【シボレー トラバース 新車試乗記】コイツはナニモノだ!?この夏テネシーからやってくる最新アメリカンSUVの正体とは
【シボレー】2009/02/18
全長5m超え、車幅ほぼ2m!の堂々たるアメリカンサイズ!
三井物産オートモーティブではゼネラルモータース・アジアパシフィックが扱っても採算に乗らないような車種を中心に、GM車の輸入・販売を行っている。販売台数は少ないが、並のクルマにはない特徴があって、求めるユーザーが確実にいるといった感じのクルマだけをラインナップしているのだ。
ハマーH2、シボレーHHR、シボレー・タホ、キャデラック・エスカレードなどのラインナップを見ても、三井物産オートモーティブの目指す方向性が分かるだろう。
その三井物産オートモーティブが近く輸入を予定しているのがシボレー・トラバースだ。トラバースと名付けられたクルマは、セダンを再発明するとこうなるというコンセプトカーとして2000年のシカゴショーに出品されたことがある。そのコンセプトカーそのままではないが、SUVとミニバンをクロスオーバーさせた新感覚のモデルである。
正式にはまだ輸入・販売が始まっていないので、正確な諸元や装備についてのデータはないのだが、サイズ的にはかなり大きい。全長が5210mmと5mを超え、全幅は1990mmでほぼ2m、全高も1840mmもあるからだ。全長についてはキャデラック・エスカレードよりも長いのだから相当な大きさだ。車両重量が2tを軽く超えるのも言うまでもない。
ハマーH2、シボレーHHR、シボレー・タホ、キャデラック・エスカレードなどのラインナップを見ても、三井物産オートモーティブの目指す方向性が分かるだろう。
その三井物産オートモーティブが近く輸入を予定しているのがシボレー・トラバースだ。トラバースと名付けられたクルマは、セダンを再発明するとこうなるというコンセプトカーとして2000年のシカゴショーに出品されたことがある。そのコンセプトカーそのままではないが、SUVとミニバンをクロスオーバーさせた新感覚のモデルである。
正式にはまだ輸入・販売が始まっていないので、正確な諸元や装備についてのデータはないのだが、サイズ的にはかなり大きい。全長が5210mmと5mを超え、全幅は1990mmでほぼ2m、全高も1840mmもあるからだ。全長についてはキャデラック・エスカレードよりも長いのだから相当な大きさだ。車両重量が2tを軽く超えるのも言うまでもない。
シボレーらしい2段グリルを採用しながらも先進的なイメージでまとめられたフロント周り
どことなく無国籍なイメージもあるシボレー トラバースのリアビュー
インパネ周りはごくごく普通にセダン車ライクなまとまりをみせる
テネシー・スプリングヒルで造られる新世代CUV(クロスオーバービークル)
ボディサイドに貼られていたプレートを見たら、テネシー州のスプリングヒル工場製であることが記されていた。この工場はかつてサターン専用の工場として設置されたもので、その昔日本にもサターンが輸入されていた時代に何度か取材に行ったことがある。工場で働く人達がとてもフレンドリーに迎えてくれたことを覚えている。
外観デザインはフロント2段グリル+ボータイなどにシボレーらしさが表現されているが、このグリルデザインも新しく洗練されたものになった。エアロダイナミクスに配慮し、フラッシュサーフェス化を進めたボディは先進的なイメージも与えている。部分的にはアメリカ車らしい大味なところもあるが、堂々たるデザインである。インパネ回りのデザインもSUV感覚のものではなく、むしろセダンに近いイメージで作られている。
アメリカには7人乗り仕様と8人乗り仕様があり、試乗した8人乗り仕様は2〜3列目のシートが6:4の分割可倒式で、7人乗り仕様は2列目がキャプテンシートになって3列目が6:4の分割可倒式となる。いずれも背もたれを倒せばフラットなラゲッジスペースが作れる。フロントシートはもちろんのこと、後席のシートも大人がしっかり座れる広さが確保されている。3列目のシートにも大人が座れる広さがあるのはさすがにアメリカ車だ。
3列目のシートへの乗降性を容易にするスマートスライドシートが全車に装備されるほか、グレードによって後方超音波パーキングアシストやパワーリフトゲートなどが上級グレードの LTに装備される。3列シートをカバーするSRSサイドカーテンエアバッグを含む6個のエアバッグが全車に標準だ。
