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ちょっと気が早いけど・・・2012年型 次世代プラグイン プリウスを予想する![国沢光宏 コラム]

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【ビジネス・経済】2010/09/19
こちらは「現行型」2010年式 トヨタ プラグイン プリウス(3代目プリウスベース)

2012年、4代目プリウスの15万円高でプラグインハイブリッド車が買える!?

トヨタ プラグイン プリウス(3代目プリウスベース) 充電(プラグイン)の様子
充電(プラグイン)の様子
 どうやら次期型プリウスのプラグイン・ハイブリッドは、15万円高くらいの価格設定を考えているらしい。こいつが実現したら、現時点で考えられている全てのパワーユニットの中じゃ最も優れたコストパフォーマンスと実用性を持つと考えていい。以下、具体的に考察してみよう。
 ここにきてトヨタは電気自動車の将来性に気づいたらしい。積極的なコメントを続々出している。最も驚くべきが、間もなく発売するプラグイン・ハイブリッドの価格を3~4千ドル高にする、と前置きした上で「次期型のプラグインは、普通のプリウスと大差のない価格設定にする」。
 つまり間もなく発売する最初の量販モデルで30万円高くらいに抑えるのだという。2012年の次期型はさらに安くする、というのだから、上を見て15万円高か? 実際、プラグイン・ハイブリッドの将来性に暗雲がたれ込め始めていた。予想以上に日産リーフの価格が安かったからだ。

EV(電気自動車)が安くなるいっぽうで、プラグインハイブリッドのバリュー度が下がる

2010年12月に市販化される日産の量販電気自動車「リーフ」[プロトタイプ]
2010年12月に市販化される日産の量販電気自動車「リーフ」[プロトタイプ]
 考えて欲しい。補助金使うと299万円になる日産リーフはナビまで標準装備する。普通のプリウスだと250万円くらいの装備内容。両車を購入して10万km走ったら、エネルギーコストはプリウス65万円。リーフ10万円。驚いたこと総合金額でリーフの方が安くなってしまう。こらもう普通のプリウスでさえ危うい。
 プラグイン・ハイブリッドを買うような人は基本的にECO意識強い。私も長いことプラグインのプリウスを買おうと考えていた。しかし電気自動車が安価になれば、プリウスよりさらに高価なプラグイン・ハイブリッドより魅力大。プリウスと比べた時の商品力も難しいと予想された。
 短い距離のみエネルギーコストの低い電気で走れるメリットを持っているが、10万km走って30万円くらいしか節約できない。仮に普通のプリウスより車両価格にして30万円高かったとしたら、もはや存在する意味無し。
 かといって現行プリウスの4倍のバッテリーを必要とするため、バッテリー代だけで軽く30万円以上するだろうと言われていたのだった。

電気自動車の未来、キーワードは「2012年」

こちらは今も大人気の現行型プリウス(ハイブリッド車)
こちらは、今も大人気の現行型プリウス(ハイブリッド車)
 さて。文頭のコメントは初代プリウスのチーフエンジニアだった内山田副社長のもの。ウソは付くまい。バッテリーのコストダウンにメドが付いたのか?
 15万円高でプラグインハイブリッドを販売できるのなら、もはや圧倒的に優位となる。ガソリンコストと電気代の差で15万円の車両価格など十分ペイ出来るし、何より環境にやさしい。電気自動車に傾きかけた私のココロも再度プラグインハイブリッドに流れるだろう。
 その他、電気自動車に関してのコメントも急増してきた。共通するのが「2012年」。文中に書いた通り、リチウムイオンバッテリーの低コスト化が出来たんだと予想します。日産に加えトヨタもいよいよ本格参入か? 来年の東京モーターショーは大電気自動車博覧会になるかもしれません。

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(レポート:国沢 光宏

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