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【三菱アウトランダーPHEV 長期評価レポートvol.11】
クルマ好き女子、PHEV初体験! イケメン度、燃費性能にウットリ!?

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2016/01/13

あのアウトランダーがイケメンになって登場!

髙浦めぐみ
 みなさん、明けましておめでとうございます!HUNT木更津高浦です 。2016年も愛車NCロードスター で、思いっ切り楽しんでいきたいと思っています。

 と、ご挨拶はこの辺で・・・。

 今回、試乗を命ぜられたクルマは、三菱アウトランダー PHEV です! ほうほう、SUV のPHEVですか。そこで、髙浦調べました。PHEVとは、Plug-in Hybrid Electric Vehicle(プラグイン ハイブリッド エレクトリック ビークル)の略なんですね。一般的には、アウトランダーPHEVもPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)に分類されるのですが、あえて三菱 がPHEVと呼ぶには訳があるのです。

 アウトランダーPHEVは、エンジンで発電しEV で走ることを主眼においているそうです。もちろん、エンジンで走った方が効率が高い時にはエンジンでの走行もします。普通のPHVより、よりEVに近いというこだわりがPHEVというネーミングになっているそうです。EVのアイミーブ なども売っている三菱ならではですね。こだわりが強いクルマは素敵です。

 という訳で、人生初PHEV! アウトランダーPHEVとご対面!!!!

 クルマのデザインは大切です。女子的には、まずここが重要。マイナーチェンジ前のモデルは、どちらかというと、ちょっと優しい雰囲気でした。ところが! 新しくなったアウトランダーPHEVは、もはや別人? まったく違うシャープで精悍な顔つきに。アイドルに例えると、マイナーチェンジ前が優しそうなジャニーズの嵐なら、マイナーチェンジ後はエクザイルって感じで男性らしさを感じますね?

 私のアウトランダーお気に入りポイントは、中央のブラック部分をフロント左右から包むようにデザインされたバンパーです。アクティブなSUVなのに、オシャレなんて最高ですね! こうした一連のフロントデザインは、三菱の新フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」と呼んでいます。こうした力強いデザインは、日本だけでなく海外でも好評だとか。
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV

見た目とは裏腹な静粛性と快適ラグジュアリードライブ!

髙浦めぐみ
髙浦めぐみ絶賛の「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」。Gプレミアムパッケージに標準装備。Gナビパッケージにオプション設定
 今回、髙浦が試乗したコースは、千葉県君津市の山道。近くには有名な「亀山温泉ホテル」があり、緩やかなカーブと程よいアップダウンが続く場所です。

 走り出してまず思ったのは「車内の静粛性!」

 大げさかもしれませんが、「車に乗っている」という感覚がなく、車内での会話やオーディオの音もはっきりと聞こえるほど。そりゃ、そうですよね。基本的にはEV走行なので、エンジンの騒音は入ってきません。静かなわけです。

 あまりに静かすぎるのも困ったもので、お腹のが空いてきた時の「ぐぅーーーー」っていう、余計な音まで同乗者に聞こえちゃうじゃないですか! 女子的には少々恥ずかしいので、ちゃんと音楽などを流してごまかす必要がありますよ(笑)

 そんな訳で、iPhoneをBluetoothでつないで音楽スタート!

 おやおや、なんだか随分よいサウンド! 静粛性が高いと、オーディオの音もこんなに良く聞こえるのかと思っていたら、それだけじゃありませんよ! なんと、試乗車には「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」が装着されていました! トータル710W(MAX)のハイパワーアンプを搭載し9スピーカー。ラゲッジルームには、サブウーハーがドーンと鎮座。さらに、ドアスピーカー周辺の剛性を高め、ドア自体をスピーカーボックス化することで音質を向上させるデッドニング加工を実施されていました。

 静粛性の高い車内で、高品質なサウンドの組み合わせが、こんなに素晴らしいものだったとは!

