フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは18日、「アバルト695 トリビュートフェラーリ」を2011年内に日本国内で販売することを決定したと発表した。11月1日から全国アバルト正規販売店で予約受付を開始する。
　アバルト695 トリビュートフェラーリは、アバルト500をベースとした、アバルトとフェラーリとのコラボレーションモデルで、昨年9月のフランクフルト・モーターショーで発表。1.4リッター直4ターボ「T‐ジェット」エンジンは180ps以上を発生し、0-100km/h加速7秒以下、最高時速225kmを誇る。ボディは「スクーデリア・レッド」に2本のストライプが入り、専用17インチ・アルミホイールもフェラーリにインスパイアされたデザインと、まさにフェラーリ仕様のアバルト500だ。このほか、マニエッティマレリ製キセノンヘッドライトやカーボン製ドアミラーカバーを装備し、デュアルモードエクゾーストシステム「レコルド・モンツァ」は3000rpm以上で音色が変わるという。
　日本国内向けの仕様や発売開始時期、価格、販売台数などについては現在のところ未定だという。