北京モーターショー2010裏事情〜PART1〜中国人は格安中古車が好き! [CORISM]

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【その他】2010/05/25

まるで中古車見本市のような大規模店が主流

中国の中古車販売店

まるでテーマパークやショッピングセンターの駐車場のように見えるが、れっきとした中国の中古車販売店だ。とにかく規模が大きいのが特徴で、日本のように小さな事務所の横に数台の中古車を並べているような小さい中古車販売店は、まず見かけることはない。

 中国で最も規模の大きいモーターショーのひとつである「北京モーターショー2010」は、大盛況だった。中国国内のメーカーだけでなくトヨタや日産、そしてホンダなどの日本車メーカーもブースを出展していた。また最近の中国の発展ぶりを象徴するかのようにロールスロイスやフェラーリ、そしてポルシェやメルセデス・ベンツなど、欧米の高級車ブランドも数多くの新車やコンセプトカーを展示した。
 新車が売れるということは、それだけ中古車も市場に出回るということ。中国の中古車事情は一体どうなっているのだろうか?
 中国にももちろん中古車店はあるが、どれも規模が大きいのが特徴だ。展示車の数も100台以上は当たり前。まるで中古車見本市か、休日のテーマパークやショッピングセンターの駐車場かと思うほどだ。これだけ規模が大きいと、業者向けと思ってしまうかもしれないが、もちろん個人向けで、初めての人でも入りやすい雰囲気が保たれている。
 また日本のように複雑な手続きもなく、もちろんローンも可能。どうしてもクルマは欲しいが、予算に限りがある若い夫婦などに人気だという。中国での中古車価格は、車種や年式、走行距離などにもよるが、およそ新車の1/3程度。貯金ができるまでは安い中古車に乗り、新車へと買い換えるパターンが多いようだ。

■北京モーターショー2010裏事情〜PART2〜中国人は輸入中古車が好き![coming soon!/CORISM]
■北京モーターショー2010裏事情〜PART3〜中国人は修理しやすい中古車が好き![coming soon!/CORISM]

(レポート:CORISM編集部

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