BMWは29日、スウェーデンの自動車メーカー「サーブ」に2012年にもガソリン・エンジンを供給すると発表した。
　供給するのは4気筒エンジンで、BMWグループの英国ハムズホール・エンジン工場で生産。アイドリングストップ機能など最新の燃費削減技術を搭載し、サーブの新型モデル・シリーズに採用されるという。供給数や供給にともなう金額などについては発表していない。
　サーブは2000年からゼネラル・モーターズの完全子会社であったが、業績悪化から昨年経営破綻。今年2月にオランダのスパイカー・カーズが買収し、サーブ・スパイカー・オートモービルズとして再出発している。