上海モーターショーで、ついに新型BMW Concept M5がデビューした。上海モーターショーでのデビューは、4ドアセダンを好む中国の富裕層に対するメッセージでもあるのだろう。
　搭載されるエンジンは、前モデルの自然吸気エンジンから、V8ツインターボエンジンが新しく搭載される。パワー＆トルクなどの詳細はないものの、X6Mと同等と考えるのならば555ps、680Nm以上をアウトプットすると予想できる。
　この大パワーは、7速のツインクラッチ式ミッションを経て後輪に伝えられる。また、車両を安定させるアクティブMディファレンシャルも搭載され、最高レベルの車両安定性能を手に入れたという。
　スポーツカーとはいえ、CO2排出量低減は自動車ーカーとして無視できない現実だ。このBMW Concept M5も、アイドリングストップ機能を装着することで25％以上の燃費改善が行われた。