危険な左ハンドル車! 8つの危険が潜む 危険な理由、その1〜4 [CORISM]

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2011/08/04

左ハンドル車の存在理由は?

 最近の輸入車は右ハンドル車が売れ筋だが、意外に左ハンドル車も多く用意されている。ジャガーはイギリス車でありながら、大半の車種で左ハンドル仕様を選べる。メルセデスベンツも高価格車を中心に両方が用意され、Gクラスのように左ハンドル仕様しか選べない車種もある。

 どちらを選ぶかはユーザーの自由だが、左ハンドル車を運転すると危険を感じることが多い。そこで「どのような場面で左ハンドル車が危険なのか」を具体的に考えてみたい。

 もちろん読者諸兄の中には、「俺は長年にわたって左ハンドル車に乗っているが、事故は1度も起こしていない。逆にメリットもある」という方もおられるだろう。左ハンドル車のベテランとして、ご意見を賜われれば幸いです。

<危険な理由、その1>右折が危ない!

フォード・エクスプローラー

 大きなボディの左ハンドル車は、運転するのに気を使う

■大きな交差点の右折が危険

 都市部の大きな交差点には右折車線がある。右折は、対向車線の流れが切れたところを見計らって行う。
 ただし交通量の多い交差点で右折車線の先頭に位置すると、自車の前に、対向車線から右折しようとしている車両が停車していることが多い。右折するクルマ同士が、互いに向き合っている状態だ。
 この時、左ハンドル車だと、目の前の対向する右折車が邪魔をして、対向車線の状況が分かりにくい。右ハンドル車なら、少し右方向に進めば対向車線が視野に入るが、左ハンドル車では非常に見にくい。
 特に怖いのが、自車から見て、交差点の先が左カーブになっている時だ。対向車線の大半が、目の前の右折車によって死角に入ってしまう。
 大きな交差点なら、しばらく待っていれば、右折用の矢印信号が表示される。この時になって右折を開始すれば良いともいえるが、自車が右折車線の先頭に位置すると、意外にプレッシャーを感じてしまう。後続車に「早く曲がらんかいっ」と、せっ突かれている気分になる。ユーザーによっては無理をしがちで、危険が生じるわけだ。

<危険な理由、その2>住宅街の狭い道が危ない!

■裏道の小さな左折が危険

 危険なのは右折だけでなく、左折にも当てはまる。住宅街の裏道などに多い小さな交差点だ。信号はなく、一時停止の標識に従う。

 危険を感じるのは、左折しようとした交差点の左側に、高い塀がある時。左ハンドル車だと、塀が邪魔をして、曲がった先の様子がまったく分からない。右ハンドル車であれば、塀との距離が少し離れるから、ある程度は見通しが利く。

<危険な理由、その3>広い車線に出る時が危ない!

ルノー メガーヌ RS

 マニアックなフランス車は、左ハンドル車が人気

■枝道から広い車線に出る時が危険

 枝道から広い車線に出る時、右ハンドル車であれば、左側の車線を走ってくる車両や自転車は良く見える。

 しかし左ハンドル車だと、右を見た視線の先にはドアやピラー(ルーフを支える柱)があり、死角も広い。つまり左ハンドル車では、右折、左折の両方で危険を伴う。

 さらにいえば、信号のない交差点における直進でも、枝道から広い車線に出る時と同じ理由に基づき、右側から接近してくる車両などが分かりにくい。

<危険な理由、その4>左カーブが危ない!

■峠道などの左カーブが危険

 左側の車線を通行する日本では、左回りのカーブで見通しが利きにくい。

 特に峠道で左側が切り立った崖になっていると、カーブの先がさらに見えにくくなる。

 この時、右ハンドル車なら多少は先が見えても、左ハンドル車だと、曲がった先がほとんど隠れてしまう。裏道の小さな左折と同様の危険が、コーナリング時にも生じるわけだ。

★危険な理由、その5〜8は次回にご期待ください!

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