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【ビジネス・経済】2010/04/02

価格発表前に約9300台の予約を集める人気ぶり

日産の自社製 急速充電器を手にする日産自動車 志賀 COO
 3月30日に価格が発表された電気自動車(EV)日産リーフ。価格は376万円。補助金を繰り入れると299万円とリーズナブルな価格で登場した。
 この日産リーフ。日産の発表によると価格発表前から、WEBで先行予約が行われていて、約9300台の申し込みがあった。その内訳は、一般の顧客の予約は全体の83%で7700台。大口法人自治体が1600台で17%を占めている。

WEB先行予約、31.6%が40歳代! 中年に人気の日産リーフ

日産 リーフ バッテリー&モーターユニット
 さて、日産によると、その一般顧客の7700台のうち年齢別の構成比は40歳代がなんと31.6%と最も多い。多くの日産車50歳代が中心の年齢構成比になるというが、日産リーフだけはちょっと今までの傾向と違うという。
 ちなみに、50歳代が23.3%で30歳代が21.7%、60歳代が17.8%、20歳代が5.4%と続く。30歳代の21.7%というのも比較的高い水準で、30歳代と40歳代の構成比を足すと53.3%となり、働き盛り世代に人気ということが分かる。
 電気自動車(EV)は、排気ガスを排出しないゼロエミッションカーで、ハイブリッドカーよりもクリーン。よりクリーン度の高い電気自動車(EV)への期待が高い傾向にあるのが、30〜40歳代ということが予約状況からもみえてきた。

(レポート:大岡 智彦

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