トヨタ オーリス新車情報・購入ガイド ちょっとシックで、大人なオーリス特別仕様車。さらに、お買い得感あり! [CORISM]

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【トヨタ】2014/05/18

ネッツ店10周年を祝う特別仕様車。めずらしくお買い得感あり?

トヨタ オーリス特別仕様車150X“Blackish Lounge”(ブラキッシュ ラウンジ)
 トヨタ は、新ネッツ店誕生10周年を記念し、オーリス 特別仕様車150X“Blackish Lounge”(ブラキッシュ ラウンジ)の発売を開始した。

 トヨタ車は、その車種の多さから販売店も多チャンネル化されている。ネッツ店は、まずは旧オート店がネッツ店へ変更。現在のネッツ店のラインアップのように、コンパクトカー 中心の取り扱い車種となり、初代ヴィッツ がその象徴ともいえる車種として投入された。また、その少し前には、走りを重視したアルテッツアも投入された。現在も86 なども扱っており、他のチャンネルと比べると比較的若年層の顧客が多いのが特徴でもある。

 その後、いまひとつパッとしなかった取扱い車種が多かったビスタ店を統合。ビスタ店専売車種の多くは、統合と同時に生産中止となった。

 そんなネッツ店10周年を記念し登場したオーリス150XBlackish Lounge”(ブラキッシュ ラウンジ)は、実質のエントリーグレードに当たるオーリス150Xをベースに、より上質な室内空間を演出する仕様とした。

 ブラキッシュラウンジという特別仕様車名から分かるように、インテリアに力が入ったモデル。シート表皮やインストルメントパネルなどに、オレンジステッチをアクセントとした本革を採用。オーディオクラスターなどには、艶やかで深みのあるピアノブラック塗装を施したうえ、ステアリングホイール、シフトノブなどに、ダークシルバー加飾を採用した。また、3眼コンビネーションメーターやスイッチ類の随所に、クリアブルーイルミネーションを配している。まさに、ラウンジと呼ぶにふさわしい高級感あふれる空間に仕上がっている。

 エクステリアは、16インチアルミホイール、メッキドアベルトモールディング&ブラック塗装センターピラーを採用。光モノのメッキを使っていることから、ダーク系のボディカラーと相性が良さそうだ。外板色には、特別設定色ブラッキッシュレッドマイカを含む全5色を設定した。

 このトヨタ オーリス ブラキッシュラウンジの価格は1,964,618円。ベースのオーリス150Xが1,841,143円なので、約12万円の価格アップとなっている。トヨタは、ちょっとした特別仕様車でも、しっかりと価格アップして、お買い得といえるモデルが少ない。しかし、このモデルは装備差がかなりあるので、トヨタの特別仕様車にしては、10周年ということもあるのか、お買い得感のある仕様となっている。諸手を上げてとにかく安い! とはいえないが、買い得感は十分だ。少し落ち着いた雰囲気のハッチバックモデルが欲しいと思っている顧客に向く。

 オーリスの場合、1.5Lと1.8Lではリヤサスの形状が違い、走行性能では当然1.8Lが上質で高い走行性能をもつ。走行性能というより、豪華さ重視なら150Xブラキッシュラウンジが良いだろう。ただ、走行性能を求めると1.8L車になるので、2,118,857円の180Gがよい。

 しかし、このグレードは、なかなか高価。同じCセグメントで、低燃費と高い走行性のを誇るフォルクスワーゲン ゴルフ トレンドラインが2,587,000円で買える。随分価格が違うと思うかもしれないが、オーリス180Gの装備はゴルフより簡素で、アルミホイールやレザー巻きステアリング、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどなどの装備がないのだ。これらを装備するとゴルフとの差は非常に少なくなる。また、ゴルフも良いことばかりではなく、カタログ値の燃費性能はオーリスより優れているものの、燃料がハイオク仕様になるため、燃料費というところではイーブンというイメージだ。こういった状況を比較評価してオーリスを選ぶといいだろう。

■トヨタ オーリス特別仕様車 150X“Blackish Lounge”(1.5L) 2WD 1,964,618円
                                4WD 2,159,018円

トヨタ オーリス特別仕様車150X“Blackish Lounge”(ブラキッシュ ラウンジ)

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(レポート:CORISM編集部

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