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ああ、あやかりたい・・・ロールスロイスは史上最高の売れ行き[国沢光宏 コラム]

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【ビジネス・経済】2011/02/04
最高級モデル「ロールスロイス ファントム」

超高級車「ファントム」はコストパフォーマンス良し!?

Rolls-Royce「スピリット・オブ・エクスタシー」(Spirit of ecstasy)  画像(ロールスロイス ファントム)
羽を広げた精霊、その名も「スピリット・オブ・エクスタシー」がフロントノーズに鎮座する!
 最近世知辛いニュースばかりなので、景気の良い話など。ロールスロイスのプレスリリースを見たら、何と! 2010年の販売台数は史上最高を記録。前年の2.7倍だったそうな(1002台が2711台に)。ロールスロイスの開業から70年掛かって販売した台数を、1年で売ってしまった。
 不景気風吹きまくる日本と違い、世界規模で評価すれば好況だということがよく解る。圧倒的な販売増加となった最大の要因は『ゴースト』という小型のロールスロイスを追加したことだろう。確かに従来のフラッグシップモデルである『ファントム』は、あまりにデガい。全長5835mm×全幅1990mm×全高1655mm。ほとんど20人乗りのマイクロバスと同じサイズを持つ。普通の駐車スペースだと収まらない。もちろん狭い道など入れないと考えてよかろう。毎日の足として使おうとすると、走れない道も多くなってしまう。
 エンジンは伝統ある6.7リッターという排気量を持つBMW開発の12気筒で、460馬力を発生。走行中、エンジン音ほとんど聞こえず。乗ると「どうやったらこんな滑らかな乗り心地になるのか?」と思う。私のようにヒネたクルマ好きでも、ファントムだけは別格の乗り心地だと感心しきり。
 価格は標準仕様で4725万円(普通は500万円程度のオプションを付ける)。絶対的な金額からすれば猛烈に高いものの、コストパフォーマンスで評価すると十分納得できる。しかもこれほど「解りやすい」乗り物はないです。毎日ファントムのハンドルを握れるなら運転手さんをやってもいいと思うほど。
ロールスロイス ファントムの贅を尽くしたインテリア
贅を尽くしたロールスロイス ファントムのインテリア

「ベビー」ロールス登場で人気に拍車

ベビーロールスこと「ロールスロイス ゴースト」のインテリア
ベビーロールスこと「ロールスロイス ゴースト」のインテリア
 先日「小さい」ロールスロイスである『ゴースト』に試乗した。小さいと言っても全長5399mm×全幅1978mm×全高1550mmで、ベンツSクラスのロングボディより少し大きい。ファントムと並べれば小さい、というだけで、ロールスロイスの威厳をキッチリ持つ。
 搭載されるエンジンは6.6リッター12気筒ツインターボの570馬力! 8速ATと組み合わされ、0-100km/hをスポーツカー並の4.9秒で走りきるから速い。徹底的にフォーマルなファントムと違い、ベンツSクラス程度の使い勝手を持つ。それでいて乗り心地はキッチリとロールスロイス!
 5.5リッターターボの12気筒517馬力馬力エンジンを搭載する『S600ロング』が2050万円することを考えれば、ゴーストの2900万円は決して高くない。ゴーストとSクラスを比べると、マークXとクラウンくらいの差があります。お金に余裕あれば迷うことなくゴーストを選ぶ。
 ちなみに2010年にロールスロイスが最も売れた地域はアジア(国別では中国2位。日本5位)だという。2位アメリカ。3位中東。どうやったら乗れるか? 香港のペニンシュラホテルで送迎を頼むと、ファントムです(東京のペニンシュラも2台持っており、空車なら2km圏内の送りは無料)。
「ロールスロイス ゴースト」
人気を後押しした「小型」のロールスロイス、「ロールスロイス ゴースト」

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(レポート:国沢 光宏

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