【レクサス RX450h 試乗記】待望のハイブリッド仕様RX450hが追加! 滑らかで力強い走りと優れた燃費を両立させた
【レクサス】2009/05/23
パワーと燃費を両立させたレクサスらしいハイブリッドカー
今年1月に登場したレクサス RXにハイブリッド車のRX450hがラインナップされることは発表の時点から明確になっていたが、実際に発売されたのは4月から。エコカー減税が適用されるハイブリッド車なので、4月の発売というのはまさに時宜を得たタイミングだ。
外観デザインは標準車に対して適度に差別化されている。バンパー上部にエアインテーク用の細い横長のスリットが設けられたほか、グリルの縦桟もよりきめの細かいものになっている。さらにLEDのヘッドランプを採用することで、標準車とは違った顔になった。もっと明確な違いが欲しいという声もあるだろうが、レクサスはほかの車種でもハイブリッド車と標準車との間にあまり大きな違いを設けないことで一貫している。
標準車がRX350でハイブリッド車が同じ3.5リッターのV型6気筒エンジンを搭載しながら RX450hとなるのは、エンジンに電気モーターを加えることでV型8気筒4.5リッターエンジン並みの動力性能を持つためだ。こうした車名の付け方はレクサスLSやGSにも共通している。
RX450hでは標準車用の2GR-FE型エンジンを燃費とトルクを重視したアトキンソンサイクルの 2GR-FXE型とした上で、電気モーターと組み合わせている。それも前輪用のモーターと後輪用のモーターの2つを組み合わせることで、ハイブリッドにすると同時に電気式のAWD車に仕上げている。
外観デザインは標準車に対して適度に差別化されている。バンパー上部にエアインテーク用の細い横長のスリットが設けられたほか、グリルの縦桟もよりきめの細かいものになっている。さらにLEDのヘッドランプを採用することで、標準車とは違った顔になった。もっと明確な違いが欲しいという声もあるだろうが、レクサスはほかの車種でもハイブリッド車と標準車との間にあまり大きな違いを設けないことで一貫している。
標準車がRX350でハイブリッド車が同じ3.5リッターのV型6気筒エンジンを搭載しながら RX450hとなるのは、エンジンに電気モーターを加えることでV型8気筒4.5リッターエンジン並みの動力性能を持つためだ。こうした車名の付け方はレクサスLSやGSにも共通している。
RX450hでは標準車用の2GR-FE型エンジンを燃費とトルクを重視したアトキンソンサイクルの 2GR-FXE型とした上で、電気モーターと組み合わせている。それも前輪用のモーターと後輪用のモーターの2つを組み合わせることで、ハイブリッドにすると同時に電気式のAWD車に仕上げている。
標準車との外観デザインの違いは最小限。専用のフロントグリル&バンパー、そしてエンブレムなどで差別化が図られている。
フロントグリルに埋め込まれるブルーのレクサスエンブレムは、ハイブリッドであることの証明。ヘッドライトはLED 式を採用する。
フロントに比べてリヤまわりは、ほとんど標準車との違いはない。ブルーのレクサスエンブレムと車名バッチなどで差別化される。
滑らかで快適な乗り味としっかり感のあるハンドリングが味わえる
RX450hを走らせてすぐに感じたのは、良くしつけられたハイブリッド車だな、という感想だった。従来のハリアー ハイブリッドは、極めてパワー志向の強い味付けがなされていて、エンジンとモーターを足し算することによる豪快なパワーフィールを特徴としていた。これに対してRX450hは豪快さではなく、滑らかでありながらなおかつ力強いという感じの走りに仕上げられている。走りの質感を高めたモデルという印象である。
このような味付けができたのは、余裕の性能を発揮する3.5リッターエンジンを搭載したことが大きなポイントで、ベースの性能が高まった分だけハイブリッド車としての性能を静かで滑らかな走りや燃費の良さに振り向けることができたという。こうした質の高い走りのフィールはレクサスブランドのイメージに合致したものといえる。
今回はアクティブスタビライザー付きのバージョンSと、エアサスペンションを備えたバージョンLの2モデルに試乗した。しっかりした感じの乗り味を持つバージョンSにアクティブスタビを装着することで、コーナリング時の姿勢がより安定し、安心してコーナーを抜けていくことができる。一方、エアサス仕様車は柔らかめで快適な乗り味を持ちながら、ふわついた感じのない余裕のストローク感を味わうことができる。
どちらがお勧めかと聞かれると迷ってしまうが、個人的には快適性の高いエアサス仕様車のほうが好みに合っている。積極的に走りを楽しみたい人にはバージョンSがお勧めだ。
