LAショーでキャデラックの小型ハイブリッド・コンセプトカーを披露 [CORISM]

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【キャデラック】2010/11/24

大都市での使用を考慮した「アーバン・ラグジュアリー・コンセプト」

GM キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプトGMのデザイン担当副社長エド・ウェルバーン氏

「アーバン・ラグジュアリー・コンセプト」とGMのデザイン担当副社長エド・ウェルバーン氏(右から3番目)

 ゼネラル・モーターズ(GM)は、11月17日に開幕したロサンゼルス・モーターショーでキャデラックブランドのコンセプトカー「アーバン・ラグジュアリー・コンセプト」を発表した。
 このアーバン・ラグジュアリー・コンセプトは、小型車でありながらキャデラックならではのデザイン・性能・技術や上質な乗り心地を体験できるコンセプトカーで、全長3835mm×全幅1730mm×全高1446mmのコンパクトなボディに、ホイールベースが2467mmとほとんどオーバーハングのないデザインが特長だ。パリ、上海、ロンドンなどの大都市での使用を考慮し、ロサンゼルス地区で考案・デザインしたといい、郊外の一戸建てでも駐車スペースが狭く限られているのが当たり前となっているロサンゼルスで、従来の自動車デザインとは異なるフォルムにキャデラックの象徴的なデザイン要素を織り込み、都市部で運転する人々のニーズに対応したとしている。
 このため、ドアは外側に開いてから前方に回転する仕組みで開き、街中の狭い駐車スペースでも、定員4名が左右からどの席にも簡単に乗り込むことができる。また、メーター類は、タッチスクリーンに数値を表示し、オーディオやエアコンの調節も可能とすることで、車内空間をより広く確保したという。
 さらに、パワートレインは、電動技術を採用したハイブリッドで、ターボチャージャー付き1.0リッター3気筒エンジンにエンジンスタート/ストップシステム、ブレーキエネルギー回生システム、乾式デュアルクラッチ・トランスミッションなどを組み合わせることで、市街地で約23.8km/L、高速道路で約27.6km/Lの燃費が達成できるとしている。
GM キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプト
GM キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプト
GM キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプト


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GM キャデラック アーバン・ラグジュアリー・コンセプト

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(レポート:CORISM編集部

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