
「サイクル・オブ・ライフ」第2弾!このクルマで恋人と冒険の旅に出よう!

昨年(2013年)の東京モーターショー に登場し、大胆なボディシルエットがとても魅力的だった「ルノー デジール 」。ルノー の新しいデザイン戦略、「サイクル・オブ・ライフ」を表すショーカーだったのですが、市販車にもその戦略に基づくデザインが施されはじめており、その第2弾となるクルマが発売されました。それがこの「ルノー キャプチャー 」です。
「サイクル・オブ・ライフ」第1弾は「LOVE」を表すルーテシアだったのですが、このキャプチャーのテーマは「EXPLORE(冒険)」。恋に落ちた二人がこのクルマで冒険の旅に出る、そんなワクワク感あるデザインは、まるでショーモデルのような大胆さ!
今までに見たことがないほど大きくえぐり取られたドア下部の造形、そのえぐれに合わせてリアに向かって切れ上がっていくボディサイドのうねり、そして最後はホイールアーチとなって波のように下方に消えていくラインと、窓枠下部とルーフスポイラーに沿って天へ駆け上がっていくラインによる全体の収束感! ここまでデザイン・コンシャスなコンパクト・カー ってどこを探してもないのでは?
![]()
![]()
![]()

デザインも良いけど、安全装備や快適装備も大充実のコンパクトカー!

そう、こういううねったデザインは小さいクルマには採用しにくいものなのですが、ルノー・キャプチャーは、ルーテシアとサイズ的には近いコンパクトカー。全長4,125mm☓全幅1,780mm☓全高1,565mmと、欧州ではBセグメントと呼ばれるカテゴリーに入るサイズです。ちなみにルーテシアと比べて、全長も全幅も+30mmの違いしかありません(全高は+120mm)。
ホイールベースは2,605mm、乗車定員は5名。車重1,270kgのボディを引っ張るエンジンはわずか1.2Lながら88kW(120ps)を発揮する4気筒の直噴DOHCターボ。トルクは2L車並みの190N・m(19.4kgm)を2,000rpmで発揮し、エフィシエントデュアルクラッチと呼ぶ6速ツインクラッチ・トランスミッションを介して前輪を駆動します。
車格が大きいクルマ並みに安全装備や快適装備が充実していることもキャプチャーの魅力。前席サイドエアバッグ、ESC(トラクションコントロール付横滑り防止装置)、ヒルスタートアシスト、オートライト、オートワイパー、バックソナー、クルーズコントロール、イモビライザーなどは全車標準装備。「インテンス」という上級グレードには、曲がる方向に合わせて照射範囲を変化させるフロントディレクショナルフォグランプまで付いています。
![]()
![]()
![]()
キャプチャー買うなら2トーンカラーのルーフと着替えシートは絶対オススメ!

