走りにこだわる300馬力の最速ミニバン【日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック新車情報】 [CORISM]

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【日産】2011/10/09

メーカー直系だからこそ、完璧な仕上がりに期待が高まる日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック

日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック
 日産車の特装車を生産するオーテックジャパンは、エルグランドのカスタムカー、ライダーに高性能シリーズを追加し発売する。エルグランドは標準車が11月に一部仕様向上を予定しており、エルグランド「ライダー」の高性能シリーズもそれに合わせて発売。

 ライダーシリーズの特徴は、なんといってもメーカー直系のチューニングカーである安心だ。いわゆるコンプリートカーなので、ディーラーで買えなおかつ通常の新車保証が受けられる。

 今回のエルグランド ライダー ハイパフォーマンススペックは、エアロなどの外装だけでなく、エンジンのパワーアップやサスペンションチューニング、そして、なんとボディ補強までされている本格派だ。

 エンジンは、専用マフラーやECUによりノーマル比20馬力アップの300馬力になり、トルクもなんと17Nm向上し361Nmとなっている。これだけパワーもトルクも違えば、ハッキリと速さを体感できるはずだ。オーテックによると、ほぼ全域でLクラスミニバン中トップの性能を実現したという。ちなみに、マフラーにもこだわり50%もの排圧低減を実現。そのこだわりゆえに、オイルパンを専用化している。ノーマルのエルグランドに、このマフラーだけを部品で手に入れても装着できないということになる。また、CVTの制御も専用として気持ちのいい加速感を手にいれている。

 サスペンションも大幅に強化された。バネレートはフロントで15%、リヤで20%アップ。車高は10センチダウンされ、ショックアブソーバーの減衰力はフロント伸び側で130%縮側140%、リヤ伸び側100%、縮側60%もアップされている。当然、固められたサスペンションを支えるボディも補強されている。リヤにはヤマハ製のパフォーマンスダンパーを装備。その他、専用の補強材を多数入れて、車体の剛性をアップさせている。

 この強化されたボディとサスペンションを十分に生かすため、245/45R19というサイズの大径タイヤと専用ホイールを装着。タイヤの銘柄もテストし、最適と判断されたミシュランのプライマシーLCが装着されている。

 ミニバンなのに走りの追求というのも、少し話が違うような気がするが、1台しかクルマを持てないのなら、ミニバンでも走りを楽しみたいと思うもの。そんな走りにこだわる本格派に向けて送り出された日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック。このオーテックの自信作は、乗らずには語れない1台になりそうだ。

<日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック専用装備>

・専用VQ35DEエンジン
(専用チューニングコンピューター、専用エキゾーストシステム)
<最高出力+15kW(20PS)、最高トルク+17N・m(1.7kgm)向上>
・ボディチューン
(専用フロントクロスステー、専用センタークロスバー、
・専用リヤクロスステー、YAMAHA社製パフォーマンスダンパー(リヤ))
・専用チューンドサスペンション
・専用19インチ光輝アルミホイール(ダーク調)
・専用245/45R19 98Yタイヤ〈MICHELIN PRIMACY LC〉
・専用エンブレム(HIGH PERFORMANCE SPEC)

<日産エルグランド ライダー ハイパフォーマンススペック価格>
・11月発売のため、価格未公表

オーテックジャパン カスタムカー公式サイト

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(レポート:CORISM編集部

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