新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッド新車情報・購入ガイド わずか1ヶ月で4.2万台オーバー!! 新型ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)の人気グレードはコレ!さらに大きく広くなった超ラグジュアリーミニバン誕生!!
トヨタ アルファード/ヴェルファイア最新新車情報
700万円オーバーのエグゼクティブラウンジが約10%! トヨタ 新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッド人気グレードはコレだ!
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドが売れている。なんと、発売直後からの1ヶ月で4.2万台を販売。4.2万台が多いのか少ないのかという指標が必要かと思うので、参考にクラウンの発売から1ヶ月後の受注が2.5万台なので、2倍に近い売れ行きだ。セダンが人気が無いとはいえ、これだけの高級車がこれだけ売れるというのは珍しい。
さらに、新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドには、エグゼクティブラウンジと呼ばれる700万円を超えるグレードが設定されている。このグレードの構成比が、なんと10%にもなった。新型ヴェルファイア/アルファードどのエントリーグレードが約320万円なので、2倍以上の価格帯のクルマが約10%を占めるという。開発のテーマをミニバンとしてではなく「大空間高級サルーン」とした通り、まさに高級セダンを圧倒する勢いもったミニバンといえるだろう。
こうした超高級グレードが売れる反面、ハイブリッド車の比率が低い。ハイブリッド車は全体の約26%に止まっている。人気は、価格の安いガソリンの2.5L車だ。人気の理由は、やはり価格がハイブリッド車より安いことが大きな選択理由になっているようだ。
新型ヴェルファイア/アルファードの人気グレードは、両車とも2.5LでヴェルファイアがZ Gエディションで、約26%を占めている。また、アルファードはS Cパッケージが全体の20%となっている。両車ともスポーティなエアロタイプのグレードが人気だ。
3代目新型ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)は、高級セダンを超えるトヨタのフラッグシップモデルへ!
トヨタ は、大型のミニバン でハイブリッド車 の設定もあるヴェルファイア(VELLFIRE) /アルファード(ALPHARD) をフルモデルチェンジし発売を開始した。初代アルファードから数えると3世代目のモデルとなる。
先代モデルとなる2世代目トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)は、2008年にデビュー。このクラスで圧倒的な人気を誇っていた日産エルグランドのライバルとして登場した。その後、2010年にエルグランド がフルモデルチェンジしたが、低床フロアを採用し全高を下げたことが裏目に出て、販売台数が伸び悩む。そんな中、ヴェルファイア/アルファードは、ハイブリッド モデルもあることや、強面系のヴェルファイアが支持され、超人気車種として成長している。
このクラスの大型ミニバンの存在は、冷え切っていたセダン マーケットにとどめを刺したともいえる。ラグジュアリーなキャプテンシートなど、豪華さや室内空間は大型セダンを圧倒。大型セダンからの乗り換えも進み、販売面ではトヨタや日産ブランド にとってのフラッグシップと呼べる存在になっていった。
さらに大きく、広くなったボディサイズとインテリア空間
そんな傾向をより鮮明にしたのが、今回フルモデルチェンジした新型トヨタ ヴェルファイア/アルファードだ。開発のテーマは「大空間高級サルーン」。この開発テーマからも、新型ヴェルファイア/アルファードが、大型セダンに取って代わるモデルであることが分かる。
大空間を生み出すために、ボディサイズは拡大された。エアロモデルであるヴェルファイアZは、全長4,935×全幅1,850×全高1,880mm、ホイールベース3,000㎜となった。先代のヴェルファイア24Zと比べると、全長で+50mm、全幅+10mm、全高-10mm、ホイールベース+50mmとなっている。全高はわずかに下がっているが、低床フロアなどによるもので、室内高は1,400mmと従来と同じだ。
クルマとしての燃費や操縦安定性を高めるためには、全高を下げ、重心高を下げたい。しかし、そうしなかったのは、全高を下げ小さく見えるとして販売台数が落ち込んだ日産エルグランド の失敗例を生かしているからだ。
注目したいのは、全長が伸びた分は、ほぼホイールベースの延長分に使われている。ホイールベースの延長は、広大な室内空間に直結する。3,000mmというホイールベースはエルグランドと同じながら、室内長はエルグランドの3,025mmを大幅に超える3,210mmとなっている。ライバルのエルグランドに比べ、室内高&室内長とも広大となっていて、大空間を作り上げた。
よりラグジュアリーな空間へ! それだけでなく、使い勝手も大幅向上!
