売れてる安全運転支援システムEyeSight(アイサイト)グレードを強化【スバル レガシィ アウトバック特別仕様車Sパッケージリミテッド新車情報】 [CORISM]
走りと安全を同時に手に入れたい本物が分かるクルマ好きへ
スバルらしいというべきか、コツコツとさらなる熟成で進化するレガシィ。今回は特別仕様車の登場に合わせて、細かい改良を施し商品力を強化した。走りを支える足回りの進化はもちろんだが、今回はぶつからないクルマで話題になった安全運転支援システムEyeSight(アイサイト)までも熟成が進んだ。
このアイサイトは、スバルの超ヒット商品。世界で初めてステレオカメラのみで、全車速追従クルーズコントロール機能や歩行者、自転車をも対象としたプリクラッシュセーフティ機能を実現したシステム。発売当時は、一部の業界関係者に絶賛されたものの、価格が高価で売れなかった。しかし、第二世代になり10万円という価格になると大ヒット。もはや、スバルといえばアイサイトといわれるほどになった。アイサイトが大ヒットになる前の開発陣は、それこそ肩身が狭かったそうだ。しかし、大ヒット後はまるで手のひら返し。社内の風向き・対応まで大きく変わったという。それだけに、その熟成度は今後のスバルにとって重要な作業。各部を見直し、より自然で滑らかな動きになったという。ユーザー側の視点から言えば、たくさん売れたなら価格を下げる努力もお願いしたいところだ。
足回りのチューニングの見直しなど含め、常に進化の方向へ舵を切るスバルの姿勢は評価できる。どの改良時に買うのが最適か悩むところでもあるが、またレガシィからレガシィに乗りたくなるような改良は大歓迎。クルマそのものを楽しむことができるクルマ好きには、たまらないメーカーのひとつだ。
【レガシィシリーズの主な改良内容】
●走行性能の進化
リヤラテラルリンクのアウト側へのピロボールブッシュの採用や、フロントスタビライザー取り付けブッシュの硬度変更などにより、直進安定性、操縦安定性および乗り心地を向上。ツーリングワゴン/B4 のビルシュタイン製ダンパー装着車においては、フロント&リヤダンパーについて、減衰力特性の最適化。
●アイサイトの進化
ステレオカメラの認識性能向上、VDCユニットの改良、制御ソフトの熟成により、プリクラッシュブレーキ、全車速追従機能付クルーズコントロールとも、より自然で滑らかな作動を実現。
アイサイト搭載車にサンルーフとの組み合わせを設定。(メーカー装着オプション)
●その他
サイドターンランプの点滅が室内側から確認できる新デザインの「ターンインジケーター」付きドアミラーを採用。
新色として、氷をイメージしたシャープな印象の「アイスシルバー・メタリック」を採用しました。インテリアには、新デザインのインテリアパネルなどを採用し、上質感ある室内空間を演出。「2 . 5 i L P a c k a g e」、「2 . 5 i E y e S i g h t」、「2 . 5GT E y e S i g h t」に は 、奥 行 き と 深 みを持たせたデザインのチタンドレープ調パネルを採用。
背が高くとも走りが楽しめるスポーティなアウトバック
そんな改良が施されたレガシィのアウトバックに特別仕様車が登場。今回追加されたのは、スバル レガシィ アウトバック特別仕様車Sパッケージリミテッド。この特別仕様車は、2.5i Lパッケージと2.5iアイサイトをベースに18インチタイヤやビルシュタインのダンパー、などが組み合わされている。
売れているアイサイトをオプションではなくグレードの一部として、さらに売りたいというメーカーの思惑もあるが、安全装備の標準装備化は大賛成。標準装備されれば、数も出るので価格も下がる傾向にあるから、我々にもメリットは十分にある。
安全で、しかも走りが楽しめるクルマに乗りたい。そんなニーズに十分に応えてくれるはずだ。
■レガシィ アウトバック特別仕様車Sパッケージリミテッド詳細
<エクステリア>
・フロント&リヤバンパーボディ同色化、専用フロントグリル、専用フォグランプカバー、HIDロービームヘッドランプ(ブラックベゼル)等、フロントフェイス専用化
・サイドシルスポイラー/リヤゲートガーニッシュ ボディ同色化
・新デザイン18インチアルミホイール&225/55R18サマータイヤ
<インテリア>
・カーボン調加飾パネル
・アルミパッド付スポーツペダル
<メカニズム>
・専用チューニングビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)
・フロント17インチ/リヤ16インチベンチレーテッドディスクブレーキ
■<レガシィ アウトバック特別仕様車Sパッケージリミテッド価格>317.1万円
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■スバル レガシィカタログ情報
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