トヨタiQ GRMNスーパーチャージャー新車情報 マイクロレーサー、Webで先着100台限定発売 [CORISM]

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【トヨタ】2012/07/22

カワイイからカッコイイへ! 大幅イメチェンしたトヨタiQ GRMNスーパーチャージャー

 トヨタは、ガズーレーシングが開発したスポーツコンバージョン車、トヨタiQ GRMNスーパーチャージャー9月下旬から、全国のネッツ店のAREA86を通じて100台限定発売する。ただし、販売方法が複雑だ。7月22日から先着順でWeb限定の商談申し込みを受け付け、カスタマイズやモータースポーツに精通したスタッフが揃う、全国のネッツ店のAREA86(全国わずか107店舗)を通じて商談を行うというもの。顧客は、ネットで先着順というハードルをくぐり抜けた後も、わずか全国107店舗しかないお店に自ら出向くことになる。国内で最も多い店舗数があるトヨタでありながら、他の国産メーカーも含め、最も少ない107店舗に行くという、さらに高いハードルが待つ。顧客の中には、かなり長い距離と時間をかけないといけない。それだけ、このトヨタiQ GRMNスーパーチャージャーというクルマは特別ということののだろう。このやり方は、日産がGT-Rのためにやった日産ハイパフォーマンスセンターと同じ。特別なクルマは、専門の教育を受けたスタッフと設備をもった店でしか売らないという方法だ。

 トヨタiQ GRMNスーパーチャージャーは、見る者・乗る者をトリコにする、スパイスの効いたマイクロレーサーをコンセプトに、iQ「130G MT」をベースとして開発された。1.3Lエンジンにスーパージャージャーを装着して、174Nmという1.8Lの自然吸気エンジン並の高いトルクを発揮する。ボディは1トンを切る990kgという軽量ボディと組み合わされる。ただし、この174Nmというトルクは4,800回転という高回転で発生。さらに、最高出力は122ps/5,200回転。あまり、高回転まで回るタイプではない。どんなフィーリングか分からないので、実際に購入する場合は、自分の好きなフィーリングと合うのかどうか、必ず試乗してチェックすることをオススメする。

 ボディデザインは、分かりやすいチューニングカー的手法。もはや、ちょっと可愛らしいノーマルのiQのイメージはない大変身ぶりだ。ボリューもボディ下部に集め安定感のあるバンパー類に、ノーマルに対して25mmほどブリスターフェンダーを装着。ワイドボディ化されたことで、より安定感あるスタイリングになっている。

 インテリアは、専用シートやメーターなどを装備。ブラック&レッドという定番カラーコーディネイトされている。

 商談は下記URLのサイトで7月22日(日)21:00よりインターネット限定、先着順で商談の申込みを受付ける。さらに、申込みは、GAZOO会員(会員登録無料)限定で1人1回までとなっていて、予め会員登録しなくてはならないというハードルがまたひとつ用意されている。
<トヨタiQ GRMNスーパーチャージャー商談申し込みURL>
http://gazoo.com/GRMN/iq_supercharge...

<トヨタiQ GRMNスーパーチャージャー価格>
・355万円

<トヨタiQ GRMNスーパーチャージャー参考主要諸元>
ベース車両 iQ 「130G MT」
全長(mm)/ 全幅(mm)/ 全高(mm) 3,140/1,705/1,470
ホイールベース(mm) 2,000
車両重量(kg) 990
乗車定員(人) 4
駆動方式 2WD(FF)
エンジン 1NR-FE +スーパーチャージャー
排気量(cc) 1,329
最高出力(kW[PS]/r.p.m.) 90[122]/5,200
最大トルク(N・m[kgf・m]/r.p.m.) 174[17.7]/4,800
トランスミッション 6速マニュアル(クロスレシオ)
タイヤ 195/55R16

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(レポート:CORISM編集部

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