日産、新型「セレナ」に特別仕様『Highway STAR Jパッケージ』追加 [CORISM]

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【日産】2011/02/14

日産 新型 セレナ 特別仕様車『Highway STAR Jパッケージ』

両側電動スライドドアやキセノンランプなど、人気の装備を標準化した

 日産は、昨年末にフルモデルチェンジした新型ミニバン「セレナ」のエアロ付き人気グレード「Highway STAR(ハイウェイスター)」に、早くも特別仕様車『Highway STAR Jパッケージ』を2月10日より発売した。メーカーオプションのワンタッチオートスライドドア(両側電動スライドドア・挟み込み防止機能付き)やキセノンヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付き)、オゾンセーフフルオートデュアルエアコン寒冷地仕様(4WD車はベース車に元々標準装備)といった人気が高い装備を標準設定する。

 日産「セレナ」特別仕様車『Highway STAR Jパッケージ』の価格は2,565,150円/2,799,300円[2WD/4WD:消費税込み、以下同]。標準の「セレナ Highway STAR」が2,499,000円/2,761,500円で、装備差を考えれば一見かなりお買い得に見える。
 しかしこれには落とし穴がある。通常モデルに標準装備されるアイドリングストップとVDC(横滑り防止装置)が、なんとJパッケージでは外されているのだ。アイドリングストップ車(FF)の10・15モード燃費が15.4km/Lなのに対し、Jパッケージは14.4km/Lと1.0km/L落ちることになる。それでもエコカー減税75%には適合する低燃費に変わりはないが、ちょっと釈然としない。
 さらに、背の高いミニバンには必須アイテムのはずのVDCをわざわざも外している点はいかがなものか。CORISMとしてはオススメ出来ない特別仕様車だ。

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(レポート:CORISM編集部

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