この広大なスペースを生かし、新型ヴェルファイア/アルファードの室内は、よりラグジュアリーになった。なんと、助手席シートは最大1,160mmものスライドが可能となった。このスライド量により、さらに多彩なシートアレンジが可能となっている。
そして、2列目シートも従来比+30mmとなる830mmのロングスライドが可能となった。オットマンが装備されたキャプテンシート車は、まるで足を投げ出したようなリラックスした姿勢でドライブが楽しめる。
また、新型ヴェルファイア/アルファードには、エグゼクティブラウンジと呼ばれるグレードが新設定された。価格はなんと、7,036,691円!。トヨタブランドの最高級車のマジェスタ より高価な価格設定となっている。まさに、大型セダンに取って代わるフラッグシップと呼べるグレードだ。
エグゼクティブラウンジの装備は、まさに贅を尽くしたもの。100mm拡幅されたエグゼクティブラウンジシートを採用。座り心地や触り心地、使い心地など3つの心地よさを追求し最上級のおもてなしの空間に仕上げられている。
また、こうしたラグジュアリーな部分だけでなく、積載性なども大幅に向上している。サードシートを左右に跳ね上げると、サードシート下の床下収納スペースが出現する。148Lという大容量を誇り3分割されている。長尺物の積載など、用途に合わせてフレキシブルに使える設計が施されている。
こうした使い勝手へのこだわりは、最小回転半径にも表れている。アクアは16インチタイヤを選択すると、最小回転半径は5.7mと先代ヴェルファイア/アルファード並みだった。コンパクトカー なのに、大型のミニバン 並みの最小回転半径とはいかがなものかと思うが、逆に大型ミニバンであるヴェルファイア/アルファードが、コンパクトカーのアクア を下回る最小回転半径5.6mを達成。使い勝手を向上させている。
ダブルウイッシュボーン式リヤサスペンション採用で、より上質な乗り心地へ進化。しかし、安全装備は・・・。
こうしたラグジュアリーな空間をもつ新型ヴェルファイア/アルファード。しかし、乗り心地や静粛性などの走行性能も高くなければ、本当の意味で高級車ではない。そのため、リヤまわりのプラットフォームを新開発。今まで今ひとつだった乗り心地性能を大幅に向上するため、リヤサスペンションを従来のトーションビーム式から、低床フロアにも対応した新開発のダブルウイッシュボーン式へ変更した。このサスペンションにより、後席はよりしなやかな乗り心地となったという。
ホイールベースが長くなったこともあり、ボディの剛性もアップされた。ドア開口部やカウル周辺の結合部を重点的に、約200ヵ所にも及ぶスポット溶接の増し打ちを実施している。さらに、リヤサスペンションメンバーを設定するなどし、ボディ剛性を上げている。ボディの剛性アップは、グレードアップしたサスペンションをシッカリと生かしたり、振動やノイズの低減にも効果があり、結果的に静粛性にも貢献する。また、吸音や遮音材の追加などにより、静粛性は一段と向上。室内の会話明瞭度は、高級セダン並みに高められた。
トヨタは、2014年末に、自動ブレーキを含んだ安全装備であるトヨタ セーフティシステムを発表した。しかし、残念ながら新型ヴェルファイア/アルファードには搭載されていない。エアバッグ類は、フロントとサイド、ニー、カーテンと標準装備され高く評価できるが、予防安全技術である自動ブレーキ類が無いことが物足りない。
また、300万円以上する価格帯のクルマで大空間高級サルーンと、高級であることをアピールしながら、プリクラッシュブレーキも、最上級グレード以外オプション設定という状況。さすがに、これで自ら高級と呼ぶにふさわしいかは、少々疑問でもある。実際に購入を考えているのなら、トヨタ セーフティセンスが用意されてからがお勧めだ。
燃費性能に優れた2.5Lハイブリッドシステムとコストパフォーマンスが魅力2.5Lガソリン車
新型ヴェルファイア/アルファードに搭載されるパワーユニットは3つ。まず、3.5Lと2.5Lのガソリン車が2WD と4WD それぞれ用意されている。3.5Lエンジンは、従来と同様で280ps344Nmで6速ATとの組み合わせ。燃費性能は、やや向上してFF車が9.5㎞/Lとなった。相変わらず、アイドリングストップ機能は用意されていない。
