ベントレー、「コンチネンタルGT」を7年ぶりに全面改良 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【ベントレー】2011/02/22

「スーパーフォーミング」による美しく彫刻的なボディ

ベントレー コンチネンタルGT リヤビュー
 ベントレー・モーターズ・ジャパンは2月21日、高級クーペ「ベントレー・コンチネンタルGT」を7年ぶりに全面改良し、発売すると発表した。すでに受注受付は昨年12月から開始しており、今年6月からデリバリーを開始する。
 新型コンチネンタルGTは、2003年にデビューした先代のイメージを受け継ぎつつ、一枚のアルミニウムパネルを摂氏500度に加熱して空気圧で成形する最新加工技術「スーパーフォーミング」により実現した、美しい彫刻的な造形のボディが特長。フロントフェンダーからトランクリッドにかけての彫刻的なボディとシャープなラインを目を引く。また、アンダーボディの徹底改良により、Cd値は0.33Cdに低減。このほかベントレー伝統の4灯のヘッドランプは、LEDのデイタイムランニングライトを備え、宝飾品のような雰囲気を醸し出している。
 インテリアでは、インパネとダッシュボードはベントレーの翼のデザインをモチーフにデザイン。インパネは上質なソフトタッチレザーハイドで仕上げられ、大胆に湾曲したダッシュボードでよりスタイリッシュさと現代性を演出する。またナビゲーションシステムは、グーグルマップにも対応する最新のタッチスクリーン式を採用する。
 搭載するエンジンは、6リッター12気筒ツインターボエンジンで、最高出力は575psは、最大トルクは700N・mと、それぞれ15ps、50N・m向上。ミッションはダブルシフトダウンが可能な6速ATを採用する。最高速度は先代と同じ318km/hだが、0-100km/h加速は0.2秒短縮の4.6秒を誇る。また駆動方式は先代同様4WDだが、前後のトルク配分は先代が50:50に対し、40:60となっている。
 価格は2415万円[消費税込み]。
ベントレー コンチネンタルGT フロント
ベントレー コンチネンタルGT リヤ
ベントレー コンチネンタルGT ヘッドライト


ベントレー コンチネンタルGT インパネ
ベントレー コンチネンタルGT シート
ベントレー コンチネンタルGT シート俯瞰

ベントレー コンチネンタルGT 走り

車名 ベントレー コンチネンタルGT
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4806×1944×1404mm
車両重量[kg] 2320kg
総排気量[cc] 5998cc
最高出力[ps(kW)/rpm] 575ps(423kW)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 71.4kg-m(700N・m)/1700rpm
トランスミッション 6速AT
10・15モード燃費[km/L] ---
定員[人] 4人
消費税込価格[万円] 2415.0万円
発表日 2011/02/21

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】