【中古車購入術】幸せ2世帯6人家族の節約&極上カーライフ中古車2台所有術 [CORISM]

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【生活・文化】2010/10/14

旧型とはいえ、熟成の後期型アルファードを手に入れる。3年落ちならまだまだ現役。最上級ミニバンだけに装備的な不満も少ないはずだ。

2世帯6人家族にピッタリ! 中古車2台所有で大節約&極上カーライフ

トヨタ アルファード フロントビュー

新車であれこれ装備を追加していくと、あっという間に500万円を超えてしまうアルファード。それなりに満足度は高いが……

 たとえば6人家族(親子2世代夫婦と子供2人)で、新車の購入を考えているとしよう。ちょっと待った。中古車の2台購入という選択肢はいかがだろう。
「2台なんてとんでもない!」と思われるかもしれないが、じつは購入コストを節約しながら、快適なカーライフを送ることができる現実的な選択肢のひとつなのだ。
 家族6人のニーズを1台のクルマで満たそうとすれば、3ナンバー・クラスのミニバンが必要になるだろう。多人数乗車を考えればハイパワーなモデルが欲しい。代表的なモデルでいえばアルファードやエルグランド。これらの3.5lモデルの新車価格は安くても300万円台後半から。さらに安全装備やナビゲーションといった装備を追加していくと、軽く500万円をオーバーしてしまう。決して安くはない買い物なのだ。頼みにしていたエコカー補助金もすでに打ち切りになったし……。
 中古車2台所有の場合はどうか。ミニバンとコンパクトカーの2台購入を考えてみたい。新車購入より安く上がるなら検討の価値ありだ。コンパクトカーは優れた燃費性能や取り回し性の良さを生かし、日常の買い物や家族の送迎に。家族全員でのお出かけや大きな荷物を積み込むときにはミニバンを活用。必要とあらば2台同時に使うこともできるなど、より快適で自由度の高いカーライフが実現する。

3年落ち中古車なら2台買っても予算内!

ホンダ フィット フロントビュー

セカンドカーとしてさらにフィットを購入。中古車なら十分現実的な選択になり得る。3年落ちなら、クルマはこれからが旬といってもいいくらいだ!?

 タイトルに「ワケあり」とはしたものの、実際には中古車であるというだけで購入コストが大幅に節約できる。アルファードの場合、平成19年式であれば300万円ほどで程度のいいものが購入できる。旧型とはいえ高級ミニバンだけに装備的な不満も少ない。整備状況にもよるが諸費用込み340万円ほどで乗り出せるだろう。
 なお「ワケあり」には、いくつかポイントがある。(1)人気車、不人気車。当然人気車であれば高い。(2)ボディカラー。ブラック、ホワイト、シルバー、その他の順で人気があり、中古車価格ではその差が20万円以上になることもある。(3)サンルーフ。ミニバンなどでは人気装備で割高な価格設定に。こういったポイントを検討ながらワケあり中古車を狙いたい。
 さて500万円の予算ならまだ170万円残っている。そこでコンパクトカーを購入しよう。たとえば3年落ちの平成19年式フィット(こちらは現行モデル)。ナビ付きモデルが100万円ほどで買えてしまうのだ。諸費用込み130万円としても、トータルで40万円浮いたことになる。
 2台所有となると駐車場代や税金などが余分にかかってくる。さらにコストを浮かしたいのであれば、コンパクトカーを軽自動車に変更してみよう。たとえばダイハツ・ムーヴの平成19年式の中古車相場は70万〜80万円が中心。フィットでは年額3万4500円だった自動車税も年額7200円とグッと割安になる。
 このように中古車を含めて考えると、選択肢がグッと広がっていく。カーライフがより充実したものになる。

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(レポート:CORISM編集部

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