ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)新車情報・購入ガイド 東京モーターショー出展車 市販車並みの完成度を誇るヤマハのスポーツカーデビュー! [CORISM]

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【その他】2015/11/02

鋼管パイプとカーボンパネルで生み出された超軽量ボディ。車重はわずか750kg!

ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
 クルマ好きにとって、2年に1度のお祭りがやってきました! とは言っても、時間のない社会人には見られる時間には限りがあります。そこで日本の8大メーカー以外で見るべきブース、とっておきのポイントをご紹介します。

 そのとっておきのポイントとは、ヤマハブース です。俺は4輪車を見に行きたいのにいきなり2輪車かい! と、思うかもしれません。ですが、ヤマハはそもそもトヨタ2000GT、86 レビン・トレノ、果てはF1まで、4輪 のエンジンサプライヤーとしてクルマ好きには有名です。

 ヤマハは、2年前のモーターショーでMOTIVという電動自動車を展示、現在では海外で走行テストも実施しています。今回はステージ上に四輪車と思しき物体にベールがかけられており、記者はMOTIVの最新モデルとばかり思っておりました。

 ところが!!!

 なんと目の前に現れたのは正真正銘、れっきとしたスポーツカー ではありませんか! それも、市販化前提と思ってしまうくらいの完成度です。内装も同様です。このまま市街地を走ったとしても、違和感がないくらいです。

 このコンセプトカーは「ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)」。大人が日常的に楽しめる正統派のスポーツカープロポーションに、多様なモビリティを展開するヤマハらしい発想による「LIVE & RIDE感」を盛り込んだデザインコンセプトモデルです。

 前回の東京モーターショーに出展したイタ「MOTIV」と同様に、ゴードン・マーレーデザイン社が提唱するF1に源流を持つ軽量&高剛性な車両構造iStreamコンセプトを採用しています。ゴードン・マーレーは、多くのF1やマクラーレンの市販車を設計した人物。それだけに、スポーツカーとしての走りの質は超一級であると想像ができます。

 このヤマハ スポーツライドコンセプトは、なんと全長3,900㎜。これは、トヨタコンパクトカー アクア よりも少し短いというコンパクトなボディサイズです。それでいて、車重は750㎏とダイハツ ミライースクラス軽自動車 並み。この軽量化には、パイプフレームとカーボン製パネルのボディが使われています。そして、搭載されるエンジンは、1.0Lの3気筒。詳細は不明ですが、どんな走りをみせるのか楽しみですね。

 ヤマハらしく、ドライバーとマシンの関係を2輪車に近い世界観で表現しています。このヤマハ スポーツライドコンセプトは、高品位なディテールにこだわり、エレメンタリズムの発想からデザインしたスポーツカーの提案なのです。

■全長×全幅×全高=3,900mm×1,720mm×1,170mm
■車両重量=750kg
■乗車定員=2

                                     <レポート:北澤淳一>

ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)

ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)

ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)

ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
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ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)
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ヤマハ スポーツライドコンセプト(SPORTS RIDE CONCEPT)

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(レポート:CORISM編集部

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