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トヨタ プリウス新車情報・購入ガイド
やはり、安全装備は大切!? やや買い得感のある特別仕様S“Safety Plus”登場!

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【トヨタ】2016/09/01

今、日本で一番売れているプリウス。人気の秘密は?

特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
 トヨタは、ハイブリッドカーのプリウスに特別仕様車 S“Safety Plus”を設定し発売を開始した。

 トヨタ プリウスは、2015年12月にデビューした。ほとんど売れない一部の特殊なモデルだけだが、世界トップレベルの40.8㎞/Lという驚異的な燃費値を達成した。一般的な売れ筋グレードは37.2㎞/Lとなっている。

 新型プリウスの型式から50プリウスと呼ばれている。先代プリウスは30プリウスと呼ばれていたので40はどこに? という話になるのだが、プリウスαが40に当る。

 そんな新型プリウスは、大ヒットモデルとなった30プリウスの人気引き継ぎ、大ヒットモデルとなった。2016年1~6月の販売台数は約14万台で、車種別の販売台数で1位。2位のアクアが約9万台なので、圧倒的な差をつけての1位ということになる。

 これだけ売れているのは、燃費だけでなく、トヨタの新プラットフォームTNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャー)の採用による運動性能の向上。そして、個性的なデザイン、歩行者検知式自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタ セーフティセンスP」が用意されたことなどがあげられる。

 デビュー直後は、かなり長い納期待ちになっていたが、最近ではようやく落ち着いてきたようだ。
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”

歩行者検知式自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタ セーフティセンスP」などを標準装備化した特別仕様車S“Safety Plus”

特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
 今回の特別仕様車S“Safety Plus”は、「S」グレードをベースに、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティセンスP」や、インテリジェントクリアランスソナー、シンプルインテリジェントパーキングアシスト、カラーヘッドアップディスプレイ、LEDフロントフォグランプ、などを安全装備を充実させている。さらに、ナビレディセットを装備した。

 この特別仕様車S“Safety Plus”の価格は2,693,520円となっている。ベースのSグレードが2,479,091円なので、約21万円高となった。トヨタ セーフティセンスPが86,400円、LEDフロントフォグランプが21,600円、ナビレディセットが32,400円なので、これで約14万円。その他の装備が約7万円で装備できるということになる。まぁ、ややお買い得といえる価格設定だ。上級グレードの「A」に近い仕様になっている。Aグレードの価格は、オプションのナビレディセット約281万円となり、特別仕様S“Safety Plus”との価格差は約12万円となる。

 つまり、特別仕様車S“Safety Plus”は、1グレード上のAにかなり近い装備としながら、価格は約12万円安いという価格設定となっている。ただし、AとSでは決定的な違いがある。Aには高価で高性能なリチウムイオンバッテリーが使われているのに対して、Sは従来のニッケルバッテリーとなっている。実際の走りでは、燃費の同じ37.2㎞/Lなので大きな差は無い。
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”

安全装備は普及させてこそ意味がある! 業界のリーダー、トヨタに期待! トヨタ セーフティセンスPの早期全車標準装備化を望みたい

特別仕様トヨタ プリウスS“Safety Plus”
 プリウスのSグレードには、トヨタ セーフティセンスPがオプション設定となっている。数十万円もするような高額な装備であるなら、多少理解できるが、わずか86,400円のオプションだ。トヨタは、安全に関して「交通死亡事故ゼロを目指す」としているが、そうした思想とはまったく逆の設定となっているのが残念だ。

 同じプリウスを買っても、安全性能は大きく異なるクルマになっているので、顧客側としては、単に安いからといってSグレード系を買うのは避けた方がよい。買うならこの特別仕様車S“Safety Plus”より上のグレードか、Sグレード系でもオプションでトヨタセーフティセンスPを必ず選択したい。そうした視点からみると、高い安全性能と利便性を兼ね備えた特別仕様車S“Safety Plus”はお勧めグレードといえる。

 本来ならば、メーカーが率先してこうした安全装備を標準装備化し、標準装備化することでさらなるコストダウンを図るべきだ。こうしたより高い安全装備を装着したクルマが増えなければ「交通死亡ゼロ」を実現するのは、さらに難しくなる。

 安全装備は、普及させてこそ意味がある。クルマは、とても楽しい乗り物だが、どんなドライバーもいつ凶器にするか分からないものだ。自動車メーカーは、そうした商品を売っているのだから、こうした装備があるのなら、積極的に標準装備化していき社会的責任を果たすべきでもある。とくに、トヨタのような業界のリーダーこそ、率先して普及を促進してほしいものだ。

トヨタ プリウス 特別仕様車 S“Safety Plus”価格

■トヨタ プリウス 特別仕様車 S“Safety Plus”価格:2WD 2,693,520円/E-Four(電気式四輪駆動) 2,887,920円

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(レポート:CORISM編集部

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