボディがよじれることなく、クッとボディにぶれなく制動がかかるなど、完成度は高い。MTやツインクラッチがあれば(ないけど)、それで乗ってみたかった。恐らく、価格もかなり控えめでリリースされるだろうから、コストパフォーマンスはかなりいいクルマになるハズだ。
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この部分に関してはプリウスと同じと考えていい。もちろんエンジンカバーに入るのはレクサスのロゴとなる
上のダイヤルを切り替えると、メーター表示も連動して変わる。ノーマル/エコモードでは左端がハイブリッドメーターになる
スポーツモードにすると、タコメーターになり、スポーティな走りをアシストしてくれる。スイッチ自体の照明も切り替わる
ホイールは15/16/17インチの3タイプが用意される。写真は17インチで、下の16インチに比べると、さらにシャープさは高まる。ただし、16インチのほうがアタリが柔らかくなり、懐は深い。どっちを取るかは好みだろう
| 車名 | レクサス CT200h (プロトタイプ) |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4320×1765×1460mm |
| 車両重量[kg] | 1400kg |
| エンジンタイプ | 直列4気筒DOHC |
| 総排気量[mm] | 1797cc |
| エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 99ps(73kW)/5200rpm |
| エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 14.5kg-m(142N・m)/4000rpm |
| モーター最高出力[ps(kw)/rpm] | 82ps(60kW) |
| モーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 21.1kg-m(207N・m) |
| ミッション | CVT |
| 10・15モード燃費[km/l] | 未定 |
| 発売日 | 未定 |
| レポート | 近藤暁史 |
| 写真 | オフィスマッシュルーム |
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(レポート:近藤暁史)
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