このような味付けができたのは、余裕の性能を発揮する3.5リッターエンジンを搭載したことが大きなポイントで、ベースの性能が高まった分だけハイブリッド車としての性能を静かで滑らかな走りや燃費の良さに振り向けることができたという。こうした質の高い走りのフィールはレクサスブランドのイメージに合致したものといえる。
今回はアクティブスタビライザー付きのバージョンSと、エアサスペンションを備えたバージョンLの2モデルに試乗した。しっかりした感じの乗り味を持つバージョンSにアクティブスタビを装着することで、コーナリング時の姿勢がより安定し、安心してコーナーを抜けていくことができる。一方、エアサス仕様車は柔らかめで快適な乗り味を持ちながら、ふわついた感じのない余裕のストローク感を味わうことができる。
どちらがお勧めかと聞かれると迷ってしまうが、個人的には快適性の高いエアサス仕様車のほうが好みに合っている。積極的に走りを楽しみたい人にはバージョンSがお勧めだ。
レクサス 450hには通常のコイルスプリング仕様(アクティブスタビライザーは標準またはオプション)とエアサス仕様がある。
アクティブスタビライザー装備モデルは、コーナーでもしっかりした乗り味。エアサス仕様でもふわついた感じはなく安定感は高い。
バージョンS(写真)は19インチ、その他のグレードは18インチが標準装備。これだけの大径ホイールでも快適性は非常に高い。
インテリアの質感や装備も文句なしのハイレベル
このほか使い勝手に優れたリモートタッチのカーナビや速度と簡易ナビゲーション表示をするヘッドアップディスプレーなど、最新の快適装備が充実しているのも魅力の要素。オプションの本革シートや木目パネルを装着すれば、高級感にあふれた室内空間に仕上げられる。
ハイブリッドのRX450hに限らずRXはアメリカ市場を主なターゲットに作られたモデルであるため、ボディサイズはかなり大きい。日本では使い勝手に影響するような大きさだ。またハイブリッド車はボディが重くなって2トンを軽く超える。このあたりはもうひと工夫もふた工夫も欲しいところだ。
ハイブリッドのRX450hに限らずRXはアメリカ市場を主なターゲットに作られたモデルであるため、ボディサイズはかなり大きい。日本では使い勝手に影響するような大きさだ。またハイブリッド車はボディが重くなって2トンを軽く超える。このあたりはもうひと工夫もふた工夫も欲しいところだ。
インテリアのデザインは、標準車と基本的には共通のもの。本木目や本革などの質感は、レクサスブランドにふさわしいものを使用。
足元や頭上の空間のゆとりは、文句のない広さが確保されている。人数分の3点式シートベルトとヘッドレストは標準装備だ。
フロントシートはサイズもゆったりとしており、とても快適なドライブが楽しめる。ニーエアバッグも装備し、安全性もハイレベルだ。
メーターのデザインは標準車と共通だが、タコメーターの代わりにモーターアシストや回生ブレーキの状態を表示するメーターを装備する。
スイッチひとつで、エンジンなどの制御を切り替えられるエコモードを備える。ONにするだけで、さらなる低燃費を実現可能だ。
カーナビの画面にはハイブリッドシステムの状態や、区間燃費などを細かく表示可能なエネルギーモニター機能を搭載している。
マークレビンソンのオーディオは、全車にオプション。元々の静粛性が高いこともあり、さらなる高音質で音楽が楽しめる。
ナビやオーディオなどの操作が可能なリモートタッチは、ハイブリッドにも標準装備。使い勝手は良く、走行中でも操作しやすい。
走行用のバッテリーはフロア下に搭載しているので、ラゲッジスペースへの影響はない。標準車と同様の容量&使い勝手を備えている。
| 代表グレード | レクサス RX450h バージョンS |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4770×1885×1690mm |
| 車両重量[kg] | 2100kg |
| 総排気量[cc] | 3456cc |
| 最高出力[ps(kw)/rpm] | 249ps(183kw)/6000rpm |
| 最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 32.3kg-m(317N・m)/4800rpm |
| ミッション | 電気式無段変速機 |
| 10・15モード燃費[km/l] | 18.8km/l |
| 定員[人] | 5人 |
| 税込価格[万円] | 610.0万円 |
| 発売日 | 2009/1/19 |
| レポート | 松下宏 |
| 写真 | 森山良雄 |
(レポート:office MUSHROOM)
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