従来の2.4Lエンジンから、新型ヴェルファイア/アルファードは2.5Lの2AR-FE型に変更された。182ps&235Nmを発揮し、CVTと組み合わされている。このエンジンは、さすがにアイドリングストップ機能が無いと燃費やエコカー減税対応などの理由から売れないと判断されたのか、ようやくアイドリングストップ機能が用意された。しかし、これだけの高級車なのにオプション設定だ。アイドリングストップ機能があると12.8㎞/Lでエコカー減税免税対応。アイドリングストップ機能無しだと、11.6㎞/Lとなりエコカー減税は1クラス下がり免税では無くなる。
ハイブリッドモデルも、2.4Lから2.5Lの2AR-FXE型を搭載したハイブリッドシステムへ変更された。リヤタイヤをモーター駆動するE-Fourとなり4WDの設定のみだ。基本スペックは、すでに発売されているハリアー と同じでシステム出力は197ps。最も燃費良いグレードは、19.4㎞/Lとなっている。ただし、この燃費が出せるグレードは、1グレードのみ。ほとんどのグレードが18.4㎞/Lとなっている。これでも2,100kg超の車重をもつクルマとしては、非常に優れた燃費値といえる。
さて、新型ヴェルファイア/アルファードのデザイン。1クラス下のヴォクシーやエスクァイアの流れ通り、強面の威圧感系デザインに拍車がかかっている。これは、先代アルファードが、ヴェルファイアに比べおとなしいデザインだったのだが、ヴェルファイアほど売れなかったことが原因だ。
両モデルともエアロボディと標準ボディを用意。アルファードは、エスクァイアの親分のようなデザインで、大型のグリルで迫力と高級感を演出している。そして、ヴェルファイアは、ヴォクシーのイメージを継承。水平基調のグリルと2段のヘッドランプが組み合わされ、睨みの効いた威圧感タップリのフェイスに仕上げている。迫力という観点では、先代ほど甲乙付けがたいデザインとなっているのは、販売面で差が出ないようにトヨタの販売店への配慮と言えるだろう。
新型ヴェルファイア/アルファードの買い時は、トヨタ セーフティセンスが装備されてから!?
新型トヨタ ヴェルファイア/アルファードの選び方は、基本的にトヨタ セーフティセンスが装備されてからがいいだろう。このところの自動ブレーキブームを考えると、自動ブレーキの有無は、恐らくリセールバリューにも影響を与える可能性もあるし、なにより高級車なのでより高い予防安全性能を求めたい。
新型ヴェルファイア/アルファードのデザインは好みなので、気に入った方を選べばよい。新型ヴェルファイア/アルファードの個性をより明確にしているエアロボディ車がお勧めだ。エアロボディ車の方が、リセールバリューも有利になるだろう。
パワーユニットの選択は、2.5Lかハイブリッド という選択になる。3.5Lは、とにかく動力性能に余裕が必要という顧客向け。ハイオク仕様であることや、燃料・燃費などの経済性を考えると選びにくい。
予算を抜きに考えるのなら、やはり低燃費性能に優れたハイブリッド車の満足度が高い。ハイブリッド車ならではの静粛性は、高級車である新型ヴェルファイア/アルファードの魅力をより引き立ててくれるだろう。ただし、ハイブリッド車は、4WD仕様のみということもあり、2.5L車との価格差が大きい点が悩みどころ。燃費がよい分による燃料費で、車両価格差を埋めることは難しい。経済性重視ということなら、2.5L車も魅力的だ。もちろん、オプションのアイドリングストップ機能は装着したい。
そして、大空間高級サルーンとしの価値を表現している新グレードがエグゼクティブラウンジ。ハイブリッド車で価格は、なんと約700万円。その1つ下のグレードでも約550万円なので、価格差はなんと150万円。コンパクトカー1台分の価格差となっている。このグレードは、自ら運転するというよりは、運転手付きのオーナーが買うグレードだ。
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッド
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)価格、燃費、スペックなど
■トヨタ ヴェルファイア/ヴェルファイア ハイブリッド価格
●2.5L FF車
・X 8人乗り 3,197,782円
・Z 7人乗り 3,578,727円 8人乗り 3,537,491円“A エディション” 7人乗り3,754,473円 “G エディション” 7人乗り 4,173,709円
・V 7人乗り 3,995,018円 8人乗り 3,953,782円
●3.5L FF車
・ZA 7人乗り 4,145,237円 “G エディション” 7人乗り 4,585,091円
・VL 7人乗り 4,842,327円
・Executive Lounge 7人乗り 6,522,218円
●ハイブリッド車
・X 7人乗り 4,155,055円 8人乗り 4,113,818円
・V 7人乗り 4,775,563円 “L エディション”7人乗り 5,356,800円
・ZR 7人乗り 4,919,891円 “G エディション”7 人乗り 5,501,127円
・Executive Lounge 7人乗り 7,036,691円
■トヨタ アルファード/アルファード ハイブリッド価格
●2.5L FF車
・X 8人乗り 3,197,782円
・S 7人乗り 3,578,727円 8人乗り 3,537,491円 “A パッケージ” 7人乗り 3,754,473円 “C パッケージ” 7人乗り 4,173,709円
・G 7人乗り 3,995,018円 8人乗り 3,953,782円
●3.5L FF車
・SA 7人乗り 4,145,237円 “C パッケージ” 7人乗り 4,585,091円
・GF 7人乗り 4,842,327円
・Executive Lounge 7人乗り 6,522,218円
●ハイブリッド車
・X 7人乗り 4,155,055円 8人乗り 4,113,818円
・G 7人乗り 4,775,563円 “F パッケージ” 7人乗り 5,356,800円
・SR 7人乗り 4,919,891円 “C パッケージ” 7人乗り 5,501,127円
・Executive Lounge 7人乗り 7,036,691円
定員[人]7人
代表グレード | トヨタ ヴェルファイアZR Gエディション |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,935×1,850×1,895mm |
ホイールベース[mm] | 3,000mm |
車両重量[kg] | 2,180kg |
総排気量[cc] | 2.493cc |
室内長×幅×高[mm] | 3,210×1,590×1,400mm |
システム全体出力[kw(ps)] | 145(197) |
ミッション | 電気式無段変速機 |
JC08燃料消費率[km/L] | 18.4km/L |
バッテリー 種類/容量(Ah) | ニッケル水素/6.5 |
価格 | 5,501,127円 |
レポート | 編集部 |
写真 | トヨタ |
[ハイブリッドシステム主要諸元]
・エンジン
排気量 (cc) 2,493
最高出力 (kW[PS]/rpm) 112[152]/5,700
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 206[21.0]/4,400~4,800
・モーター
フロント 最高出力(kW[PS]) 105[143]
最大トルク(N・m[kgf・m]) 270[27.5]
リヤ 最高出力(kW[PS]) 50[68]
最大トルク(N・m[kgf・m]) 139[14.2]
・システム全体 最高出力(kW[PS]) 145[197]
2015年1月9日更新 新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドは、2.5Lと3.5Lガソリンを搭載。燃費と価格を予想した!