 ちょっと大きくユッタリとしたレザーシート身を委ねて、大好きな音楽を高音質で聞けて、のんびりドライブなんて、なんて贅沢なんでしょう! アウトランダーPHEVは、乗り心地も良いので、まさに「ラグジュアリーな空間!」。髙浦は、基本スポーツカー好きなのですが、これはこれで別世界のモノで「とてもいい!」。愛車ロードスターの他に、欲しくなったほどです。

走り、使い勝手などクルマは大きいが、女性でも扱いやすい

三菱アウトランダーPHEV
 さて、肝心の試乗記です。

 バッテリー残量が十分にあれば、ほとんどEV走行です。ただ、冬場はエアコンのヒーターの関係で、エンジンを暖める必要があるようで、ちょくちょくエンジンがかかりました。エアコンをオフにすると、エンジンは止まります。急な上り坂だったり、高速道路の合流だったり、大きな力が必要な時以外ほとんどEVで走れました。

 エンジンが始動したときも注意していないと、ほとんど分からないくらい静かです。遠くの方でゴォォっと音がする程度。徹底して、エンジン音が消されていて、高い静粛性を保っているのが特徴です。

 髙浦にとって、初めてのPHEVだったので、正直、緊張しました。PHEVって、どんな走りをするのかドキドキしました。そんな私の気持ちを無視するように、アウトランダーPHEVは、アクセルを踏むとスィーっと何事も無く走り始めました。

 オオっ! これがPHEVの走りか!!!

 極めてスムース! アウトランダーPHEVの大きなボディが、軽く動き出します。

 ステアリングの脇には、なんとパドルシフトが! これでシフトチェンジ! と、思ったのですが、このパドルシフトは、減速時に回生ブレーキの強弱をコントロールするものでした。慣れてくると、パドルシフトを使って減速できます。左側の-(マイナス)レバーをポンポンと引くと、回生ブレーキが強まりあまりブレーキをかけずに減速できるんです。こうすることで、減速エネルギーを上手く電力に変えバッテリーに回収することができ、より長い間EV走行できるようになるんです。また、前方の車両との速度差をコントロールするのにも便利でした。

 普段は小さなロードスターに乗る髙浦なので、最初はアウトランダーPHEVの大きさには少々戸惑いました。ところが、意外と運転席に座ると見晴らしもよく、クルマの大きさも分かりやすく、慣れるのにはそれほど時間がかかりませんでした。カタログを見ると、最小回転半径は5.3m!5ナンバーミニバン よりも小回りが効くんですね。ちょっと狭い場所での駐車や転回もおまかせって感じです。バックモニターがあるので、さらに安心ですよ。全幅1,800㎜もあるクルマとは思えなかったほどです。これなら、大きなクルマに乗り慣れていない女子でも運転しやすい! って思うのではないでしょうか。

 運転がしやすいと感じたのは、小回り性能だけではありません。クルマは「運転が楽しくないと!」と思っている髙浦的には、カーブをどれだけ気持ちよく曲がれるかは、とても重要です。高浦のイメージでは、乗り心地の良いクルマ=カーブでは、クルマが傾き過ぎて曲がるのが苦手。アウトランダーPHEVは、乗り心地が良かったので、そんなイメージを強く感じていました。

 まずは、ゆっくりとカーブに進入。何事もなく、スイッと曲がります。アレ? もうちょっと速度を上げて曲がると、穏やかに少しクルマを傾むかせながら曲がります。おや? もうちょっとスピードを上げていくと、クルマはソコソコ傾くのですが、何事も無く曲がります。大きなクルマなのに、よく曲がります。

 アウトランダーPHEVは、後輪をモーター駆動する4WDです。ツインモーター4WD と呼ばれる機能には、S-AWC(Super All Wheel Control)と呼ばれる制御が入っていて、前後左右の車輪を別々に自動でコントロール。カーブでクルマが外に膨らまず、イメージする走行ラインを走れるように制御しているのです。もちろん、三菱の4WDなので雪道や滑りやすい路面でも安心です。

 驚いたのは安定感。背が高いSUVなのに、カーブで不安を感じさせないのです。これは12kWhという大きく重いバッテリーを床下に配置していることで、一般的なSUVより重心が低くなっているそうです。重心の低さが安定感がある走りを支えているのですね。やるな、アウトランダーPHEV。その他、マイナーチェンジでは、ボディ剛性のアップやサスペンションの向上によって高い走行安定性と快適な乗り心地を両立したそうです。
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV

未来は電動化が当たり前! ガソリン脳をPHEV脳へバージョンアップ!

