アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART1〜基礎編〜 [CORISM]

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【その他】2010/05/12

無理はダメ、意識せずにエコドライブを実践

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TSIトレンドライン 走り
 地球環境のためにエコドライブ。それは当然のことだけど、さらに最近またガソリン価格が上がってきたのも気になるところ。となると、省燃費運転はますます重要になってくる。やっぱり末永く楽しくドライブやクルマを楽しみたいとなると、日頃からの心がけが大切になってくるというものだ。
 とはいえ、我慢してギリギリのところで省燃費運転を行っても意味はなし。普通に走って意識しないというのがベストだ。そのためには、すでについてしまっているクセを、エコ運転のクセに変更することがポイントとなる。
 ドライブを楽しんで、それで燃費がよくて、地球環境にも優しい。そんなエコ運転のポイントを指南しよう。とても簡単なのでご安心あれ!

まずはドライビングポジションを正す〜5つのポイント〜

1.深く座る

座り方[いい例]

シートバックと体の間にすき間ができないように深く座る。正しい運転姿勢は、エコドライブに限らず安全運転にも貢献する。

<ポイント>
シッカリとしたドライビングポジションが取れれば、繊細ななアクセルやブレーキ操作が可能。結果、燃費アップが期待できる。

 シートバックと腰の間にすき間ができないように深く腰かける。そうすると背筋が伸びて姿勢がぶれることもない。運転すると腰が痛くなるという人は浅く腰かけていることが多かったりする。
またブレーキを強く踏んでも体が動かないので、足にしっかりと力がかけられ、とっさのときのブレーキングにも確実に対応できるので、安全性確保にも有効だ。

2.ペダル

シートポジション[いい例]

左足はフットレストの上に。アクセルやブレーキを踏み込んだときに、足が伸びきらないようにするのがポイント。

<ポイント>
ミリ単位のアクセル操作がエコドライブには重要。しっかりとしたペダル操作ができる姿勢でないと、ミリ単位のアクセル操作はできない。

 深く座ると、足の位置が決まるので、ペダルの踏み具合も自ずと決まってくる。ペダルに軽く足が乗せられて、さらに奥まで踏んだときにまだヒザが伸びきっていないのがポイントになる。アクセルとブレーキの両方で位置を合わせておく。

3.肘の曲がり

<ポイント>
カーブでハンドルを切りすぎると、ただの抵抗になりスピードが必要以上に落ちてしまうことも。それを補うために、さらにアクセルを踏み込む必要があり燃費が悪化することもあるのだ。肘に余裕がないと、ハンドル操作が雑になり燃費が悪影響を及ぼす。

 正しく座ったうえで、ハンドルに手を伸ばしてステアリングの2時と10時の部分を持ち、ヒジが曲がるように握る。この時点で腕が伸びているとステアリングを完全に回しきれないので正しい操作ができなくなってしまう。シートバックの調整だけでなく、付いていればステアリングのチルトやテレスコピックも使って調節する。

座り方[いい例]

 正しいドライビングポジション。なるべく高い位置にシートを調整し、視界は高めで。クルマの四隅が分かりやすくなり、燃費運転だけでなく、車庫入れなどもやりやすくなる。

座り方[悪い例]

 悪いドライピングポジション。シートの背もたれははるか後方で、肘や膝は伸びステアリングやペダル類の操作も、しっかりとできない状態。繊細な操作が必要なエコドライブでは、不向き。また、とっさのときにも対応できないので、安全運転すらできない。

座り方[いい例]

 すべてに余裕がある正しい運転姿勢。この状態なら、微妙な操作が可能で、エコドライブだけでなく安全運転にも効果的だ。

 ステアリングのチルトやテレスコピックも使って調節する。調整できるところはすべて使って、可能な限り理想のドライビングポジションを目指そう。

4.ヘッドレスト

ヘッドレスト位置[いい例]
 エコ運転というよりも安全性という点でヘッドレストの位置を再度確認。後頭部に軽く当たる位置になるように上下させて、運転中は軽く触れる程度に座る。深く腰かけて背筋が伸びていれば、自然と触れるはずだ。またこの位置に頭がチャンとくれば、運転中のアイポイントも正しくなり、運転中の疲労も少なくなる。

5.シフト

シフトレバー操作[いい例]
<ポイント>
ちょっとした速度調整は、エンジンブレーキを利用したシフトダウンが効果的。シフトダウンするとエンジンの回転が上がるが、このときにはエンジン内部にガソリンは送り込まれていない。最近のクルマは、エンジン制御が進んでいるので、エンジンの回転数が上がっても燃費は悪くならない

 最後に確認しておきたいのがシフト操作。AT全盛の今では積極的にシフト操作をしない人も多いが、シフトダウンによる回転の維持などエコドライブという点ではうまく活用する。もちろんキビキビとしたドライビングを楽しめるようにもなる。さっと手を伸ばして、意識せずにシフトに手が届くかを確認しておく。

今回使用した車両はVWゴルフ ヴァリアントTSIトレンドライン

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TSIトレンドライン フロントビュー

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント TSIトレンドライン

 最近のフォルクスワーゲンはTSIと呼ばれる小排気量+過給器付きのエンジンや、DSGという高高率なツインクラッチミッションを採用するなど、エコに力を入れている。このゴルフ ヴァリアントもそうした技術が採用されており、全車エコカー減税&補助金の対象車だ。
 エンジンは今回の撮影に使用したTSIトレンドラインが1.4リッター直4+ターボ(122ps&20.4kg-m)で、TSIコンフォートラインは、さらにスーパーチャージャーを追加し160ps&24.5kg-mと、わずか1.4リッターの排気量ながら過給器のおかげで2〜2.4リッター並の太いトルクを生み出している。これによりTSIトレンドラインで16.8km/l、TSIコンフォートラインでも16.2km/lという優れた10・15モード燃費を達成。パワフルさと低燃費な走りを両立させているのが最大の特徴だ。またハイパワー仕様の2リッターターボを搭載したTSIスポーツラインでも(200ps&28.6kg-m)でも12.2km/lとなっている。
 ミッションも7速DSG(TSIスポーツラインは6速)を採用しているが、これはMT並のダイレクト感あふれる走りが楽しめるのはもちろん、効率も優れている。エコというとハイブリッドや電気自動車が注目されがちだが、通常のガソリンエンジン車でも効率のいい設計や運転をすることで燃費のいい走りが可能になる。

(レポート:CORISM編集部

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