世界初!スイッチひとつでルーフの濃淡が変わるとナニかが起きる? 【メルセデス・ベンツSLK新車情報】  [CORISM]

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【メルセデスベンツ】2011/05/22

安いのか?高いのか? エントリーモデルは525万円から!

 メルセデス・ベンツ日本は、2シータのオープンカーSLKを7年ぶりにフルモデルチェンジした。先にフルモデルチェンジしたCLSと同様に、エクステリアデザインは彫の深い造形をもつ。そういう意味で、デザインは最新のメルセデススタイルを色濃く反映したモデルともいる。
 そして、注目したいのが世界初となる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」だ。このルーフは、スイッチひとつでクリア状態から、ダークモードまでルーフの濃淡を選択できる機能だ。寒い冬は、さすがにルーフを開けることができない。そういう時には、クリア状態を選択。ルーフを閉めていても、明るく解放感抜群のドライブが楽しめるというワケだ。もちろん、暑いときはダークモードを選択。熱線を効果的に遮断するので、室内の温度も上昇しない。こんな手の込んだルーフでありながら、約20秒間で開閉できる。当然、ルーフという高い場所に重量物があると、重心高が上がり、スポーティな走りが難しくなる傾向にあるが、マグネシウム合金を使用するなどし軽量化。スポーティな走りを犠牲にしないのが特徴だ。
 また、エコに関してもこだわりをもつ。こちらも先に発表されたCLSに搭載された3.5リッターV6直噴エンジンが用意されている。この新エンジンは、低燃費効果をもたらすリーンバーンを可能にしたり、アイドリングストップ機能も用意され、ストップ&ゴーの多い日本でも低燃費が期待できる。3.5リッターエンジンは、306馬力を発揮する。
 さらに、エントリーモデルには、1.8リッター直噴直4ターボエンジンを搭載。1.8リッターながら、184馬力を発生。最高速度は237km/hに到達するという。空気抵抗を表すCd値を3.0と減らしていることも貢献しており、空気抵抗の減少は高速走行時の燃費向上にも効果がある。
 ラインアップは1.8リッターエンジンを搭載したSLK200スポーツ(525万円)、豪華装備のSLK200(580万円)の2タイプ。3.5リッターエンジン搭載のSLK350(770万円)の1タイプ。合計3タイプが用意される。
 

メルセデス・ベンツSLK

メルセデス・ベンツSLK

 アルミやメタルを使いハイコントラストなインパネ。クルー&スポーティな印象。ライト点灯時には、センターコンソールやドアトリムにLEDのアンビエントライトが赤く浮かび上がり、夜間走行時に独特な雰囲気を楽しめる

メルセデス・ベンツSLK

 ダーク状態のマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ。外からインテリアが見えないほど濃い。問題は、商品名が異常に長いくらい

メルセデス・ベンツSLK

 クリア状態のマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ。爽快感は抜群だ

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(レポート:CORISM編集部

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