1.8 Lターボ搭載のSPORTをベースとした特別仕様車「フォレスターXT-EDITION」
スバルは、ミドルサイズのSUVであるフォレスターに特別仕様車「XT-EDITION」を設定し発売を開始した。
5代目となるスバル フォレスターは、2018年にデビュー。この5代目フォレスターは、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)が採用され、飛躍的に運動性能や安全性能が高められた。
デビュー時は、2.0Lハイブリッド(e-BOXER)と2.5Lガソリンの設定だった。2020年の改良では、2.5Lガソリンが姿を消し、1.8LターボのCB18型エンジンが搭載された。今回の特別仕様車であるXT-エディションは、この1.8Lターボエンジンを搭載したSPORTグレードがベースとなっている。
販売絶好調のフォレスター! さらに、販売台数アップを狙う特別仕様車
さて、そんなフォレスターの国内販売は、まさに絶好調。2022年度4~9月の販売台数は10,147台で、前年比135.2%となった。
とくに、フォレスターの1.8Lターボ車は、純ガソリン車ということもあり、コロナ禍における半導体不足や部品不足の影響が比較的軽微。納期は2~3ヵ月(2022年12月26日現在)と、他のミドルクラスのSUVより短い。この納期の短さも販売面でプラスとなっている。
この販売好調の勢いをさらに加速させる役割を担うのが特別仕様車のXT-エディションだ。
精悍さと使い勝手、安全性をアップさせた特別仕様車
このフォレスター特別仕様車XT-エディションは、ブラック塗装やダーク系塗装が施されており、全体的にギュッと引き締まった印象の外観となっている。塊感の強いフォレスターだが、より精悍に見える。
また、撥水シートや撥水カーゴフロアボードが装備されていることもあり、ウインタースポーツやキャンプなどでの使い勝手に優れる仕様となっている。
そして、フォレスターXT-エディションの価格は3,355,000円となった。ベースのSPORTとの価格差は、ゼロ。多くの部分が塗色違い。しかし、大きな違いはアイサイトセイフティプラスがプラス装備されていること。安全性能が大幅にアップしたXT-エディションは、買い得感がある。SPORTより、XT-エディションがお勧めだ。
XT-エディションこそしっかりと値引きさせないと意味がない!?
注意したいのは、フォレスターXT-エディションの値引き。特別仕様車でお買い得なので、値引きはできないというトークをする営業マンが多い。それでは、お買い得車を買う意味がない。値引きした他のグレードの方が、支払い金額が少なくなる可能性があるからだ。
まずは、XT-エディション以外のグレードで見積りを取り、一定の値引き額を引き出したい。その後、商談途中で同等以上の値引き条件を維持しながらXT-エディションに切り替えてみるとよい。
XT-エディションでは値引きできないと言われたら、RAV4などの見積りを取りに行くなどしてしっかりと競合させよう。値引きしないと、他車に取られてしまう、と営業マンに危機感を与えることも重要だ。
また、下取り車の車検切れが近い場合、営業マンは足元を見て、納期の早いフォレスターを値引きが少ないまま売ろうとする。
その場合、納期は関係ない。車検は取って納車まで乗るか、途中で買取店に売却予定とし、値引きしないと納期の長いライバル車の購入もあると思わせるのもよい。
フォレスター特別仕様車「XT-EDITION」主な装備
・ 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
・ フロントグリル[ウイング:無塗装ブラック(幾何学テクスチャー)+枠:ブラック塗装]
・ フロント6連星エンブレム(ダークメッキ)
・ ブラック塗装加飾付フロントフォグランプカバー
・ 無塗装ブラックドアミラー(幾何学テクスチャー)
・ ブラック塗装加飾付リヤバンパーガード
・ リヤガーニッシュ(ブラック塗装)
・ ルーフスポイラー(ブラック塗装)
・ ルーフレール(ブラック塗装)
・ アイサイトセイフティプラス(視界拡張)[フロントビューモニター/スマートリヤビューミラー]
・ ブレイズガンメタリック塗装インパネ加飾パネル
・ アルミ調&表皮巻センタートレイ加飾(シルバーステッチ)
・ ベンチレーショングリル加飾(ブレイズガンメタリック塗装)(前席&後席)
・ メッキインナードアハンドル(ブレイズガンメタリックリング)
・ 撥水ファブリック/合成皮革シート[ブラック/ブラック](シルバーステッチ)
・ 撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)
・ LEDカーゴルームランプ/LEDリヤゲートランプ
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スバル フォレスター価格
フォレスターXT-エディション 3,355,000円
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