トヨタ C-HRコンセプト新車情報・購入ガイド 2ドアのハイブリッドSUV? パリショー出展車 [CORISM]

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【トヨタ】2014/09/30

進化したキーンルックを採用したハイブリッドSUV。トヨタ C-HRコンセプト、このままのデザインなら、ヒット確実?

 トヨタ は、フランス・パリで開催されるパリモーターショーコンパクト クロスオーバーのコンセプトカー である「トヨタ C-HRコンセプト」を出展する。

 新型トヨタ C-HRコンセプトは、トヨタが新たに提案する新世代コンパクトクロスオーバーのデザインスタディモデル。詳細は公開されていないが、コンパクトなボディを生かした軽快さと、クロスオーバー車らしい力強さが大胆に融合したスタイリングをもつ。全体的なスタイリングのイメージは、SUVクーペ のクロスオーバーモデルといったところ。レクサスNXやBMW X4 などのようなイメージだ。場合によっては、レクサスNXのトヨタブランド版ともいえるだろう。

 そんなトヨタ C-HRコンセプトのスタイルは、ダイヤモンドをモチーフとし、コンパクトでスピード感あるキャビン形状と多面体のような精彩で彫りの深いボディ下部を組み合わせ、個性を際立たせた。

 フロントフェイスは、トヨタ独自のフェイスデザインであるキーンルック。トヨタは、このキーンルックを知的で明晰な印象を与えるトヨタ独自のデザインとしている。また、トヨタマークの立体的な強調と、ダイナミックなアンダープライオリティとの組み合わせで表現しているという。キーンルックというと、最近ではオーリスヴィッツ などにも使われている。

 その構成要素でもある「アンダープライオリティ」などのデザイン手法も使われた。アンダープライオリティとは、空力性能・冷却・歩行者保護向上を配慮したアンダーグリルを強調したデザイン手法だ。

 リヤは、無駄を削ぎ落とした形状のボディ下部から張り出したホイールフレアに対し、リヤに向けて勢いよく絞り込んだキャビンおよびショルダー部とのコントラストで、走行性能の高さを表現。また、優れた空力性能を感じさせるリヤコンビネーションランプでスタンスの良さを強調するとともに、独自性を表現している。

 コンセプトカーということで、大胆な2ドアになっているのも特徴。後部座席の有無も確認できないが、リヤウインドウはほぼ無いに等しいくらい大胆なものだ。実際には、ここまで大胆なモデルが出ることはないだろうが、トヨタブランドにも、これくらいデザインコンシャスなクロスオーバーモデルがあってもいい。

 そして、パワーユニットは、トヨタのお家芸ともいえるハイブリッドシステムが採用されているようだ。トヨタ C-HRコンセプトにハイブリッドシステムが搭載されているというアナウンスは無いが、ボディサイドにハイブリッドのロゴが入っていることから、トヨタ C-HRコンセプトもハイブリッド車という可能性は高い。スタイルも良く、燃費も圧倒的。今後の新型トヨタ C-HRコンセプトに注目したい。

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(レポート:CORISM編集部

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