【ジュネーブショー2010速報】レクサスから新型プレミアム ハイブリッド コンパクト「CT200h」を発表[CORISM] [CORISM]

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【レクサス】2010/03/01

レクサス初の5ドアハッチバックはハイブリッド専用車

レクサス CT200h リヤコンビランプ
 トヨタは3月2日から開催されるジュネーブショーで、新型車「レクサス CT200h」を発表する。アウディ A3スポーツバックやBMW 1シリーズなどのプレミアムハッチバックをライバルとして開発されたCT200hは、レクサス初の5ドアハッチバックボディを持つのが最大の特徴だ。2009年のフランクフルトショーで発表された「LF-Chコンセプト」の市販版で、レクサスお得意のハイブリッド専用モデルとしてライバルを迎え撃つ。
 レクサス CT200hのパワートレーンは、基本的にはトヨタ プリウスと共通で、搭載されるエンジンも1.8リッター直4だ。だが、走りの味付けの面などはCT200h専用のものとなっている。詳細なスペックは明かされていないが、燃費に関してはプリウスと同レベルになるのは間違いないだろう。
 走行モードはノーマルの他にダイレクトなハンドリングと機敏な加速を楽しめるスポーツ、そして燃費最優先のエコモードを備える。またメーターの照明もスポーツモードでは赤、エコモードでは青に変化。それぞれモードでタコメーターとエコメーターの表示が変わるなどの演出もある。さらにモーターのみでの走行が可能なEVモードも備えている。
レクサス CT200h ハイブリッドシステム
レクサス CT200h リアビュー
レクサス CT200h サイドビュー


レクサス CT200h ヘッドランプ
レクサス CT200h リアコンビランプ
レクサス CT200h リアエンド

レクサス CT200h リアビュー

国内販売は2011年初頭を予定

レクサス CT200h フロントマスク
 CT200hのエクステリアデザインは、レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づいたもの。ダイナミックな走りを想像させる立体的なフロントマスクは、独特の存在感を感じさせてくれる。またタイヤの存在感を強調したサイドビューは、洗練された雰囲気。もちろんこれらのデザインは空力にも配慮したもので、高速燃費の向上にも貢献する。
 インテリアは、やはりレクサス車にふさわしい上質さを備えているのはもちろん、スポーティさもしっかりと演出されている。プリウスやHS250hのような短めなシフトレバーや、レクサス RXから採用され始めたリモートタッチも継承するなど、使い勝手にも配慮した。
 比較的コンパクトなボディサイズと低めに構えたそのフォルムから、室内の広さが気になるところ。だがホイールベースは2600mmも確保されているので、後席でも窮屈さは感じられないだろう。
 レクサス CT200hの登場時期だが、国内導入は2011年初頭が予定されている。市販まで約1年。今からそのデビューが期待される1台だ。
レクサス CT200h インパネ周り
レクサス CT200h フロントシート
レクサス CT200h リアシート


レクサス CT200h ブルーメーター
レクサス CT200h メーター周り(レッド)
レクサス CT200h リモートタッチコントロール

レクサス CT200h インパネ周り

レクサス CT200h ハイブリッドシステム 透視図

車名 レクサス CT200h
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4320×1765×1430mm
ホイールベース[mm] 2600mm
総排気量[cc] 1.8L 直4
バッテリー ニッケル水素
トランスミッション 電気式無段変速機
駆動方式 FF
サスペンション[F/R] ストラット/ダブルウィッシュボーン
発売日 2011年初頭予定(国内)

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