キャプチャーのグレードは、ベーシックな「ゼン」(消費税込2,569,000円)と上級仕様の「インテンス」(同2,672,000円)の2種類。しかし、この値段差(同103,000円)なら今回試乗した「インテンス」を強くお勧めします。その理由とは・・・。
「インテンス」の最大の特徴は、そのカラーリング。ご覧のとおり、ピラーから上が別の色になる2トーンボディカラーが標準なのです。ウエストラインから下の色は全5色、上の色は白と黒の2色。個人的にお勧めなのは試乗車の青ボディ+白ルーフの組合せか、オレンジボディ+黒ルーフの組合せ。
その他コゲ茶ボディ+白ルーフの組合せなんかもありますから、ぜひご自身で好きな色の組合せがあるか確かめてみて下さい。
そして、もう一つの特徴が、メーカーが「ジップシートクロス」と呼ぶ、脱着して洗濯可能なクロス生地のシート。ジッパーと面ファスナーで座面とシートバック面が取り付けてあるのですが、なんと別デザインの8種類のオプション(同61,560円)が用意されているので、自分の気に入った柄に着せ替えることが出来るのです。これはルノーの特許なのだとか。
他社のクルマにはない独創的なデザイン&ボディカラー&シートのクルマに乗りたいから・・・。そんな理由でキャプチャーを選ぶのもなかなか小粋かもしれません、ね!
![]()
![]()
![]()
ルノー キャプチャー価格、スペックなど
■ルノー キャプチャー価格
・インテンス 2,672,000円
・ゼン 2,569,000円
| 代表グレード | ルノー キャプチャー インテンス(FF) |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,125×1,780×1,565mm |
| ホイールベース[mm] | 2,605mm |
| 車両重量[kg] | 1,270kg |
| 総排気量[cc] | 1.197cc |
| 最高出力[kw(ps)/rpm] | 88(120)/ 4,900rpm |
| 最大トルク[Nm(kg-m)/rpm] | 190(19.4)/ 2,000rpm |
| トランスミッション | 6速エフィシエント デュアル クラッチ |
| タイヤ | 前後205/55R17 |
| 定員[人] | 5人 |
| 消費税込価格[円] | 2,672,000円 |
| レポート | 堂島昭 |
| 写真 | 編集部 |
【関連記事】
- ルノー新車情報・購入ガイド一覧
- ルノー新車試乗評価一覧
- プジョー2008新車情報・試乗評価一覧
- 日産ジューク新車情報・試乗評価一覧
- ホンダ ヴェゼル新車情報・試乗評価一覧
- SUV新車情報・試乗評価一覧
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
【関連記事】
- BYD J6リビングカー 移動可能なオフィス! Japan Mobility Show 2025【その他】
- BYD SEALION 6 2025年12月に発表のPHEV! Japan Mobility Show 2025【その他】
- マツダCX-5新車情報・購入ガイド 3代目は、日々の使い勝手にこだわったSUVへ Japan Mobility Show 2025【マツダ】
- スズキ クロスビー新車情報・購入ガイド 高評価だった外観デザインはキープコンセプト。弱点だった燃費性能は、1.2Lマイルドハイブリッドへ変更し改善!【スズキ】
- 日産リーフ試乗記・評価 超絶進化なのに、お値段先代並みの謎!?【日産】
- マツダCX-80 vs 日産エクストレイル クルマ選びに後悔・失敗しないための徹底比較・評価【対決】
- スズキ eビターラ(e VITARA) プロトタイプ試乗記・評価 価格追加! 初BEVは、スズキらしくないスズキ車! 見事な完成度に驚愕!!【スズキ】
- 日産エクストレイル新車情報・購入ガイド マイナーチェンジで、アウトドアテイストをプラスできる「SOTOASOBI パッケージ」を新設定【日産】
- トヨタ クラウンスポーツ新車情報・購入ガイド リーズナブル? 70万円も安価な新グレード「G」と70周年特別仕様車「THE 70th」を新投入【トヨタ】
- スバル クロストレック新車情報・購入ガイド 一部改良と大人の落ち着きを感じさせる特別仕様車「リミテッドスタイルエディション(Limited Style Edition)」を設定【その他】
【オススメ記事】
- スズキ Vision e-Sky 次期新型ワゴンRのBEV? それとも新ブランド? 2026年度中にデビュー予定! Japan Mobility Show 2025【スズキ】
- スズキ 水素エンジンバーグマン 水素で走るスクーター Japan Mobility Show 2025【スズキ】
- ダイハツ K-OPENランニングプロト FFのコペンをFR化したスタディモデル Japan Mobility Show 2025【ダイハツ】
- ダイハツ K-VISION 次期5代目新型タントか? e-SMARTハイブリッド Japan Mobility Show 2025【ダイハツ】
- ダイハツ K-OPEN 次期新型3代目コペンは、後輪駆動に!? Japan Mobility Show 2025【ダイハツ】
- ダイハツ ミゼットX ママチャリがコンセプト?! Japan Mobility Show 2025【ダイハツ】
- マツダ CO₂回収装置 走る空気清浄機?! Japan Mobility Show 2025【マツダ】
- BYD T35 平ボディ 商用車でもBEVでチャレンジ! Japan Mobility Show 2025【その他】
- BYD J6リビングカー 移動可能なオフィス! Japan Mobility Show 2025【その他】
- BYD SEALION 6 2025年12月に発表のPHEV! Japan Mobility Show 2025【その他】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!