トヨタは、人気の大型ミニバンであるヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドをフルモデルチェンジし、2015年1月26日に発表する予定だ。
新型トヨタヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドのデザインは、とにかく威圧感たっぷりの迫力ある大きなフェイスになるとみられている。すでに発売済みの5ナンバーミニバン三姉妹であるノア /ヴォクシー /エスクァイア をみても分かる通り、ファミリーカー的な優しい顔つきのデザインは無くなり、とにかく迫力重視のデザインで攻めてきている。
今回の新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドも同様で、さらに攻撃的なデザインになるようだ。とくに、グリルまわりのデザインはエスクァイアに代表されるような大型のものとなるという。まさに、こうしたデザインが好きな顧客層には、ピッタリとはまりそうだ。ただ、逆にやり過ぎと感じる層もあると思われることから、新型ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)のデザインがマーケットにどのように評価されるかというのもポイントだ。
新型ヴェルファイア/アルファードのボディサイズは、全高を除きひと回り大きくなるとみられている。全長はイッキに4,900㎜を超え、全幅は1,850mm程度となるという。ホイールベースは3,000mmになるとも噂されており、より室内スペースを重視したボディサイズになる予定だ。
ただし、全高は10mm前後下げられたようだ。それでも、1,880mm程度あるようなので、かなり背の高いミニバンと言うことになる。ミニバンとはいえ、クルマなので重心の高さや空気抵抗を考えると、全高はなるべく低くした方が運動性能や燃費には効果的だ。
日産エルグランドは、クルマとしての運動性能や燃費、乗降性などを考慮した結果、1,815mmという全高とした。しかし、残念ながらこうした考え方はマーケットに理解されず、販売台数はアルファード/ヴェルファイアに大きく引き離される結果となった。マーケットの要望は、より大きな室内と大きな外観が重要ということになる。
そうした日産エルグランドの状況を学んだのが新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドということになる。それでも、低床フロアなどを採用し、わずかだが全高を下げ低重心化している。
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドの価格や燃費を予想した!
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドに搭載されるエンジンは、現行モデルと同様にガソリン車2タイプ、ハイブリッド車1タイプの設定となる模様。ガソリン車は2.4Lから2.5Lへ変更され、ようやくアイドリングストップ機能が装備される。2.5Lは最量販モデルになる可能性が高いことから、低燃費性能を重視したようだ。この2.5Lエンジンは、12.8㎞/L前後という低燃費性能をもち、ようやくエコカー減税にも対応するようだ。
そして、3.5Lは完全に放置状態。アイドリングストップ機能を付けるだけでも大きく燃費を伸ばすことができると思うのだが、アイドリングストップ機能は無し。燃費はやや向上した程度の9.5㎞/L前後とみられている。
新型ヴェルファイア/アルファードハイブリッドには、2.5Lのハイブリッドが搭載されるようだ。ハリアーと同じハイブリッドシステムと予想できる。恐らく車重は2トンと超えるとみられているのだが、ハイブリッドシステムの採用により、新型ヴェルファイア/アルファードハイブリッドの燃費は、20.0㎞/Lにわずかに届かず19.4㎞/L前後になるようだ。現行が16.2㎞/Lなので、大幅に燃費を伸ばしている。
新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドの価格だが、ボディサイズがやや大きくなるということから、価格もアップするとみられる。現行2.4Lのエントリグレードが約310万円をやや切っている価格帯。エントリグレードがプラス10万円位で320万円前後となると予想。
注目のハイブリッドモデルの価格は、現在約406万円から。トヨタのハイブリッド車は、ノア/ヴォクシーの価格設定からみても、かなり強気の価格設定をしてくる可能性が高い。そのため、エントリグレードの価格こそ410万円くらいで出してくる可能性が高いものの、エアロモデルの売れ筋グレードは500万円弱くらいになると予想した。
また、新たな超高級ラグジュアリーバージョンの存在も話題となっている。エグゼクティブラウンジと呼ばれるグレードが用意され、2列目のキャプテンシートには電動のオットマンなどが装備されているという。驚きなのは、ヴェルファイア/アルファード エグゼクティブラウンジの価格。なんと、700万円オーバーとなる予定だ。
センチュリーを除くトヨタブランドの最上級モデルであるマジェスタが600万円台なので、ヴェルファイア/アルファード エグゼクティブラウンジはトヨタブランド中、最上級モデルということになる。
もはや、このクラスのミニバンは、新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドの一人勝ちには確実。ライバル不在ということになると、メーカー側が圧倒的に強くなる。新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドの価格は、かなり高価になると予想。
当然、ライバルが不在なので、新型トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)/アルファード(ALPHARD)ハイブリッドの値引き交渉もかなり厳しい状況がしばらく続くだろう。
ただ、そうは言っても、ガソリン車なら日産エルグランドと比較、競合させてることで多少の値引きは獲得できるかもしれない。
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