高級感にこだわる誕生55周年記念車パート2【トヨタ クラウン新車情報】 [CORISM]

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【トヨタ】2011/11/04

そろそろ、クラウンも・・・、フルモデルチェンジ?

トヨタ クラウン
 トヨタは、昨年12月より発売し、好評のをクラウン誕生55周年記念特別仕様車“Anniversary Edition”(アニバーサリーエディション)シリーズに、新たなシート色を設定(「ロイヤル」・「アスリート」シリーズ)し発売した。

 今回の特別仕様車“Anniversary Edition”シリーズは、本革シートにツートーンカラー(「ロイヤル」シリーズは、シェル×アイボリー、「アスリート」シリーズは、ダークブラウン×ブラック)を設定し、新たに採用したフレンチポプラ調の木目調パネルと組み合わせ、より魅力的な仕様としている。

 特別仕様車を設定する理由の多くは「売れていないから」。2010年度は、コンスタントに3000台/月レベルで販売されていたのだが、2011年度は調子が悪い。1000台を割り込む月も出ている。もちろん、震災の影響や経済状況の悪化によるものもある。通常、こういう場合は、廉価モデルのお買い得車を出して、販売台数増を狙うのだが、クラウンブランドの意地か、妙な価格訴求の特別仕様車ではないというのさすがだ。

 とはいえ、手放しでこの特別仕様車をオススメできない理由がある。このクラウンは、先代のプラットフォームを使い大幅に熟成。非常に完成度の高い1台だ。普通なら、十分にオススメできるクルマなのだが、次期が悪い。

 クラウンのフルモデルチェンジのサイクルは、おおよそ4年。このクラウンの登場は2008年2月。そうなると、来年がそろそろフルモデルチェンジの時期にあたる。

 円高や震災と、かなりのダメージを受けているトヨタなので、モデルサイクルを延長する可能性も否定できない。また、今のところ新型クラウンの情報が聞こえてこないからだ。

 だが、来年早々にプラットフォームを共用するであろう新型レクサスGSがデビューする。このモデルから、クラウンなどのFR車は順次、最新のプラットフォームへ変更されるだろう。

 この新型レクサスGSとのデビュー時期が微妙なので、来年早々にクラウンのフルモデルチェンジはないにせよ、新しいプラットフォームになった新型クラウンが近いうちに登場するのは確実だからだ。

 新しいモノ好きは、確実に待ちだが、クラウンは勝手損のないクルマであることには間違いない。例え買った後に新型クラウンが1年以内に発売されても、クラウンのリセールバリューは恐ろしく高値を維持しているので、5~6年程度乗るのではあれば、大きく損をすることもないだろう。

<トヨタ クラウン特別仕様車ロイヤルサルーンAnniversary Edition価格>

・2.5L 4,430,000円
・3.0L 4,800,000円

<トヨタ クラウン特別仕様車ロイヤルサルーン i-Four Anniversary Edition>

・2.5L 4,690,000円
・3.0L 5,030,000円

<トヨタ クラウン特別仕様車アスリートAnniversary Edition>

・2.5L 4,500,000円

<トヨタ クラウン特別仕様車アスリート i-Four Anniversary Edition>

・2.5L 4,720,000円

トヨタ クラウン

シート色:シェル。木目調パネル色:茶木目(オリーブウッド調)

トヨタ クラウン

ヘッドランプ&フロントフォグランプエクステンション[専用スモークグリーンメッキ加飾]

トヨタ クラウン

フロントグリル[専用スモークメッキ加飾]&フロントエンブレム[専用色ゴールド]


トヨタ クラウン

本革シート表皮[専用ボルドーステッチ付](前席ベンチレーション機能・前席ヒーター付)

トヨタ クラウン

ヘッドランプエクステンション[専用ブラック加飾]

トヨタ クラウン

リヤコンビネーションランプエクステンション[専用スモーク色]

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(レポート:CORISM編集部

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