トヨタ レビン/カローラ新車情報・購入ガイド 中国でレビン復活! 2015年には中国生産されたハイブリッドシステムを搭載! 北京ショー出展車 [CORISM]

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【トヨタ】2014/04/20

トヨタ レビン

国内プレミオ/アリオンを超える大きなボディをもつ中国の新型レビン/カローラ

トヨタ レビン
 トヨタ は、北京モーターショー で新型カローラ、新型車レビンを世界初公開した。

 トヨタによると、中国マーケットの6割がコンパクトカー が占めるという。トヨタが中国で躍進するためには、このコンパクトカーマーケットにどれだけ価値ある商品を送り出せるかにかかっている。昨年は、中国専用モデルである、VIOS/YARIS Lを投入。そして、さらなる競争力を得るために投入されたモデルが、この新型カローラとレビンということになる。日本におけるレビンは、カローラシリーズの一部だったが、中国ではカローラの姉妹車としてデビューしている。新型カローラは、一汽トヨタ。新型車レビンを広汽トヨタから投入される予定だ。

 また、この新型カローラ /レビンに関して、驚きのニュースが入っている。ハイブリッド システムは、トヨタが世界に誇る低燃費技術。このハイブリッド技術を搭載したモデルを日本以外で生産する取り組みを昨年より開始していた。ハイブリッドのコア部品である電池の製造会社や、CVTに加えてハイブリッドトランスアクスルの生産を行うTMCAPを既に立ち上げている。さらに、インバーターの現地生産の準備も進んでおり、ハイブリッド中国国内生産化の準備は着実に整いつつあるという。その成果として、2015年にこの新型カローラ/レビンにハイブリッドモデルが投入されるというのだ。

 環境悪化が懸念されている中国。中国だけでなく、世界的にも多くの自動車が走る国でCO2の排出量が大幅に削減できるというのは、大きなメリットがあるだろう。また、場合によっては、中国で生産されたハイブリッド車が、アジア各国にも波及することが考えられるだけに、トヨタのハイブリッド車によるアジア戦略ともいえ、大きな意味がある。

 そして気になる新型カローラに搭載されるガソリンエンジンは、直4の1ZR-FE型1.6Lと2ZR-FE型1.8Lの2機種。1.6Lが90Kw&154Nm、1.8Lが103Kw&173Nmをアウトプットする。エンジン型式から見ると一世代古いエンジン使われているようだ。また、組み合わされるミッションはMTとCVTの2機種が用意されている。

 新型カローラのボディサイズは、全長4630×全幅1775×全高1480mm。カローラ・アクシオよりは完全にひと回り大きく、プレミオ/アリオンよりもやや大きい立派なボディサイズとなっている。

トヨタ カローラ

トヨタ カローラ

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(レポート:CORISM編集部

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