新卒サラリーマン必見! 年収300万円で買う初めてのクルマ選び(PART2中古車編) [CORISM]

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【その他】2010/05/17

中古車なら上級モデルもよりどりみどり

 前のページでも書いたとおり、クルマ購入予算の上限は年収の半分が目安。年収300万円なら150万円になる。新車だと予算的にかなり制約を受けるので、価格の安い中古車を選ぶというのが賢い選択といえる。120万円までの予算なら、コンパクトカーはもちろん、ミドルクラスのセダンやミニバンだって選択可能になる。しかも、前オーナーにもよるが、純正のカーナビやフル装備の上級グレードだってよりどりみどりだ。
 本命はまたも、ホンダ フィット。2代目の現行モデルも中古車が出回り始めてきた。まだ新しいので程度もよく、2代目フィットが予算内で見つかるようなら、まずこれを推したい。
 予算が……というのであれば、初代フィットという手もある。初代といっても室内の広さは2代目とほとんど変わらず、クルマの実力はいまだに高い。しかも中古車相場はグ〜ンと低くなる。なるべく高年式、そしてできるなら1.5リッターモデルを選びたいところだ。高速道路や山道などでの余裕が、1.3リッターとは段違いだからだ。

話題のプリウスも十分狙える!

 またフィットと同様に、居住スペースに加え荷室スペースまで広いコンパクトカーがある。それが先代のマツダ デミオ。じつは、デミオは現行モデルでコンセプトを転換、室内スペースが狭くなってしまったのだが、先代はフィット同等のスペースをもっていた。これも中古車は狙い目。フィット同様の理由で、1.5リッターモデルを選びたい。先代フィット&デミオは大ヒットしたクルマだけに、中古車のタマも豊富に揃っている。
 もう1台、オススメはトヨタ プリウス。もちろん現行モデルの新型では完全に予算オーバーしてしまうので、2代目の先代モデル。これが今、100万円を切る価格から中古車市場に出回っている。フィットやデミオに比べればボディは大きいが、特徴はなんと言ってもそのは経済性。市街地でも20km/lはくだらないという実用燃費は大きな魅力。ガソリンスタンドに行く回数はグンと少なく、お財布に優しい。

ミニバンや輸入車もターゲットに!

 仲間と一緒に出かけたいからミニバンがいい! という人もいるだろう。新車ならどれもコミコミ200万円オーバーとなるが、中古車ならリーズナブルなものが揃う。オススメはトヨタ ノア/ヴォクシーや日産 セレナの現行モデル、ホンダ ステップワゴンの先代モデルの4車種。なんと言っても3列シートに大人でもゆったり座れる居住性が最大の魅力。ノア/ヴォクシーとセレナ、そしてステップワゴンはクルマとしての実力も拮抗している。
 やっぱスポーティカーに乗りたい! というのなら、マツダ ロードスター。現行モデルはタマ数が少ないものの、予算内に収まるものも出回ってきたし、先代のロードスターでもいい。また、意外なところではスズキ スイフト スポーツなんて選択も。これなら普通のコンパクトカーとしての実用性も備える。
 もっと個性的なものを! となれば外車。フォルクスワーゲン ゴルフやポロも予算内のものがある。プジョーの207や206なんてのも選べる。さすがに国産車に比べれば、信頼性は少し落ちる(でも意外に遜色ない場合もある)が、国産車では得られない味わいが確かにある。
 新車よりも、選択肢が大きく広がる中古車の中から初めてのクルマを選ぶ方が得策のようだ。

トヨタ プリウス エクステリア

中古車なら先代トヨタ プリウスも十分にターゲットとなる。燃費も新型プリウスとほとんど遜色ないのでお買い得感は高い。

トヨタ ノア エクステリア

新車では手が出ないミニバンも、中古車なら手に入れることが可能。トヨタ ノア/ヴォクシーも中古車市場では値頃感が出てきた。

スズキ スイフト スポーツ エクステリア

コンパクトカーの実用性をもつライトウェイトスポーツがスイフト・スポーツ。運転の腕を磨くのにも最適なクルマと言える。

(レポート:CORISM編集部

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