【新型日産ノート長期評価レポートvol.19】 素人女子的ノートe-POWER考察。「e-POWERって、いーやん!」 その理由とは? [CORISM]
「e-POWER」って「イイパワー」?(笑) 日産ノートに、新感覚のハイブリッド車「ノートe-POWER」が登場!
みなさんこんにちは! 日産 グローバル本社ギャラリーに行くと、必ず何か購入してしまう高浦めぐみ です( ´ ▽ ` )ノ。先日もNISMOの財布、買ってしまいました!
「ノート」 といえば日産の主力コンパクトカー ! 見た目もコロンとしてて可愛いですよね! 燃費も良いので、実用面でも十分満足できるクルマだと思います( ^ω^ )
そんなノートに、新しいハイブリッド システムである「e-POWER」と呼べる機能が追加され登場しました!
んっ? 「e-POWER」? どんな機能なんでしょう? とっても「イイパワー」?(笑)
まさかのダジャレ?! タイトル、色々考えたのですが、高浦の頭の中は、中年のオジサンなのでこんなんしか出てこないんです(照)
さて、そもそも「e-POWER」ってなんぞや? と、いうところから簡単にご説明しまーす!
今回のノートe-POWERは、シリーズハイブリッドシステムが搭載されています。これ、トヨタ アクア やホンダ フィット などのパラレルハイブリッド車とは、違うシステムなんです!
パラレルハイブリッドシステムは、燃費を上げるために、エンジンの出力をモーター走行や充電、駆動力などに効率よく分配して走ってくれます。
と・こ・ろ・が、e-POWERはまったく違いますよ!
ノートe-POWERに搭載されている1.2Lエンジンは「発電専用!」 シャァ専用(ガンダムの)とか、専用ワードは高浦萌えますw それはともかく、つまり、エンジンは発電機です。エンジンで発電した電気でモーターを動かして走るのです!!!
そのため、100%モーター駆動なんです。
シート下に設置されているリチウムイオン電池の電力が無くなってくると、自動でエンジンが始動し発電します。冬場は、ヒーターの関係で十分充電されていてもエンジンがかかります。
エンジンで発電してEV(電気自動車) として走るクルマがノートe-POWERなんです! 厳密にいえば、シリーズハイブリッドであり電気自動車ではないのですが、高浦にとっては、ほとんど電気自動車というとイメージです。
これは新しいです・・・、やっちゃったな!日産!!!(笑)
しかし! いやいや、でもさー、ハイブリッド車ってそんなに速くないよね? きっと踏み込んだって物足りないよ〜(´Д` ) とか思っていたら・・・
「いや、お前は俺の何を知っているんだ、とにかく走れ!」
と、ノートに挑戦状を叩きつけられた気がして、とりあえず走ってみました(笑)
なに? この加速!「e-POWERって、いーやん!」?
日産ノートe-POWERの本質を知るために訪れたのは箱根です。そもそも、箱根は登り坂が急で、コンパクトカーでは、ちょっと物足りないのでは? と、思っていたので、ちょっとドキドキです・・・・
いつもの急なカーブと登り坂の多い道でスタートです!
まずは、様子見で少し控えめにアクセルを踏んでいくと、モーター特有のキーンという音とともにノート君が加速!加速!!加速〜!!!!! アクセルを踏んだ瞬間からグイグイグイグイくるじゃやありませんか!
「え!まだアクセル半分も踏んでないよ!!!」
加速は思っていたよりもはるかに強力で、スムース! これが、いわゆるBセグメントと呼ばれるコンパクトカーなの? と、思えるほど軽やかさでキツイ登り坂で軽々と加速します。今まで乗ったことのある、ハイブリッドカーとは比べ物にならないほどの加速力とスムースに、思わず( ゚д゚)ポカーン!
それもそのはず、このノートe-POWERは、電気自動車のリーフと同じ254Nmという大トルクを誇るモーターが搭載されているのです。ノートe-POWERは、リーフよりひと回り小さく、260kgも軽いのですから、力強いのは当然です。
ノートe-POWERさま、御見逸れいたしましたm(_ _)m
モーター駆動のクルマは、アクセルを軽く踏み込んでも、レスポンスが良いのが特徴です。瞬時にモーターのトルクがクルマをグイグイと押し出してくれるのです。それが、スムースで何くわぬ顔で加速していくんですから、思わず「頼りになるヤツ(⋈◍>◡<◍)。✧♡」的な。
他のハイブリッドとは、まったく異なるドライブフィールにご満悦でございます。他のハイブリッドカーとは、まったく違うので一度試乗してみるといいですよー!
「e-POWERって、いーやん・・・」、スポーツカー 好きの高浦なのに、意外な展開に!
では、加速力がいいのは分かりましたが、カーブではどうなのさ? ちょっと、頑張って曲がってみます!
ノートe-POWERのボンネットの中は、エンジンにモーター、発電機などがギッチリギュウギュウ。かなりフロント部分が重くなっていることが、すぐに分かります。これだけ見れば、カーブでよく曲がりそうにないなぁ、なんて思うんですが、
カーブでは、しっかりと路面を踏みしめながら安定して曲がるのに驚き!
「なんだこれたのしー!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))」
ハイブリッド用の大きく重いリチウムイオン電池が、フロントシート下に設置してあることもあり、重心高も下がっているようで、カーブでもピタッと安定しています。乗り心地も良好ですよ!
