トヨタ ランドクルーザーFJ 2026バンコク国際モーターショーレポート

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2026/08/10

トヨタ ランドクルーザーFJ フロントスタイル

 

トヨタ ランドクルーザーFJ 2026バンコク国際モーターショーレポートの目次・解説

タフなIMVを採用したランドクルーザーFJ

 

2025ジャパンモビリティショーにも出品されて世界中で話題を呼んだコンセプトカーが、ついに市販モデルとしてタイで世界初公開された。

タイが市販車の最初の発表の場となったことには明確な理由がある。ランドクルーザーFJの基本プラットフォームがIMVのものであるからだ。

IMVは、イノベーティブ・マルチパーパス・ビークルの略で、新興国向けを中心に開発されたものだ。荒れた路面にも対応しやすいようにラダーフレーム付きの頑丈なプラットフォームで、これをベースにピックアップトラックのハイラックス、SUVのフォーチュナー、ミニバンのイノーバなどのモデルが作られてきた。

IMVは、開発の大部分が日本国外のタイで行われ、生産する工場のベースとなるマザー工場もタイの工場とされた。最初にIMVが発売されたのは2004年で、2世代目が2015年から販売され、現在は2023年に始動した3世代目になっている。

IMVの特徴は、タイを始めとする新興国の悪路を走り、洪水にも対応できるような最低地上高を持ち、過積載にも耐えるような圧倒的な耐久性を持つこと。正にランドクルーザーの名前を冠したモデルを作るのに、最適なプラットフォームといえる。だからこそ、コンセプトモデルこそ日本で発表したが、本格的な発表・発売はタイのバンコクモーターショー2026になったのだ。

トヨタ ランドクルーザーFJ リヤスタイル

トヨタ ランドクルーザーFJ フロントスタイル

トヨタ ランドクルーザーFJ リヤスタイル

 

多種多様なライフスタイルに対応するランドクルーザーFJ

 

会場にはさまざまな仕様を施したランドクルーザーFJが展示されていた。基本モデルのボディサイズは全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mmで、ホイールベースは2580mm。モビリティショーに出品されたものと同じである。

搭載エンジンもモビリティショーに出品されたのと同じ直列4気筒2.7Lのガソリンだ。いずれディーゼルエンジンも搭載されることになるだろう。駆動方式は信頼性や確かな動力伝達を目指し、パートタイム4WDである。

気になる価格は導入価格が126万9000バーツで通常価格は128万9000バーツと発表された。1バーツを5円として計算すると、なんと634万5000円になる。タイの価格には現地の税金も含まれているため単純ではないが、相当に高めの設定であるのは間違いない。

なお会場には、さまざまなランドクルーザーFJが展示されていたが、その中には「NATURE EXPLORER CONCEPT」と「STREET CRUISER CONCEPT」というコンセプトモデルがあった。ほかにも2種類のコンセプトモデルが要されているとのことで、発表・発売当初からさまざまな提案をしている。トヨタのランドクルーザーFJに賭ける意気込みが良く分かる。

<レポート:松下 宏

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