三菱アウトランダーPHEV
充電は200V普通充電で約4時間でOK。急速充電器では、約30分で80%充電が可能
 ちなみに、この12kWhというバッテリーの容量に驚きです。満充電の状態で一般家庭の最大1日分の電力が蓄えられているそうです。ガソリンが満タン状態なら、発電しながらなんと10日分の電力を供給できるのだとか。走る発電機みたいなクルマですね。

 また、アウトランダーPHEVには1500W AC100V電源が用意されています。クルマにあるコンセントに、家電製品のコンセントを差し込めば、家のように使えちゃうんですよ。家のコーヒーメーカーとお気に入りのコーヒー豆をクルマに積み込んで、絶景スポットで自分だけのクルマカフェなんていうのも素敵ですね。
 
 さた、想像していた以上に楽しかったアウトランダーPHEVのドライブ。自宅でフル充電しておけば、カタログ値では60.8㎞もEVで走行できます。実際に走行した感じですと、走り方にもよりますが、ていねいに運転して約50㎞といったところでしょうか。まぁ、ちょっとした近隣での使い方なら、ほとんどガソリンを使うことは無いと思います。ガソリンスタンドに行く頻度が減るのは、やっぱり時間の節約になります。また、バッテリーに充電するチャージモードや、バッテリーの電力を温存するセーブモードなどもあり、使い方によってドライバーが自由に選択することもできます。

 蓄えた電力が無くなると、アウトランダーPHEVはハイブリッド車 のように走ります。基本的には、エンジンで発電してEVで走行。もちろん、ガソリンで走行したほうが効率がいいとコンピューターが判断した場合はガソリンでも走ります。このあたりは、クルマ任せでOK!

 このハイブリッドでの走行燃費は、20.2㎞/L! 私が走った時の燃費は15~16㎞/Lといったところでしょうか。こんなに大きくて重いSUVが、この燃費! 私のロードスターより、燃費いいです・・・。すごいですよね、感動ですよね。

 まぁ、私、これでも平成生まれです。それなのに、電気で走るクルマの話になると、なんだか「そんな夢みたいな話」とか思っちゃうわけですよ。頭の中は、まだまだガソリンが詰まっている感じなんですよねぇ・・・。

 そんなガソリン脳な私が、アウトランダーPHEVに1日乗って感じたのは「ついに未来がやって来た!」

 もはや、電気で走るクルマが当たり前な時代なんですね! 髙浦のガソリン脳にビリビリって電気が走った瞬間です(笑)。高浦のガソリン脳も、そろそろPHEV化にエボリューション! しなくちゃですね。だけど、ガソリン車も悪くないし・・・。うーん、葛藤・・・。

<レポート:髙浦めぐみ>
三菱アウトランダーPHEV
シフトレバー手前にあるボタンひとつでチャージモード、セーブモードの選択が可能。さらに、その手前にあるのが4WDロックのスイッチ。マイナーチェンジで4WDロック時の走破性も向上した
三菱アウトランダーPHEV
ラゲッジルームには、1500Wのコンセントが用意される。なんと3極のこんせんとになっていて、色々な電化製品が使用可能。アウトドアレジャーなどで、とくに活躍する装備だ
三菱アウトランダーPHEV
マイナーチェンジ前のモデルに対し、ハイブリッド燃費を1.6km/L向上させ20.2km/Lへ。また、モーター効率向上させることで、充電電力使用時走行距離を 0.6km向上させ、60.8kmを実現している

三菱アウトランダーPHEV価格

■三菱アウトランダーPHEV価格
・M 3,596,400円
・G Safety Package 3,882,600円
・G Navi Package 4,233,600円
・G Premium Package 4,590,000円
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三菱アウトランダーPHEV燃費、スペックなど

<三菱アウトランダーPHEV Gナビパッケージ スペック>
・全長×全幅×全高  4695×1800×1710mm
・ホイールベース 2670mm
・トレッド前 / 後 1540/1540㎜
・タイヤサイズ 225/55R18
・車両重量 1850㎏
・乗車定員 5 名
・駆動方式 4WD
・モーター 搭載数 2 基 (フロント 1、リヤ 1)
・モーター最高出力 フロント:60kW、リヤ:60kW
・モーター最大トルク フロント:137N・m、リヤ:195N・m
・バッテリー
 種類 リチウムイオン電池
 総電圧 300V
 総電力量 12kWh
・エンジン
 2.0L 4 気筒 MIVEC ガソリンエンジン
 最高出力87kw[118ps]/4500rpm、最大トルク186N・m[19.0㎏-m]/4500rpm
・ハイブリッド燃料消費率(JC08 モード) 20.2㎞/L
・充電電力使用時走行距離 60.8km/L

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