ラテン車乗りのゆる~い集まり。第2回ムッシュブルーミーティング レポート [CORISM]

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2014/06/04

筆者が合流したのがこの集団。2000年前後から現行モデルまでそれなりの数でしたのでコレでほとんどかな?と思っていました。余談ですが手前の赤いのはただの306ではなく希少なRallyeです。

広々とした公園と緑のあふれる芝生の会場で行われる、まったりとした集まり

RENULT4

会場入り口ではルノーの4がお出迎え。ココで簡単な参加者記録をするだけであとは施設の入場料を払うのみで終了。

 晴れ渡る晴天の5月半ばカーイベントにもってこいの陽気に開催されたこのムッシュブルーミーティング。多くのフランス車乗りが箱根方面へ足を向ける中、筆者はこの水戸は笠間芸術の森 イベント広場へと行ってまいりました。

 参加要綱には、基本フランス車でイタ車も来ます的に書かれていたので概ねフレンチイベントの様相と思いきや7:3いや6:4くらいの割でイタ車も参加。総勢50台以上が参加するイベントでした。

 主催者にお話を伺ってみたところ、概ね集まってまったりとすごすのが基本方針とのこと。ただ集まっておしまいという割には、しっかりと最後はじゃんけん大会も開催されてお手軽格安のイベントとしてはかなりいい線を突いているのではないかと思われます。

 ところが、ひとつだけ筆者も誤算があった。現在のところ方針として、物販(オートジャンブルを含む)は一切無しとの方向性を打ち出していたのだ。そもそもカーイベントでイラストを描いて回るのを心情として活動している自分にとって、その活動ができないとなるとそれだけでただイベントに参加しただけになってしまう。

 じゃあどうする? そこは、まあ過去にもいくつもそうした経験はあるし、それこそ大きなイベントでも荒天により何も出来なかった経験はある。そんなときは、まず原点に戻ってイベントを楽しみ、観察することにしている。そこから見た視点で何もしないことをモットーに、それでもコレだけの台数が集まるのだからまだまだ育つ気配が感じられてならない楽しみなイベントだ。

About Citroen

真ん中の屋根つきの広場を挟んでプジョーと差し向かいのシトロエン。

Old AlfaRomeo

もちろん往年のアルファも。

笠間の森

この広々とした緑のロケーション。新緑の5月イベントの会場を考えるとたまらないのではないだろうか。


中央広場

イベントの最後に行われたじゃんけん大会の景品。何もしないイベントと銘打ってはいても、こうしたお土産がしっかりとついている。子供まであきさせないよ。

206cc
306Cabriolet


謎のオブジェ

公園内のレストハウス近くにあるオブジェ。コンロッドが埋まっているように見えてしまった筆者は重症か?

マムシ注意

茂みの前の芝に立ててあった看板、ウ○コするなじゃありません。マムシが出るの!?

Mito&916GTV

イタ車のあなた、次回はこの公園に一緒に並べてみては?

きっかけは些細な集まりから。しかし、それこそがいいイベントの始まりの証

 会場のロケーションもあいまって、なかなか雰囲気もよい。過去の(といっても前回のみだが)の様子を個人のブログなどから探してみたりして、当初ちょっとしたグループの集まりぐらいに台数が来るのかな? と、思っていた筆者もコレはと思わせるものがあった。

 そもそも、第1回自体が20台前後から始まり今回で2回目、聞けば実際には第0回的なものがあり、本当に数台が集まればと思いスタートしたとのこと。

 それが、次はキチンとした会場を使ってなどという話をしていたら、先走った方が会場を押さえてしまったのが始まりだということ。なんとも、ひょうたんからコマ的な始まりは、いかにもゆるさを物語る。

 参加車両自体は、現行モデルからクラシックの域に入るモデルまで多種多様。べスパやジレラのようなバイク、スクーターはもちろん、ビアンキはビアンキでも自転車の方が参加と間口はかなり広めでありかなり気軽に参加ができる。

 これだけ雑多の集まりが出来るので、個人的にはもう少し踏み込んだ交流もぜひ行ってもらいたいところなのだが、会場の規約に関する都合やそうしたことを行うことで状況が悪くなることも決してないとはいえないので、そこはあえて踏み込まないとしたい。

 それでも、言葉のみでも自分はこうしたものだと話すことで筆者の活動「愛車の似顔絵屋」は成り立っていたりするので、ではまた次回どこかのイベントでと次の地へと期待をつなぐ。

 さて、次なる絵描きの旅路はどこへ。

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