マツダ製ラフェスタには、アレがない!?「日産ラフェスタ ハイウェイスター」先行公開 [CORISM]

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【日産】2011/04/22

プレマシーとは意外と違う日産流のデザイン

 日産は、新型「ラフェスタ ハイウェイスター」のエクステリアとインテリアを公開した。新型ラフェスタ ハイウェイスターは、マツダ プレマシーをOEM供給されたクルマ。基本部分はプレマシーと同じだ。
 なぜ、日産がマツダからOEM供給を受けるのか? ラフェスタは、残念ながら国内モデルとしてごくわずかな販売台数しか見込めないクルマだ。また、マーケット的にも、このサイズのミニバンは減少傾向。そこで、日産は多額の開発費を投じて新型を開発するよりもOEM供給を受けることのメリットが大きいと判断した。
 もちろん、マツダにもメリットがある。自動車はたくさん生産すればするほど儲かる。当然のことながら、日産分が上乗せになり販売してくれるのなら、生産コストも下がりマツダにもメリットが出るのだ。
 理想を言えば、エンブレムだけ変えて販売するのが一番日産にとってコストがかからない方法。しかし、このラフェスタ ハイウェイスターは、ちょっと違うクルマのように見えるほど、デザインが変更されている。
 まず、フロントフェイスは、セレナのハイウェイスターと同じイメージにまとめられていて、ツルンとしたプレマシーとは一味違う。
 さらに、プレマシーのアイデンティティともいえるボディサイドのNAGARE(ナガレ)と呼ばれる風や水をイメージしたキャラクターラインを取り除いているのだ。マツダのデザイナーとしては、恐らく納得のいかないことかもしれない・・・。
 そういう意味では、新型ラフェスタ ハイウェイスターとプレマシー、どっちが売れるのか? という視点で見ると面白い。どちらのデザイン力・ブランド力が勝っているのか、ユーザーに問われることになるだろう。
 充実した装備とお求めやすい低価格設定で好評を得ている「ラフェスタ JOY」は、継続して販売。今後「ラフェスタ」は、新型「ラフェスタ ハイウェイスター」と「ラフェスタ JOY」という2つのスタイルで顧客を取り込んでいく。

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日産ラフェスタ ハイウェイスター詳細情報

日産ラフェスタ ハイウェイスター

日産ラフェスタ ハイウェイスター
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(レポート:大岡 智彦

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