新型ホンダNSX プロトタイプ試乗記・評価 8月25日発表決定! 価格は2,000万円オーバー!? 3モーターハイブリッド+3.5Lツインターボで573馬力! その走りのパフォーマンスが明らかに!

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【ホンダ】2016/08/10

 

 

ホンダNSX試乗記・評価コンビニOK! 普段の足としても使える扱いやすさへ!

新型ホンダNSX先行公開公式HP

新型ホンダNSX先行公開公式HP

 

 

ホンダは、新型NSXの販売にあたって、全国のHonda Carsの中から、スーパースポーツのメンテナンスに必要な専用設備を備え、Hondaが認定したサービスエンジニアである「NSX スペシャリスト」が在籍する店舗を、「NSX PERFORMANCE DEALER」として新たに選定。購入やメンテナンスをサポートする。つまり、新型NSXを購入するには、NSX PERFORMANCE DEALERの認定店でないと買えないということになる。  しかし、このNSX PERFORMANCE DEALERは、全県にあるわけではなく、一部の県には店舗が存在しないので注意が必要だ。

 

新型ホンダNSX、ついに2016年8月25日発表決定!

ホンダ は、スーパースポーツモデルである「新型ホンダNSX」 の発売を8月末に行うようだ。新型NSXには、すでにレポートしている通り、直噴ツインターボの3.5Lエンジン+モーターに、9速DCTが組み合わされる。さらに、フロントタイヤは、2つのモーターでそれぞれ駆動する3モーターハイブリッド と言うユニークな仕組みが採用されている。

この前輪2つのモーターが、左右タイヤの回転差を自由自在にコントロール。その結果、トルクベクタリングコントロールが可能となり、想像を超えたハンドリング性能を得たという。

エンジンのパワーは500馬力をやや超える模様。この大パワーはクワイエットモード、スポーツモード、スポーツ+モード、トラックモードと4つのモードで、使い分けることが可能となっている。

そして、注目の価格。どうやら、価格は2,000万円オーバー以上2,500万円未満程度といったところらしい。新型NSXの価格と比較すると、やや高価になるがフェラーリ 458イタリアが約2,920万円。アウディ R8が24,560,000円。 ポルシェ 911ターボが22,360,000円と、世界のスーパーカー と肩を並べる価格帯になっている。

同じ日本のスーパーカーである日産GT-Rは、約1,000万円とNSXの半額以下。こうなると、新型NSXへの期待は高まるばかりだ。

この新型ホンダNSXだが、デビュー直後からしばらくは長期間の納車待ちになりそうだ。新型NSXはアメリカ オハイオ州のパフォーマンス・マニュファクチャリング・センター(PMC)で生産される。ここから日本へ送られる訳だが、このPMCではクラフトマンシップを重視した生産体制になっており、NSXは大量生産されるモデルではない。そのため、年間で日本に輸入されるNSXの台数はわずか100台前後とみられている。

2015年度フェラーリの日本国内での販売台数は約700台。新型ホンダNSXは、フェラーリより希少価値の高いモデルになりそうだ。

 

ファン待望のNSXが10年の時を経て、ハイブリッドカーとして2016年復活!

ホンダNSX

ホンダミーティング2015が開催された本田技術研究所内の高速周回路

 2016年に、ついにホンダのミッドシップスポーツカー「新型ホンダNSX」が発売されます。発売前に、新型ホンダNSXに試乗する機会を得ました。

ホンダNSXと言えば、量産車初のオールアルミボディをまとったミッドシップ・エンジンの本格スポーツカーとして1990年に鮮烈デビュー。その後、15年の長きにわたってホンダの最高峰スポーツカーとしてファンの心を魅了し続けたのはご存知の通りです。

2005年、年々厳しくなる排ガスなどの環境規制に対応するのが難しくなったっため、惜しまれながらもNSXは生産終了。その後V10エンジン搭載の後継車発売の噂などもありましたが、2008年のリーマン・ショックに始まる世界的な経済環境の悪化の影響もあって2代目は永らく登場せず、気がつけばNSXの車名が消えて10年もの歳月がたってしまったのでした。

ホンダNSX

新型NSXはいよいよ2016年発売!この車はアメリカ向けアキュラNSX

ホンダNSX

ブレーキキャリパーにも誇らしげにNSXの文字がつく

ホンダNSX

全長4,470mm×全幅1,940mm×全高1,215mmのロー&ワイドボディをもつ新型NSX

 

ホンダNSX

初代と違い、ミッドシップエンジンは縦置きに積む

ホンダNSX

建物内に展示されていた初代NSX

ホンダNSX

初代NSXの概要。オーナー向けにホンダは今もリフレッシュプランを提供中

 

V6ツインターボ3.5Lエンジン+3モーターのハイブリッドシステムで573HP発揮!

ホンダNSX

カルフォルニアのホンダR&D在籍の女性リーダー率いるチームがエクステリアデザインを担当

 2代目となる新型ホンダNSXは、アメリカの工場生産で生産されます。2016年には日本で発売予定とのことですから、ファンの方は心して待ちましょう。

新型NSXが初代と同じなところはオールアルミボディでV6DOHCエンジンをミッドシップに搭載していること、2人乗りなことです。

異なる部分は、エンジンが直噴・ツインターボの3.5Lになって縦置きに搭載されていること。ミッションが9速のデュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)になったことです。そして何より、リチウムイオンバッテリーと3モーターも搭載したハイブリッドカーとなり4輪を駆動することです。

開発責任者のテッド・クラウス氏の解説によれば、1.7t強のボディを8速+クルージングギアで構成された9速DCTと、3.5Lエンジンとモーターで573HPものパワーを発揮するパワーユニットの組み合わせで、街中からサーキットまでどんなシチュエーションでもドライバーが意図したとおりの性能を引き出せる車に仕上がっている、とのことです。ただし、新型NSXは数値ありきではなく、ともかくドライバーの意図に即座に反応することを最優先して作った、こだわったキーワードは「ゼロ・ディレイ」(反応時間ゼロ)だ、とのことでした。

そしてその後、なんとテストコースで新型NSXの試乗!ほんの2周でしたが新型NSX初体験試乗です。

ホンダNSX

同じくホンダR&D在籍の車両開発責任者、テッド・クラウス氏。初代NSXに感動しホンダに入社したという。

ホンダNSX

新型NSXのインテリア。パドルシフトを備える。

ホンダNSX

第44回東京モーターショーでお披露目された新型NSX

 

ホンダNSX

ホンダバッチで左ハンドル仕様のこの車は鈴鹿サーキットでテスト走行を行っていたプロトタイプと思われる

ホンダNSX

ディフューザーとセンター4本出しマフラーを備えるリアエンド

ホンダNSX

低い車高だが運転席からの視界はフロント、リアとも意外に良好

 

 

ホンダ NSXスペック

ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,470×1,940×1,215mm
車両重量[kg] 1,725kg
エンジン V6 3.5Lツインターボ
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm] 500HP
エンジン最大トルク[N・m(㎏-m)/rpm] 550N・m
モーター最大トルク[N・m(㎏-m)/rpm] 前73N・m×2 後148N・m
システム全体出力[kW(ps)]/システム最大トルク[N・m/rpm] 573HP/646N・m
ミッション 9速DCT
定員[人] 2人
価格:未定 *米国では15万ドルとの予想
発売時期:2016年中を予定

 

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(レポート:堂島 昭

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