あまり、運転していても楽しいコンパクトカーが無い中、髙浦はノートe-POWERに乗り、運転中ずっと(・∀・)ニヤニヤしてました!
今回は、燃費計測はしていませんが、カタログ燃費値は量販のXグレード34.0㎞/L! ライバル車の量販グレードと比較しても、ナンバー1となる燃費値です。
日産スゲェぜ!! ノートスゲェぜ!!!
というわけで、ノートe-POWERは高浦の想像を超えたパワフルで楽しい走りを見せてくれました!
やってみよう!「e-POWER Drive」!! 慣れれば簡単、そして安全運転にも!
電気自動車のようなパワフルな走りだけが、ノートe-POWERの魅力ではありません! 他のハイブリッド車とは異なる運転体験ができるのもノートe-POWERのおもしろいところです。
どうやら、ノートe-POWERには「e-POWER Drive」と呼ばれ、アクセルペダルだけで走ったり止まったりできちゃう機能があるそうなんです! e-POWER Driveって言われても、何が何だかですよね。そこで、解説します!
普通、アクセルを離せばエンジンブレーキによりクルマが減速するのは当たり前です。ですが、ノートe-POWERはモーター駆動のハイブリッド車なので、減速時にはモーターの電力回生による抵抗で減速が可能です。
ECOモードやSモードなどを選択した場合、回生による減速力が大きくなり、ブレーキなしでピタッと停止することができるんです! 上手くアクセルコントロールすると、緊急時など以外では、ほとんどブレーキをかける必要がないんです。
どんな運転方法になるこというと、実際に市街地でやってみましたよー!
まず、100mほど前の信号が赤に・・・!
そ〜っと、減速の具合を感じながらアクセルを抜いていきます・・・・。アクセルをポンと完全に抜くと、結構な減速度があります。
減速具合を感じながら、アクセルを微妙にコントロールしながら停止線で停まれるように様子を見ながら離していきます。
すると・・・・
スルスル・・・・・・・ピタッ。
(((o(*゚▽゚*)o)))「止まった!止まったああああああああ!!」
アクセルを完全に離し、ブレーキペダルにも触れていないのに車が止まってます! なんということでしょう!(感涙)
しかし、慣れるまでには少々経験が必要です。でも、それほど難しくもありません。高浦でも1時間位運転して慣れてくると簡単にできるようになります。
高浦的コツは、急にアクセルを抜くと、抵抗が強すぎて減速しすぎてしまい、結局またアクセルを踏むことになります。燃費の低下に繋がるので、ゆっくりと丁寧に足の先に神経を集中させて離していくと上手に「e-POWER Drive」ができますよ!( ´ ▽ ` )ノ 。
この運転に慣れてくれば、頭で考えなくても体が勝手に対応してくれるようになります。
あとはしっかりと前の車と車間を取っておくこと!
これって、運転の基本中の基本ですけど意外とできてないドライバーが多く、急ブレーキによる燃費の低下や事故の原因にもなります・・・
e-POWER Driveに慣れてくると、自然と車間距離と一定に保つようになって、安全運転にもなりますよ!
みなさんもe-POWER Driveを身につけてお財布に優しく安全なドライブをしてみましょう( ^ω^ )♡
イーのはe-POWERだけじゃないぜ!見た目もイーぜ!!
今回、試乗したノートe-POWERは、なかなかカラフルで素敵なボディカラーが多くあります。
派手すぎないこのカラーは、「オリーブグリーン」!
ライムなどの名前がつくカラーより、ちょっと大人っぽいグリーンなのでおしゃれ感満載( ´ ▽ ` )ノ
また、フロントグリルのブルーラインは「e-POWER」の証!だそうです♪
内装のオプションも種類豊富なので、これまた自分好みのノートにアレンジできますね!
ノートe-POWERは、走りと見映え両方楽しめちゃうので、男性&女性どちらも満足できるクルマに仕上がってました!
日産ノートe-POWER/ノート価格
■日産ノートe-POWER/ノート価格
・HR12DE-EM57(モーター) 2WD
e-POWER S 1,772,280円
e-POWER X 1,959,120円
e-POWER MEDALIST 2,244,240円
・HR12DE(1.2L) 2WD
S 1,393,200円
X 1,495,800円
MEDALIST X 1,627,560円
・HR12DE(1.2L) 4WD
X FOUR 1,711,800円/スマートセーフティエディション 1,827,360円
MEDALIST X FOUR 1,843,560/スマートセーフティエディション 1,929,960円
・HR12DDR(1.2Lスーパーチャージャー)2WD
X DIG-S 1,738,800円
MEDALIST 1,985,040円
日産ノートe-POWER燃費、スペックなど
代表グレード | 日産ノート e-POWER X |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,100×1,695×1,520mm |
ホイールベース[mm] | 2,600mm |
トレッド前/後[mm] | 1,480/1,485mm |
車両重量[kg] | 1,210kg |
総排気量[cc] | 1,198cc |
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm] | 58(79)/5,400 |
エンジン最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] | 103(10.5)/3,600~5,200 |
モーター[型式] | EM57 |
モーター定格出力[kw(ps)] | 70(95) |
モーター最高出力[kw(ps)/rpm] | 80(109)/3008-10000 |
モーター最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] | 254(25.9)/0-3008 |
タイヤサイズ | 185/70R14 |
JC08モード燃費 | 34.0km/L |
定員 | 5人 |
税込価格 | 1,959,120円 |
発売日 | 2016/11/2 |
レポート | 高浦めぐみ |
写真 | 編集部 |
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