スバル フォレスター新車情報・購入ガイド
国内スバルの基幹モデルであるSK系フォレスター
スバルは、SK系フォレスターを一部改良し発売を開始した。
SK系フォレスターは、5世代目で2018年7月に登場した。当時、最新プラットフォームであるSGP「SUBARU GLOBAL PLATFORM」が採用され、運動性能が飛躍的に向上。
デビュー時は、2.5Lガソリンエンジンと2.0Lエンジン+小さなモーターを組み合わせたハイブリッド「e-BOXER」の2種類が用意された。
2020年には1.8Lターボが追加され、2.5Lエンジンが姿を消している。最新モデルでは、2.0Lのe-BOXERと1.8Lターボの2タイプの設定となっている。
直近の販売台数は、2023年1~6月で10,114台。モデル末期ということもあり、前年比80.0%と大きく落としているものの、国内スバル車ではインプレッサシリーズに次ぎ2番目に売れている主力モデル。登録車販売台数ランキングでは、32位となった。
利便性の高い装備を標準装備化&安全装備機能向上した改良
さて、2021年の改良では歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備パッケージ「アイサイト」がバージョンアップ。より安全性能が高められた。
今回の改良では、さらに安全性能が高められている。改良点は、後退時ブレーキアシストの設定を変更。後退時に障害物を検知した際、警報タイミングを早め、より衝突リスクを低減させている。
内外装の改良では、最上級グレード「STI Sport」に採用しているブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーを全グレードに標準装備。上質さを高めるとともにSUVらしいたくましさをより強調した。
また、「X-BREAK」、「Advance」にはパワーリヤゲートを標準装備。さらに、「X-BREAK」には、運転席&助手席8ウェイパワーシートを標準装備。より使いやすさを向上している。
今回の改良では、主に装備の向上がメインとなっている。とくに、「X-BREAK」の装備が向上しているのが目立つ。パワーリヤゲートと運転席&助手席8ウェイパワーシートが標準装備となり、より魅力的になった。
実質値上げ的な改良? 失敗&後悔しないためのフォレスター選びとは?
とはいえ、装備を充実させて価格が相当分アップしているのでは、コストパフォーマンス的には変わらない。顧客側から見えれば、より装備が良くなり価格アップはミニマムであることが望ましい。
改良後「X-BREAK」の価格は3,300,000円。改良前が3,135,000円だったので、165,000円の価格アップになった。プラス装備分より若干高めに感じる価格となった。
また、アドバンスも165,000円のアップ。これは、やや装備向上分より高めの価格設定となっている。
最近では、円高などによる原材料の高騰が続いている。そのため、本来なら単純に値上げしたいところだろう。だが、フォレスターはモデル末期で、単純な値上げでは顧客の賛同を得るのは難しいと思ったのだろう。そこで、ちょっと装備をプラスしながら、実質値上げに踏み切ったように見える。
今後、スバルだけでなく、多くのメーカーがマイナーチェンジや改良のタイミングで実質値上げをしてくると予想できる。マイナーチェンジ&改良のタイミング前に買うか否か、難しい選択が迫られる。
スバル フォレスター価格
・フォレスター スポーツ 3,465,000円
・フォレスターXT-エディション 3,465,000円
・フォレスターSTIスポーツ 3,740,000円
・フォレスター ツーリング 3,069,000円
・フォレスター X-ブレイク 3,300,000円
・フォレスター アドバンス 3,399,000円
【関連記事】
- BMW iX5 Hydrogen 水素燃料電池参入でゼロ・エミッション社会は成立する? Japan Mobility Show 2025【BMW】
- 2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー、フォレスターに決定! 弱点「燃費」を完全解消で、圧倒的支持で受賞【イベント】
- BMW iX3 新世代「ノイエ・クラッセ」で、何がどう変わる? Japan Mobility Show 2025【BMW】
- トヨタ ランドクルーザーFJ 大ヒット確定!? ランクルシリーズの末弟が登場! Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- スバルTrailseeker prototype 0-100㎞/h加速、約4.5秒! 見た目以上にスポーティなBEV Japan Mobility Show 2025【スバル】
- スズキ ジムニー ノマド 2026年1月30日受注開始! Japan Mobility Show 2025【スズキ】
- BYD J6リビングカー 移動可能なオフィス! Japan Mobility Show 2025【その他】
- BYD SEALION 6 2025年12月に発表のPHEV! Japan Mobility Show 2025【その他】
- マツダCX-5新車情報・購入ガイド 3代目は、日々の使い勝手にこだわったSUVへ Japan Mobility Show 2025【マツダ】
- スズキ クロスビー新車情報・購入ガイド 高評価だった外観デザインはキープコンセプト。弱点だった燃費性能は、1.2Lマイルドハイブリッドへ変更し改善!【スズキ】
【オススメ記事】
- BMW iX5 Hydrogen 水素燃料電池参入でゼロ・エミッション社会は成立する? Japan Mobility Show 2025【BMW】
- 2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー、フォレスターに決定! 弱点「燃費」を完全解消で、圧倒的支持で受賞【イベント】
- 2025-2026インポート・カー・オブ・ザ・イヤー&デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー、ダブル受賞「フォルクスワーゲンID.Buzz」【イベント】
- 2025-2026 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー モータースポーツ由来のハイブリッドシステム「T-Hybrid」で911カレラGTSが受賞!【イベント】
- 2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー 実行委員会特別賞 地域との共生を評価「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」【イベント】
- 2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー 実行委員会特別賞 モータースポーツの未来を示す取り組み「一般社団法人スーパー耐久未来機構(STMO)」【イベント】
- BMW iX3 新世代「ノイエ・クラッセ」で、何がどう変わる? Japan Mobility Show 2025【BMW】
- レクサス LSコンセプト ラグジュアリー・スペースという意味を込めた6輪ミニバン Japan Mobility Show 2025【レクサス】
- レクサス スポーツコンセプト LFAの後継ではないとは言うものの・・・ Japan Mobility Show 2025【レクサス】
- レクサスLSクーペコンセプト 観音開きドアをもつラグジュアリークーペ Japan Mobility Show 2025【レクサス】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!