外観デザインはフロント2段グリル+ボータイなどにシボレーらしさが表現されているが、このグリルデザインも新しく洗練されたものになった。エアロダイナミクスに配慮し、フラッシュサーフェス化を進めたボディは先進的なイメージも与えている。部分的にはアメリカ車らしい大味なところもあるが、堂々たるデザインである。インパネ回りのデザインもSUV感覚のものではなく、むしろセダンに近いイメージで作られている。
アメリカには7人乗り仕様と8人乗り仕様があり、試乗した8人乗り仕様は2〜3列目のシートが6:4の分割可倒式で、7人乗り仕様は2列目がキャプテンシートになって3列目が6:4の分割可倒式となる。いずれも背もたれを倒せばフラットなラゲッジスペースが作れる。フロントシートはもちろんのこと、後席のシートも大人がしっかり座れる広さが確保されている。3列目のシートにも大人が座れる広さがあるのはさすがにアメリカ車だ。
3列目のシートへの乗降性を容易にするスマートスライドシートが全車に装備されるほか、グレードによって後方超音波パーキングアシストやパワーリフトゲートなどが上級グレードの LTに装備される。3列シートをカバーするSRSサイドカーテンエアバッグを含む6個のエアバッグが全車に標準だ。
モノコックボディを採用したシボレー トラバースは、一般的なアメリカンSUVのラダーフレーム車に比べ乗降性も良好。
3列目への乗降を容易にするスマートスライドシートを標準装備するセカンドシート。足元スペースの広大さが写真でも判るだろう。
さすがに全長5.2mだけあって3列目シートも大人が余裕で座れるスペースが与えられており、ミニバン的な用途にも十分耐えうる。
意外にも!?乗用車ライクな走りを実現
搭載エンジンはV型6気筒3600ccで可変バルブタイミング機構付き。210kW(285ps)/361N・mのパワー&トルクを発生するエンジンだから、2130kgに達する重量級のボディに対しても余裕十分といった感じ。中低速域のトルク感にも余裕があり、時速80kmのクルージングなら1400 回転ほどでこなす。6速ATとの組み合わせによってアメリカ車とは思えないような静かで快適なクルージングが可能だ。
アメリカのSUVにありがちなフレーム付きのボディを持つモデルではなく、乗用車感覚のモノコックボディで作られていることが、走りの良さにつながっていると思う。キャデラック・エスカレードとは違うスマートなクロスオーバーモデルとして、それなりに売れそうな感じを受けた。先に発売されたダッジ・JCと競合するモデルになりそうだ。
アメリカのSUVにありがちなフレーム付きのボディを持つモデルではなく、乗用車感覚のモノコックボディで作られていることが、走りの良さにつながっていると思う。キャデラック・エスカレードとは違うスマートなクロスオーバーモデルとして、それなりに売れそうな感じを受けた。先に発売されたダッジ・JCと競合するモデルになりそうだ。
3列目を起こした状態での後部スペース
2・3列目シートを倒した状態の広大なラゲッジスペース
横置き搭載のV6 直噴 3.6リッターガソリンエンジン
| 代表グレード | CHEVROLET TRAVERSE LE(シボレー トラバース LE)※北米仕様:4WD |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 5206x1991x1846mm |
| 車両重量[kg] | 2234kg |
| 総排気量[cc] | 3564cc |
| 最高出力[ps(kw)/rpm] | 285ps(210kW)/6300rpm |
| 最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 36.8kg-m(361N・m)/3600rpm |
| ミッション | 6速AT |
| 10・15モード燃費[km/l] | − |
| 定員[人] | 8人 |
| 税込価格[万円] | 未定 |
| 発売日 | 2009年夏頃 |
| レポート | 松下 宏 |
| 写真 | 森山 良雄 |
(レポート:松下 宏)
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