新卒サラリーマン必見! 年収300万円で買う初めてのクルマ選び(PART1新車編) [CORISM]

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【その他】2010/05/10

年収の半分がクルマ購入予算の上限

 年収とクルマの購入金額のバランスをまず考えてみよう。給料のほとんどをクルマにつぎ込んで、ツメに火を灯すようにして生活するなら話は別だが、一般的に「年収の半額」がクルマの購入金額の上限と言われる。つまり、年収300万円ならクルマは150万円が限度、となる。これはコミコミの金額と考えたい。諸経費など鑑みれば、車両本体価格は120〜130万円くらい、となる。
 そうなると、新車で購入するには相当ターゲットが絞られてしまう。ミドルクラスのクルマは完全に足が出る。コンパクトカーでも1.3リッター以下。1.5リッターとなると予算オーバー。軽自動車すら上級グレードを選ぶと予算が危うい。しかもカーナビなど装備を充実させようと思ったらこれまた完全にアウトとなってしまう。

どうしても新車が欲しければ軽自動車がオススメ

 それでも新車がいい! という人もいるだろう。限られる予算で選ぶとなると、真っ先に思い浮かぶのは軽自動車だ。初めて乗るクルマということになると、オールマイティに使えるクルマがいいだろう。そうなるとスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴ(ムーヴ コンテ含む)の2車が妥当なセンだ。なにしろこの2車、トータル性能が抜群に高い。大柄な大人4人がゆったりと座ることのできるスペースを確保し、巧みなシートアレンジで荷室も十二分に使える。軽自動車の優等生と言っていいだろう。また、もっと広いクルマがいい! とか、すでに子供がいる! なんて人は、さらに室内の広いダイハツ タントやスズキ パレットという選択肢もアリ。いずれにしても、ターボモデルや4WD車だと予算オーバーになってしまう。NAモデルしか選べず、絶対的な動力性能という点では不満が残るかもしれない。

1.3リッターならコンパクトも狙える!

 普通車なら断然ホンダ フィット。先に述べたように1.5リッターは予算的に苦しいので1.3リッターとなるが、現行モデルの2代目となって、1.3リッターの動力性能も不満ないものに進化している。室内は荷室含めてミドルクラスのセダン並み。コンパクトカーの中では、トータル性能がグンを抜いて高いクルマなことは間違いない。ただ値引きなどにもよるが、予算的にほとんどオプションは選べず、カーナビなどもってのほか。ほとんど「素」の状態で乗らなくてはならない。新車でコミコミ150万円という予算は、じつは相当高いハードルなのである。

ホンダ フィット エクステリア

初めて乗るクルマとして間違いないのが、現行ホンダ フィット。コンパクトカーとしては極めて高いトータル性能を誇る。

ダイハツ ムーヴ エクステリア

ダイハツ ムーヴやスズキ ワゴンRといった軽自動車も新車で購入可能。とくにオススメはムーヴで、室内の広さはコンパクトカー並。

トヨタ ヴィッツ エクステリア

トヨタ ヴィッツもオススメの1台。燃費や使い勝手、そして室内の広さや快適性など、不満を感じることはないはずだ。

■新卒サラリーマン必見! 年収300万円で買う初めてのクルマ選び(PART2中古車編)[coming-soon!/CORISM]

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(レポート:CORISM編集部

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