【日産リーフのある生活、長期レポート】  リーフって面白い! [CORISM]

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2011/07/30

ビーナスラインの終点、武石峠にて。下り坂までもう少し......が、遠い。走行可能距離は僅か9km。

リーフの欠点は、、、

日産 リーフ 電気自動車 ビーナスライン 電費

バッテリーが満充電でなくても航続可能距離が200kmを表示。

 リーフの一番の短所は航続距離の短さです。条件にもよりますが100km以内が安全な航続距離、つまり半径50km以内が運転可能範囲と考えた方がいいです。運転中は常に航続可能距離と睨めっこです。どのようなアルゴリズムかは分かりませんが、チョットした変化に対して敏感に航続可能距離が変化します。減ったと思えば急に増えたりガソリン車より航続可能距離の変化の度合いが大きいです。
 ナビゲーションの画面に電力消費計を表示させると、モーターと消費或いは充電、エアコン及び電装品の消費をリアルタイムで見る事が出来ます。ライトオンでもLEDを採用しているため消費はそれ程多くありません。
 

「頑張れ、リーフ!」 気分はスポーツ観戦

日産 リーフ 電気自動車 電力消費計

電力消費計。航続可能距離に乗員の目は釘付け。ドライバーはモーターの電力消費計を見ながらアクセルの踏み加減を微調整。

 人を乗せて走るときは,この電力消費計画面を表示するのがお勧めです。走っているときは全員がこの画面を注視します。「あ、減った!」、「増えてきた」と誰ともなくつぶやきます。登り坂になると急激に航続可能距離が減るため、バッテリー残量が充分にあっても「大丈夫?、家まで帰れる?」などと不安な声が漏れます。

一方、下り坂になると「あ、増えた、増えた」と皆で喜びあいます。80代の母を同乗させた時も同じ反応でした。まるでスポーツ観戦しているかのような、全員で一体感を持てるのがリーフの面白い点です。目的地にゴールした時は、マラソンで金メダルを取ったような気分です。心配すればするほど、自宅に帰れた時の喜びは大きいです。「良かった帰れたね。まだ走れるね」

チャレンジ!  リーフに乗って冒険旅行に出かけよう

日産 リーフ 電気自動車 到達予想エリア

現在の電費から到達予想エリアを表示出来ます。同時に充電ステーションも表示。遠くに行きたくなります。

 リーフに乗り慣れてくると感覚的に走れる距離が分かってきます。普段走っている場所では、航続可能距離にあまり気を使わなくなりガソリン車と同様に気楽に運転出来るようになります。そうすると何処までリーフで行けるか、未知の領域に踏み込みたくなる気持ちが出てきます。

 目的地を決めると、そこから冒険が始まります。どのような経路で行こうか? 道の勾配は? 途中で充電ステーションはあるの? 充電ステーションの営業日、営業時間は? 天候は?、雨は降らないの?(ワイパーの使用) ヘッドライトの点灯が必要なの? などなど、走る前からワクワクしてきます。そして冒険旅行から帰ってくるとリーフが更に近い存在と感じるようになります。そして次の休日の目的地を何処にしようか楽しい時間が始まります。

 リーフって、本当に面白い。

コメント

武石峠の写真はなかなか凄いものがありますね。
私もこの峠は別の車で何度となく走り回っていますので状況は分かっていますが、
さすがにこれは道程を理解していても峠の看板を見るまで心臓に悪いです。^^;
丸山様もご自身でお書きになっていますが、
しばらく乗りまわさないとこの画像のような写真は撮れないはず。
それを短期間で理解されてしまうとはやはりさすがです。

by こなリーフ
2011/08/03 12:51