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公道最速No.1の座はランエボ・インプ?それとも・・・!?[国沢 光宏 コラム]

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【生活・文化】2011/01/28

GT-Rやブガッティヴェイロンも公道じゃ本領発揮出来ず

ブガッティ・ヴェイロン 16.4 エクステリア 画像
ブガッティ・ヴェイロン 16.4
 公道で一番速いクルマは何だろう? こう書くと日産GT-Rや、400km/h以上の最高速を誇るブガッティ・ヴェイロンなどイメージするかもしれない。限られた道路状況なら、GT-Rやヴェイロンよりレーシングカーの方が速いと思う。しかし公道となると厳しくなってしまう。ただヴェイロンを狭い峠道に持ち込もうモノなら、ボディがデカ過ぎて曲がりきれないコーナーだって出てくるに違いない。GT-Rだって荒れた道だとフルに性能を発揮できない。100m競争の金メダリストもマラソンに出たら勝てないです。突出した性能を追求したら、総合能力は犠牲になる。

 さて。現時点で公道最速のクルマといえば、三菱ランサーエボリューション&スバル・インプレッサに他ならない。だからこそ公道を使うWRCの『グループN』(限りなく市販車に近いクラス)クラスは、ずっとこの2車種しか勝っておらず。冷静になって考えれると凄いことです。
日産 GT-R 2011年モデル 走り 画像
日産 GT-R
三菱 ランサーエボリューションX(テン) エクステリア 画像
三菱 ランサーエボリューションX(テン)
スバル インプレッサ WRX STI(4ドア) 外観 画像
スバル インプレッサ WRX STI(4ドア)

ランエボやインプSTIに待ったを掛ける意外な1台 「ルノー メガーヌ R.S.(ルノースポール)」

ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール) 走り 外観 画像
ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール)
ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール) インテリア レカロシート 画像
 しかし! 長年続いた2車種の独占に「待った!」を掛けようというメーカーが出てきた。最近イケイケのルノーだ。何と『メガーヌ・ルノースポール』ベースのグループNを、今年からラリーで走らせるという。確かにこのクルマ、ランエボやインプレッサと並ぶスペックを持つ。
 ランエボやインプレッサと同じボディに、2リッター250馬力のターボエンジンを搭載。豪華装備の市販モデルこそ車重1430kgと軽くないものの、FFなので競技車両は4WDのランエボやインプレッサより大幅に軽く仕上がるそうな。ターマック(舗装)ラリーなら手強い存在。
 というかルノーが出るという決断をしたのだから、おそらく勝てるパフォーマンスを持っているのだろう。もちろんFFなのでグラベル(砂利)やスノーラリーは厳しい。それでもグループNクラスで日本勢より速かったなら、良いPRになる。ここでも日本の元気の弱さを感じます。

 興味深いことにメガーヌのルノースポール、日本仕様を見ると相当魅力的だったりして。前述通り絶対的なパフォーマンスでランエボとインプレッサに肉薄するのだけれど、それ以上に装備と価格が素晴らしい。クルマ好きなら一発で「惚れてしまうやんか!」という内容である。
 エクステリアは写真を見ていただければ説明不要かと。オーバーフェンダーがっつり!ブレンボのブ レーキやエアロパーツ類もカッコ良い。ドア開ければレカロのシートがど~ん! 走っても良し! なるほどランエボやインプレッサをやっつけようと言うクルマだけに楽しいです。
 ヘッドライトだってバイキセノン(ロービームだけでなくハイビームもHID)。これで385万円なんだから嬉しい。
ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール) 外観 画像
ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール) リアビュー 画像
ルノー 新型 メガーヌ R.S.(ルノースポール) 室内 画像
メガーヌ R.S.ほか、フランス ルノースポールの精鋭軍団 勢ぞろい 画像
ルノースポールはルノーのモータースポーツ部門。フォーミュラカーなども担当する精鋭部隊だ。メガーヌ R.S.は左側下から2番目。
ちなみに左下のメガーヌ トロフィーは、見た目にはメガーヌR.S.だが、中身は日産の3.5リッターV6エンジンをミッドシップに搭載したモンスターマシン! 往年のルノー5ターボを思い出す人もいるのでは。F1の前座レースで走る純レーシングカーだ。

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(レポート:国沢 光宏

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